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東根北ICからすぐ、源泉2本を贅沢掛け流し!山形県の穴場日帰り温泉「海老鶴温泉」

泉よしか女子目線温泉ライター

温泉ライターの泉よしかです。

実は温泉が豊富な山形県。県の中央部に位置する西村山郡は、周辺を東根市、寒河江市、天童市といった温泉が豊富な市町村に囲まれていますが、実はそれら周辺市町村の有名温泉地に負けない穴場のいい温泉があるんです

今回はその、知る人ぞ知る名湯、海老鶴(えびづる)温泉を紹介します!

辨慶号が目印、「海老鶴温泉」

東北中央自動車道の東根北インターチェンジから近い「海老鶴温泉」ですが、最上川の河川敷にある堤の途中で側道に入る必要があります。目印になるのは汽車を模した建物の一部で、「辨慶号」と書かれています。

辨慶号が目印
辨慶号が目印

駐車場は広々として、停まっている車のナンバーは地元ナンバーがほとんど。地元客にとても愛されている温泉なのです。

2種類の温泉浴槽がある「海老鶴温泉」

海老鶴温泉の外観
海老鶴温泉の外観

それでは中に入ってみましょう。

館内では明るい女将さんが出迎えてくれます。以前は宿泊も行っていましたが、2024年3月現在は日帰り温泉のみ。いずれは宿泊も再開したいというお話でした。

浴室には浴槽が二つ並んでいます。ぬるめの1号源泉とあつめの2号源泉です。まぜることなく別々の浴槽になっているので、それぞれの違いが楽しめるとともに、熱いのが苦手な人でもぬるい方に入れるので心配いりません。

壁に向かって左がぬるめの1号泉、右があつめの2号泉
壁に向かって左がぬるめの1号泉、右があつめの2号泉

といっても、ぬるめの1号源泉でも44度ぐらいなので、ぬるいというよりは、熱すぎないといった方がいいかもしれません。

いずれも薄黄色のお湯で、2号源泉の方が少し色が濃いです。
1号源泉には黒い湯の花が多く、2号源泉の方がすべすべする手触りが強いです。でも2号源泉に入った後に1号源泉に入ると、こちらも最初よりもすべすべと感じられるから不思議。

湯上がりの肌はつるんつるんになります。

2号源泉は飲泉も可

また2号源泉は飲泉所で飲むこともできます。飲めば体の中からも温泉のパワーが貰えそうですね。
飲泉所には募金用の瓶が置いてあります。ぜひご協力をお願いします。

知る人ぞ知る「海老鶴温泉」。お湯もいいし女将さんのお人柄もいいし、立ち寄るとちょっと幸せな気持ちになるスポットです。
朝6時と早くから営業していますが、注意点としては12時から14時は清掃時間なので利用ができないところがあげられます。

海老鶴温泉
住所:山形県西村山郡河北町谷地海老鶴164
電話番号:070-6471-5151
営業時間:6:00~12:00、14:00~22:00
入浴料:大人400円、小人100円、幼児50円
公式サイト:海老鶴温泉(外部リンク)

女子目線温泉ライター

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