【上越市】朝市に収穫の秋がきた!ヤブタケって知ってる?朝市フリマまつり参加者も募集中!
雁木が並ぶ地域に住むライターのかどまるです。暑さ寒さも彼岸までと言いますが、お彼岸を過ぎたあたりから一気に秋になり、秋に旬を迎える農作物がちらほらと朝市に並ぶようになってきました。これから秋が深まると朝市はキノコのシーズンに入り多くの来場者が見込まれます。
今回は今の時期に朝市で購入できるお勧めの野菜と、なんとヤブタケの早生を購入できたのでこれから特に人気となるヤブタケの処理方法、そして朝市フリマまつり参加者の募集についてお伝えします。
朝市ビギナーは上越観光Naviで販売時期チェック!美味しい旬のものは逃さず購入するのが朝市のお楽しみ!
上越市では、朝市で販売している野菜や果物、魚等を購入できる時期を一覧表にしてご紹介しています。
今年はご存知の通り雨が大変少ないうえにとても暑かった上越市。
特に農産物は販売品のカレンダーよりやや遅れがありますが目安としてご覧ください。
ぷっくりと膨らんだ身にシャキシャキ食感!ミョウガはそろそろ終わりなので今のうちに保存するのがお勧め
「洗うと傷みが早くなるから土付きで持ってきたよ!」と農家さん。
農家さんによると、そろそろミョウガが終わりのシーズンだそうで手に入るうちに漬物にする等、保存のための作業を行うのに今がお勧めだとか。
農家さん
「よく洗って刻んだら袋にいれて、空気を抜いて平らにして冷凍しておくと便利だよ!」
とのこと。
使う時に冷凍庫から取り出してお味噌汁にパっと散らしたり、美味しそうですね。
勿論、薬味としても使うことができます。ほんのちょっとのことなのですが、あるととても嬉しいですよね!
甘酢漬けにして冬に楽しむ方もいるそうですよ。
雨の御加護!秋ナスはとろりとしてジューシー、朝市でも大人気!
上越地域では上越野菜の丸えんぴつナスが有名ですが、実は他にも様々なナスが並ぶのが今の季節。
夏のナスは雨が少なかったことで大変でしたが、気温が下がり雨が多くなったことで美味しいナスが出回ってくるようになりました。雨の力って凄いのですね!
しかも皮が薄く、加熱するとジューシーで柔らかく、アクが少ないものが多いのも今の時期ならでは。
朝市では様々な種類のナスが販売されていますが、漬物も人気の商品でお得意さんの農家さんから購入している方も多いです。塩加減など好みがはっきり出る漬物、特にナス漬けは夏が終わっても人気商品です。
栗は大粒から山栗のような小粒まで!料理によって使い分けも
朝市でも栗が出回ってくるようになりました。ずっしりゴロンとした大粒から加工しやすい中粒、料理にも使いやすい小粒の山栗など販売する農家さんによって様々な大きさのものが販売されています。
シンプルに味わうなら中粒~大粒がお勧め。
大粒の半分くらいの小粒のもの(山栗)は栗ご飯にベストなのだそう。
食べ方や料理によって大きさを使い分けるなんて、ある意味贅沢な楽しみ方ですよね!
かどまるは扱いやすそうな中くらいのものを購入しました。
どうやって食べようかな~。
ヤブタケって知ってる?松茸を上回るかもしれない大人気のキノコは意外な別名も
ところでこの記事をご覧の皆さんは「ヤブタケ」をご存知ですか?
なんとたまたまですが朝市で今年の初物を購入することができました!
味噌汁等の汁物で食べる機会が多く、シャキッとした食感とややぬめりがある身、ふわっと鼻を抜けていく華々しい香りが特徴です。
キノコのシーズンには天然のなめこと並ぶ朝市の大人気商品で、多くの場合が農家さんへの予約販売でその日の販売が終了することもある、珍しくて美味しい季節の味です。
かどまるが早生のやぶたけを購入して持って歩いていると、多くの人に
「ヤブタケだ…」
「どこで買いました?もう出てるんですね!」
と声をかけられました。中には、
「それ、なんというキノコですか?美味しいんですか?」
という方も。そう、ヤブタケは元々の数が少ない上に見た目が地味で味の想像がつかないので知らない人が多いように思います。でもシーズンに入ると争奪戦が始まる季節商品。
きっとヤブタケが出回り始めたことが次回の朝市で広がって、ヤブタケを購入するために人が動き出すことでしょう!
「キノコって下処理が必要なんでしょう?」
「購入できたけれど下処理がよくわからない!」
実はヤブタケがあまりメジャーではない理由の1つが下処理が必要である、ということです。
そして火が通った後のヤブタケの身は非常に崩れやすく、綺麗に洗おうとすると身が崩れてしまったという人も。ヤブタケは別名「クズレ」と呼ばれることもあるそうで、身の崩れやすさからついた別名なのだそうですよ。
しかし、ヤブタケ初心者の方もご安心を。
農家さん直伝の処理方法についてお伝えいたします!
しかも今の早生の時期はぬめりが少なく、身崩れが起きにくいので初心者にはお勧めの時期なのだとか。今がヤブタケ料理デビューのチャンスです。
【ヤブタケの処理方法】
①洗わないまま海水ぐらいの濃度の塩水に20分浸しておく
②その間に鍋にお湯を沸かして熱湯を用意する
③ヤブタケの塩水をきったら、鍋の火を止めてヤブタケを入れて20分余熱で放置
④20分たったらザルにあけて洗い流す
熱湯に放置した後に、余熱でヤブタケに火が入りすぎると身がくずれやすくなります。
農家さんによると「半分くらい火が入っているのが扱いやすい」のだそう。
今の時期は早生なのでまだ扱いやすいそうですが、これからシーズンインしたものになると更に身が崩れやすくなるそうなので、ごみを取るのも注意が必要になりますが、なるべく手に触れる機会を少なくするのが身崩れさせないコツなのだとか。
そしてこのヤブタケも冷凍保存が可能で、味付けしたものとそうでないものとで解凍方法が違うそうです。
・醤油とみりんのように味付けしたものは常温解凍も可能
・味をつけずに冷凍したものは常温解凍せずに凍っているうちに料理で加熱して解凍させる
是非、購入することができたら挑戦してみてくださいね。
他にもみずみずしい秋の胡瓜や長野の桃、リンゴなど旬のものが続々と出てくることでしょう。そうそう、天然のなめこもこれからですね!
新鮮なものを美味しく食べることでより朝市が楽しくなってきますよ。
朝市をディープに楽しむ!「フリマまつり」に出店してみませんか
散歩しながら旬の野菜や果物、魚やお惣菜等の買い物が楽しめる上越の朝市。
買い物も楽しいですが、ここで上越市より耳よりなお知らせが。
10月29日の四九の市では「朝市フリマまつり」を開催するそうで、自宅の不用品など販売する一般の方を募集しています!
季節はちょうどキノコのーズンですし行楽日和なら多くの来場者が見込まれます。
買い物もしながらお店の気分も味わえる企画、是非ご参加ください。
四九の朝市「フリマまつり」出店者募集のお知らせ
開催日 2023年10月29日(日)
開催時間 8:30~11:30
*上記は朝市の開催時刻です。出店者により開始時間が異なります。
開催場所 四九の朝市会場(上越市大町4丁目付近)
募集期間 9月25日(月)~10月16日(月)17:00まで
出店募集数 先着10組
*10組に達し次第募集を締め切ります
申し込み方法 出店要項を必ずご確認の上以下のアドレスに必要事項をご記入し、メールを送信してください。【必要事項】①氏名、②住所、③電話番号 ④出店品目
*出店品目はご家庭等で不要となったもの(洋服、家電、家具、食器類など)が可能です
*食品は出店できません
*出展料は1区画120円~、テントや長机、椅子の貸し出しもあります。
*上越市、妙高市、糸魚川市にお住いの方が対象です。その他出店条件の詳細は添付の資料2枚目をご覧ください。
【送信先メールアドレス】kankoushin@city.joetsu.lg.jp
*件名に「10/29朝市フリマまつり出店」とご記載ください。申込み受付後に、出店の手続きのご案内メールをお送りします。
お問合せ 上越市観光振興課 025-520-5741 / 上越観光Navi でも詳細をご覧いただけます。
行楽シーズンは家族連れも集まる上越の朝市へ寄ってかんかね!
いかがでしたでしょうか?今回はこれから朝市で旬を迎える野菜や目玉商品となるヤブタケについてお伝えしました。特にヤブタケは購入できたらチャンスなので是非味と香りを楽しんで欲しいお勧めの旬の味です。まだ味わったことがない方は探してみてくださいね。
他にもこれから様々な農作物や新米が後を控えています。
朝市はどうぞお見逃しなく。
そして朝市フリマまつりもそうですが、一般の方が出店者側になれるチャンスもあります。
通常の販売をしてみたい、という業者さん等の出店も年中受付しているのでお気軽に上越市観光振興課へ問い合わせてみてくださいね。
上越観光Navi 「朝市へ出店してみませんか?」
どうぞ、皆様もこれから行楽シーズン&旬の美味しいものが集まる上越の朝市へ足を運んで旬の美味しいものや素敵なものを見つけてみてください。
上越の朝市
・一の日市 / 上越市柿崎区第3区、4区 / 毎月1、11、21日 / 7:00~13:00頃まで
・二七の市 / 上越市大町3丁目 / 毎月2、7、12、17、22、27日 / 7:00~12:00頃まで
・三八の市 / 上越市中央2丁目、3丁目 / 毎月3、8、13、18、23、28日 / 同上
・四九の市 / 上越市大町4丁目 / 毎月4、9、14、19、24、29日 / 同上
*天候等の都合により時間が短縮される場合もあります。
*朝市へのお問い合わせは上越市観光振興課 025-520-5741へお願いいたします。