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ショルツのPK2発で逆転勝利!浦和レッズが7年ぶりのルヴァンカップ決勝進出を決める!

椛沢佑一浦和フットボール通信編集長(さいたま市)

ルヴァン杯準決勝第2戦。浦和レッズはホーム埼玉スタジアムに横浜F・マリノスを迎えての試合となった。第1戦はアウェイで0-1と敗れており、決勝進出には2点差以上での勝利が求められる試合となった。第1戦で酒井が2枚のイエローカードで退場となり、この試合は出場停止となり、右サイドバックには関根貴大が入った。第1戦で、怪我により途中交代となったMF早川隼平は試合出場が不安視されたが、スタメンに名を連ねた。

試合は、前半15分。左からのクロスをFWホセ・カンテが収めたボールを、早川隼平が受けると左足で決めて同点ゴールを決めたと思われたが、VARにより早川隼平のポジションがオフサイドと判定されてノーゴールとなった。前半はお互いにビッグチャンスを作るも決めきれず、0-0で折り返すこととなった。

1点勝負となる、後半は一進一退の展開で時間が経過する。そして後半16分に試合を動かしたのは浦和だった。左からのクロスを受けた早川隼平がペナルティーエリアで倒されてPKを獲得。このPKをDFアレクサンダー・ショルツがきっちりと決めて1-0。2戦合計スコアを1-1として試合を振り出しに戻した。決勝進出に向けて1点を争う痺れる展開の中で、試合終了間際の40分。DF荻原拓也のクロスに対して横浜FMのDF實藤がハンドをしたことがVARにより判定されて浦和がPKを獲得。このPKをアレクサンダー・ショルツが再び決めて2-0。2戦合計スコア2-1として、浦和が逆転した。

試合はこのまま終了して、浦和レッズが7年ぶりのルヴァンカップ決勝進出を決めた。決勝戦はアビスパ福岡との対戦で、11月4日(土)に東京・国立競技場で行われる。

浦和フットボール通信編集長(さいたま市)

サッカーの街と人を応援するFANZINE「浦和フットボール通信」編集長。フリーマガジンを年5回発行。ウェブサイト「浦和フットボール通信」「浦レポ」「埼玉サッカー通信」で、浦和レッズの情報から、埼玉のサッカー情報、サッカーの街の情報を発信しています。また「浦和フットボール映画祭」など、サッカーイベントなどもプロデュースしています。

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