Yahoo!ニュース

【上越市】優しい甘さで溶けにくい!和菓子屋のアイスバー?祇園祭の御旅所目前、祭のお供に冷たい和菓子!

かどまる珈琲と緩いものを愛すWebライター(上越市)

雁木が並ぶ地域に住むライターのかどまるです。
今年は賑やかになりそうな祇園祭、高田地区でもお祭りの用意が進んでいます。

この日は高田祇園祭のメイン会場、お馬出し通りにある大杉屋惣兵衛さんのお馬出し店へやってきました。

創業は1592年、翁飴等の懐かしい飴のほか羊羹に最中etc、市民なら誰でも知ってる老舗です。元々有名なお店ですが最近は某有名百貨店のバイヤーさんが商品に注目する等、SNSでも話題になっていましたね。
この大杉屋さんで夏だけ販売されている冷菓をご存知ですか?
その名も「くずアイス」。溶けにくくて食べやすいだけではなく、優しい甘さと新食感の夏の人気商品です。今年も販売が始まったと聞き、早速お伺いしてきましたよ。

元々は蓮まつりに合わせた商品開発で誕生

店舗に入ると早速ポスターが。盆地で暑い高田の夏にお勧めの商品です。
アイスは好きですが、普段は棒アイスを食べきることが苦手なかどまるが惚れ込んだのがこちらのくずアイス。和菓子好きにもお勧めの冷菓です。

くずアイスはさっぱりミカン味と濃厚ミルク味の2種類。
お手頃な金額なのも嬉しいですね。
せっかくなので大杉屋さんの女将さんと若女将さんにお話を聞いてみました。

かどまる
「今年も販売開始と聞いてきました!大杉屋さんのくずアイスは食べやすくて美味しいので大好きです!この時期は暑くてアイスが食べたくなりますが、くずアイスは甘さが控えめで食べた後に甘ったるさが残らないのがすごく気に入ってます」

若女将さん
「ありがとうございます、冷菓は味をはっきり感じることができるように普通はお砂糖が沢山使われているので食べた後にちょっとしつこく感じますよね。うちのはお子さんが買いやすくて食べやすい商品を目指したので甘さは控えめに、食べた後に『ああ美味しかったな』と感じるくらいの量で作りました」

かどまる
「そうなのですね。お子さんが買いやすくて食べやすい商品とはどういうことでしょう?」

若女将さん
「はい、お子さんが気軽にお小遣いで買うことができる商品を目指しました。最初は違うコンセプトで商品開発されたものだったんです」

元々は4年前、蓮まつりに合わせて開発された商品だったが…

まろやかな酸味のみかん味はご年配にも大人気。
まろやかな酸味のみかん味はご年配にも大人気。

女将さん
「元々は蓮まつり(現:高田城址公園「観蓮会」)に来てくれたお客さん向けに開発したのが始まりだったんです。暑い時期ですし、アイスがいいかなと。当初はソーダ味で蓮の実が入ったものでした」

かどまる
「そうですよね!以前はナッツのような蓮の実が入っていて水色でしたよね。何か変わるきっかけがあったのですか?」

女将さん
「はい、食用の蓮の実自体なかなか食べる機会がないでしょう?」

かどまる
「まあ、観光客なら『せっかく来たからそれらしいものを食べてみたいな』と思うかもしれませんね」

女将さん
「そこなんです。観光で来られた大人はいいけれど、お子さんにはなかなか難しい食材ですよね。しかも蓮の実自体の価格はそれなりに高価ですし、気軽に買えるお菓子ではなくなってしまいます」

若女将さん
「そうなんです。大人もアイスを食べますが、まずはお子さんに食べて欲しいなという気持ちがありました」


さすが大杉屋さん、観光客や地元のお客さん、大人も子供も相手にご商売されているだけあって様々試行錯誤されたようです。

試行錯誤の末、美味しい冷菓が誕生しました
試行錯誤の末、美味しい冷菓が誕生しました

拘る方向を変えたつもりが、逆の拘りと優しさが詰まったアイスになった

大杉屋さんのいうポイントをまとめてみました。
①みんなが食べやすい味であること
②安定した供給が可能で、子供のお小遣いでも買える商品であること
③和菓子屋ならではのものであること

若女将さん
「高価で同じような商品は他所にもありますが、うちはお子さんに食べさせたいと思えるような、気軽に買える商品を目指したんです。材料は安定して供給できるものでなおかつ安心して食べてもらえるものに拘りました」

かどまる
「なるほど、そうだったのですね。素材に拘りが行き過ぎてしまうと、美味しいものにはなりますが子供のおやつではなくなってしまいますね。しかも甘さ控えめなら糖分の摂りすぎを抑えることもできますね」


食材への拘りも大事ですが、一番食べて欲しい人の目線に合わせたら逆の拘りと大杉屋さんの優しさが凝縮した商品になったようです。
だからこんなに子供だけではなく大人も惹きつけるのですね!女将さん、若女将さんお忙しいところありがとうございました。

早速、濃厚ミルク味とさっぱりミカン味の2種類を買ったので持ち帰って和菓子屋さんならではの味の拘りをしっかり確認しましょう。

葛のさっくりもっちり新食感!溶けにくいだけじゃない、くずアイスはいいこと尽くめ

気温が上がってきてアイスが美味しそうなお天気を背景に、まずは濃厚ミルク味からいただきます。

暑くてもう溶けてきましたが、ポタポタと落ちないのがくずアイス。

思い切ってがぶりとひと口かじってみると、葛のゼリー感で口当たり優しくさっくりとして、ミルクの甘さが口いっぱいに広がります。葛のもっちりとした食感はアイスなのに「和菓子」。そして女将さんたちが言うように甘さが控えめなので食べた後にすっきりして、大人も子供も和菓子好きも納得の美味しさ。

葛の食感でサクサクと食べることができるので、普段は棒アイスを食べ切るのが苦手なかどまるもどんどん進みます。美味しい!しかもポタポタと水滴が落ちない!
小さなお子さんでも、これなら綺麗に食べ切ることができそうですね。

あっという間に食べ切ってしまったので、この勢いでさっぱりミカン味もいただきます。
ミカン味は大人にも人気の商品。
ミカンの実がゴロンとして嬉しいな。

ミカン味も食感は葛のサクサクもっちり感。
そしてさっぱりとしたミカンの爽やかな酸味とすっきりとした甘さがたまりません。
食べた後もすっきりとして嫌な甘さが残らないのがいいですね!

そして2つ食べてみて気が付いたかどまる。
…?お腹がいっぱいだぞ…?
そう、葛はアイスを溶けにくくするだけではなくとても腹持ちがいい食材。
液体を固めただけのアイスと違い、しっかりと「おやつを食べた感じ」がします。
まさしく「和菓子屋さんが作る冷菓」ですね。
これはこの時期にどこの家庭でもよくある、お子さんのアイス食べ過ぎ問題に一石を投じるアイスになるかもしれません。

ああ、とても美味しかったです。ご馳走様でした。

なんと祇園祭初日には数量限定の枝豆あん水まんじゅうも!

くずアイスでお腹いっぱいのかどまるに朗報が。
なんと大杉屋さんでは高田祇園祭初日の23日、ブランド枝豆の「湯上り娘」をふんだんに使った水まんじゅうの販売を予定しています。
上越市下百々の枝豆生産者「ほーりーふぁーむ」の堀口さんがとても良い状態、と太鼓判を押しているそうで、初採れの香り高いもののみ使用した贅沢な枝豆あんが中に入っています。
これはくずアイス同様に高田祇園祭でゲットしなければならない冷たいスイーツですね。

祭に合わせて何かあるだろうなと思いましたが、さすが祇園祭の御旅所の目の前、地域の老舗の大杉屋さんです!

画像はイメージですが、ぷるんとして涼やかなビジュアルがたまりません。
画像はイメージですが、ぷるんとして涼やかなビジュアルがたまりません。

湯上り娘の枝豆あん水まんじゅう

価格 1個200円(税込216円)
日持ち 5日間(要冷蔵・地方発送可)
販売日 2023年7月23日(日)~枝豆あん無くなり次第終了
販売店舗 大杉屋惣兵衛本店(本町5丁目)、お馬出し店(本町3丁目)

湯上り娘の美味しさは皆さんご存知かと思いますが、香りの高さと味わい深い風味でつい食べる手が止まらなくなるブランド枝豆です。初採れの風味と栄養がぎゅぎゅっと詰まった水まんじゅう、販売がとても楽しみですね。こちらは数量限定商品ですのでお早めにどうぞ。

いよいよ始まる高田祇園祭!お祭り見ながら冷菓を楽しみましょう!

今回は大杉屋惣兵衛さんの溶けにくいアイス、くずアイスをメインにご紹介しました。お馬出し店は高田祇園祭の御旅所の目の前、本店も民謡流しを目前で楽しめるスポットにあり、どちらでもくずアイスを購入することができます。

夜も暑くなることが予想されますが、お祭りを見ながら和菓子屋さんの優しさが詰まった溶けにくいくずアイス、お子さんと一緒にいかがですか?
数量限定の貴重な湯上り娘の枝豆あん水まんじゅうも凄く気になりますね!

是非、高田祇園祭にお越しの際は大杉屋惣兵衛さんへ足をお運びください。

大杉屋惣兵衛
お馬出し店
住所 上越市本町3-3−7 / 電話 025-525-2501
営業時間 10:00~18:00 / 定休日 毎週水曜日

本店
住所 上越市本町5‐3‐31 / 電話 025-525-2500
営業時間 9:00~18:00 / 定休日 毎週木曜日

大杉屋惣兵衛ホームページ
大杉屋惣兵衛インスタグラム(お馬出し店)
大杉屋惣兵衛ツイッター(お馬出し店)
大杉屋惣兵衛フェイスブック(お馬出し店)

珈琲と緩いものを愛すWebライター(上越市)

角(かど)は丸くやわやわと。上越の雁木がある地区に移住して10年、美味しい&楽しい情報をご紹介します。

かどまるの最近の記事