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【秋田県横手市】十文字駅を探索してみた。

じゃんご秋田ブロガー(大仙市・横手市)

高校時代、電車通学をしていた筆者ですが、卒業以降は電車や駅を利用する機会がほとんどなくなりました。そういえば、当時使っていた駅って、今どうなっているのだろう?

ということで本日は、秋田県横手市にある十文字駅に来ました。この駅は筆者にとって「馴染み深い」というより、友人が横手市に住んでいたので、遊びに行く際、よく利用していた駅です。

あの頃は"駅を愉しむ"という大人の余裕なんてありませんでした。大人になった筆者の目には、どのように映るのでしょうか。

駅の入り口付近には、秋田県横手市出身の漫画家・矢口高雄先生の作品『釣りキチ三平』の顔出しパネルが展示してありました。魚の頭部に顔ハメ...なかなか良いセンス...なのか?

それにしても絵のタッチが繊細です。

さらに駅の入り口付近には、新聞販売機が設置してありました。ねんきのある佇まいをしていますが、現役で稼働していました。もちろん、その日の新聞がセットされています。今ではなかなか見ることのできない、レトロチックな一面が十文字駅にはありました。

横手市十文字エリアは、ラーメンとさくらんぼが有名です。中でも十文字ラーメンは、横手市を代表するソウルフードと言っても過言ではありません。十文字エリアにはこのラーメンを提供しているラーメン店が数件存在しています。このメディアでは、即席で作れる十文字ラーメンを紹介したこともあります。

十文字駅入り口。入ると右手に窓口がありました(有人でした)
十文字駅入り口。入ると右手に窓口がありました(有人でした)

待合室
待合室

待合室には椅子席と、窓際にカウンタースペースがあります。晴れていると光が差し込み、すがすがしい空間に。また、窓からは十文字の街並みを見渡すことができ、春夏秋冬違った景色を楽しめるのも、ここならではの愉しみ方なのでは。

待合室には自動販売機もありました
待合室には自動販売機もありました

カウンタースペース
カウンタースペース

カウンタースペースからの景色
カウンタースペースからの景色

かつては待合室の一角に、「キッチン伯養」という、うどん・そば等を提供するお店や、キヨスクがあったようです。その頃はきっと、にぎわっていたんだろうな...。そんな物思いにふけながら、ノスタルジックな十文字駅をあとにする筆者なのでした。

ほかの駅も気になります。

秋田ブロガー(大仙市・横手市)

秋田県美郷町在住のブロガーです。フリーライターとしても活動しています。「じゃんごブログ」運営、秋田県広報広聴課公式note「あきたびじょんBreak」公式ライターなど。

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