興梠慎三が貴重なアウェイゴール 浦和レッズがACL決勝第一戦を引き分ける
AFCチャンピオンズリーグ決勝に挑む、浦和レッズはサウジアラビアのキング・ファハド国際スタジアムに乗り込んで、決勝第1戦のアルヒラル戦に臨んだ。
アルヒラルの青一色に染まる圧倒的な雰囲気のスタジアムで試合開始早々の13分に失点を喫する厳しい展開となるが、失点後は落ち着いてゲームを進めて前半は0-1で折り返した。
後半に入り、アウェイの地に700人近くが駆け付けたレッズサポーターの声援が徐々に大きくなると、52分に、大久保智明が出したスルーパスが、相手ディフェンダーに当たり、そのボールが直接左ポストに当たってゴール前にこぼれると、興梠慎三がそのこぼれ球をしっかりとゴールに決めて、1-1の同点。アウェイゴールを決めた。その後も相手攻撃を封じて、アウェイで貴重なドローで、第2戦に繋げた。
浦和レッズの優勝条件は勝利、0-0の引き分け。1-1は延長に。2点以上の失点をするとアルヒラルが優勝となる。
アジア王者が決まる第2戦は、5月6日(土)18時から埼玉スタジアムで行われる。