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神奈川→山梨へ。引っ越しの為に涙の断捨離#31

KAGARIBI八ヶ岳南麓で夫婦セルフビルド生活

キャンプ場を作る為の土地探しが終わりホッと一息。しかしそれも束の間。決めた土地の広さが予定の半分以下という極狭なので、キャンプ場の構想を大きく変更せざるを得なくなりました。

景色はいいですが、土地面積が広くありません
景色はいいですが、土地面積が広くありません

断捨離する理由

今住んでいる家をそのまま継続して使っていければ良いのですが、家賃(約9万円)を払うのがちょっと勿体ないかなと思い退居をする方向で話を進めています。それにキャンプ場予定地とかなり離れているので、通いで開拓や運営をしていくのは現実的ではないのです。そこで私たちが考えた案が下記の3つです。

  1. キャンプ場内に家を建てる
  2. キャンプ場近くで安い家を借りる
  3. 一時的にレンタル倉庫を借りて、ハイエースで生活する

(1)は家を建ててしまうとキャンプ場として使う敷地が狭くなってしまうし、大出費になってしまうから厳しい。(2)はできれば家賃の出費は避けたい。なるべく安い所へ(3)は出費は抑えられるけど、荷物を厳選しなければ倉庫に入らない。

どれを選択したとしても、引っ越しはする予定なので荷物の整理がてら、片付けをすることになりました。

「売る」は断捨離ではNG?

今住んでいる家は2LDKの平家で、荷物は結構多い方だと思います。旦那さんが際限ないほどの趣味人間(自称)なので、海からキャンプから色んな荷物がたくさんあるんです。その趣味を仕事にしていっているため、より捨てることが出来ないものばかり。

撮影機材はなかなか捨てられないそうです
撮影機材はなかなか捨てられないそうです

本当に断捨離できるのか…。

まずは断捨離するための基準を決めることにしました。

1、最低限必要なもの・現在進行形で使用している物をまとまる
2、映像制作で使用したりする仕事道具を厳選する
3、売れそうなものを探す
4、いつか使うかもと残しておいた物などを処分する(ここ1年で使ってないものは処分)

よくミニマリストの方々の意見だと「売る・譲渡する」はせず、捨てることが重要と言われています。売ることや誰かにあげることを考えているといつまで経っても断捨離出来ないからなんですよね。

ただ、私たちは出来ることなら売れるものは売りたい。少しでも生活費の足しにしていきたい、という部分は妥協出来ませんでした。ですので「売る」というのは外さず、メルカリなど梱包したり1個ずつしか売れないスタイルは無しにしました。

不要なものを一括で売るため、日々ハードオフやハウスオフに通う日々が始まります(笑)もはや常連といっても過言ではありません(笑)

自己資金で土地の購入・インフラ整備をしていくので、換金出来るなら1円でも現金に替えたいという思いが強かったと思います。

実際の断捨離は上手くいったのか

最初はサクサク作業ができていたのですが、ある程度片付いてくると思い入れのある物ばかりになってくるので、手放すのが心苦しくなってきます。ハンドメイドで作った小物や好きなキャラクターグッズを手放す決断をした時は、思い出も捨てるみたいで切なくてガチで泣きながら処分しました。

2人とも「もったいない精神」が強く、物を多くため込んでしまう為、持ち物を減らすという作業は本当に苦労しています。

旦那さんは、物が減りすっきりしてきた部屋を見て「なんか物を捨てるの快感になってきた」と目を輝かせて次は何を捨てようかと部屋を歩き回ったり、「ものを捨てる方法」をYouTubeで検索しまくっています。

ミニマリストの気持ちを少しだけ取り入れたいとのこと
ミニマリストの気持ちを少しだけ取り入れたいとのこと

断捨離を夫婦で意識して行っていくと、確かに物を減らしていくことに慣れてきます。というより、いかに無駄なものをずっと手放さずに持っていたことに気付かされたというべきでしょうか。

先にも言ったように今2LDKに住んでいますが、そんな部屋数はいらなかったのでは?と思えてくるんです。

旦那さんに「どうしても必要なものを紙に書き出して、書き出せなかったものは捨てる!」なんて鬼嫁みたいなことは言えませんでしたが、これで少しすっきりとしたライフスタイルになるんじゃないかなと思っています

新居はできるだけスッキリに
新居はできるだけスッキリに

新居は1LDKとなり一部屋減ったので、まだまだ涙の断捨離(旦那)は続きそうです。

KAGARIBI ゆか

八ヶ岳南麓で夫婦セルフビルド生活

ハイエースに寝泊りしながらキャンプ場開拓を目指していましたが、とある理由でキャンプ場経営を断念。 今は山梨県の山の土地を購入し、自分達の家をセルフビルド中! 開拓を通して『自分で生きる力』を身につけ、自給自足生活を目指して第二の人生へ向けて挑戦していきます。

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