2023年がスタートしました。
今年から地域情報を発信することになりました、かいおーるです！よろしくお願いします。

年末年始はもらったり贈ったりすることが多い時期ですね。
去年はお米を大量にいただいた我が家。
そのまま使ってもいいけれど、場所もとるし何か使い道がないかな〜。

そう思っていたところ、大津町内に個人の持ち込みもできるお米の製粉所があるらしいと聞き行ってみました！

大津町の旧道57号線沿いにある「中村製粉」です。

検索するとカフェ水車物語の横にも住所が出てきますが、製粉してもらえるのは違う場所なのでご注意を。

製粉所は大津町引水の信号から旧道に入り、500mほど直進したところ右側にあります。

中村製粉は創業100余年の老舗。
大津町名産「銅銭糖」や「和菓子」の原料となる落雁粉や上用粉・生粉・だんご粉の製造をされています。

大津は水車を利用した製粉業が発達した町。

こちらも昔は水車の動力を使っていたそうですが、今は機械でオートメーション化されているとのこと。

しかしその製粉技術を活かし、野菜粉末と米粉をブレンドしたグルテンフリーの商品をはじめ、離乳食や介護食も開発されているとか。

アレルギー持ちのお子さんがいるママは助かりますね！
お菓子作りにも活躍しそうです。

魅力的な商品に目移り・・。

こちらもめちゃめちゃ気になりますが、しかし今日は。
今日は製粉に来たのです。

持ち込みで製粉できるのは米のみ。
製粉機は600kg毎に稼働するため、600kgに満たない場合は持ち込まれたものをまとめて製粉するそう。
数kgなど少量の場合は製粉済みの米粉と交換になります。

では気になる料金体系、これが少し特殊なんです。

ちなみに個人だと１の工賃ありを選ぶ人が多いとのこと。
最初に聞いた時はこのシステムがすぐに理解できず、何度も聞き直してしまいました（笑）

当初メールで問い合わせしたのですが、「口頭で説明をした方がいいと思って」と電話をくださった中村社長の細やかな対応が、とてもありがたかったです！

しかしお米そのものが工賃の代わりになるなんて面白い‥！

お米を年貢として納めていた時代にタイムスリップしたみたいで新鮮です。

今回は工賃ありで利用し、3kg弱で600円。

ちなみに、白米ではなく玄米を持ち込みましたよ。
精米の過程でいくらかかさが減ると考えたら７〜８割の量になりますもんね。

少量だったので、すでに製粉されているものをその場でパック詰めしてもらい、すぐに受け取ることができました。

中村製粉は水車の町・大津に根差した会社さんでした。
帰り際にも、地元のおばあちゃんがお米の製粉に来られていてほっこり。

お米の持ち込みの際は一度電話されるとスムーズです。
ぜひ一度利用されてみてください。