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【南阿蘇村】トロッコ列車もやってくる!7月の全線開通を前に新立野駅をエンジョイしてきました

かいおーる地域情報発信ライター(大津町・南阿蘇村)

ガタンゴトンガタンゴトン・・・南阿蘇鉄道の全線開通が待ち遠しい!かいおーるです。
電車の音ってなんだかわくわくします。
都会と違ってこの辺はたまにしか通らないからでしょうか。

私自身電車に乗るのは数ヶ月に一回くらいですが、緑の中を颯爽と走り抜けていく姿を見ると不思議と元気をもらえます。

7月15日(土)、7年3ヶ月ぶりに南阿蘇鉄道が全線開通します。
南阿蘇〜立野、そして大津まで沿線を拡大するということでとても楽しみ!
熊本地震後、復旧工事を続けついにリニューアルした「立野駅」に行ってきました。

駅前は舗装工事中。

立野駅は無人駅です。
無人なのに見てくださいよ、この現代風のおしゃれな駅舎を。

入り口には「立野交流施設」の文字。

今後は地域の交流スペースとしてイベントなどの活用が期待されます。

駅マルシェとか楽しそう♪

入り口は中央階段の他、大きなスロープを設置。

全体に県産の杉を使用していて、入るとほんのり木の香りが漂います。

待合室も整備されこの通り♪木のぬくもりを感じます。

中には掲示板があり、地域のインフォメーションとしても今後活用されていきそう。

奥には扉で仕切られた授乳室もあり子連れにもやさしい。電車待ちの時だけじゃなく、阿蘇〜市内を移動する際に立ち寄る休憩スポットとしても良いですね♪

上から見ると南阿蘇方面へ続く線路がよく見えます。

エレベーターもありました。

身障者の方や赤ちゃん連れ、お年寄りが利用するときにも助かりますね♪

下に降りてみましょう。

それにしても、ぴかぴかの駅舎気持ちいいですねぇ。

降りてすぐの案内板。

トロッコ列車の文字が!これはかなりテンションが上がる!!

トロッコ列車、子どもが生まれてから初めて乗ったんですよ。

その時はすでに高森駅〜中松駅間に縮小されていたので、立野駅までトロッコ列車が乗り入れてきたところをまだ見たことがないわけです。

ちなみにこちらは立野駅から数分ほどの、長陽大橋から見える「第一白川橋梁」

あの赤い橋を渡ってこの駅までやってくるんだなぁ・・と想像するとその日が楽しみでしかたありません♪

この日橋を渡る姿は残念ながら見れませんでしたが、現在トロッコ列車は中松駅〜立野間を試運転中。

運転士の訓練も兼ね、車両や運転士を入れ替えながら毎日5往復しているそう。

タイミングが合えば橋を渡る姿を一足先に見られるかも!?

再び立野駅。

駅でパシャパシャ写真を撮っていたら、現在、熊本駅〜宮地駅まで運行されている観光列車「かわせみやませみ」も見ることができました!

2020年7月まで熊本駅と人吉駅を結んでいた観光列車「かわせみやませみ」。

豪雨で肥薩線が不通になった後、博多~門司港間で特別運行されていましたが、2022年9月熊本に戻ってきました。

濃い青色と緑色の車体に、フロント上部に飾られたヤマセミとカワセミのオブジェがカッコいい!!

券売機にもステキなイラストが♪ほっこり〜。

今後変更があるかもしれませんが、現在はJRのホームに券売機があり誰でも写真を撮りに入れます。

正直いうと立野駅はこれまで一度も行ったことがなく・・

隣にあるおまんじゅう屋さんが有名、というくらいの認識でした。

来ると買っちゃうおまんじゅう
来ると買っちゃうおまんじゅう

あくまで個人の感覚ですが、熊本地震で抗えない不安や恐怖を感じた一方で、以前は気が付かなかった地域の宝を再発見する機会にもなったように感じます。

沿線を復活させ、さらに地域が発展するようにと7年間尽力されてきた関係者の方たちの強い思いが、こうして目に見える形での『復興』となり今後地域を支えていくシンボルとなる。

そう思うと、とても感慨深いです。

新しくきれいになった立野駅。

7月の全線開通を前に、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

【立野駅】
住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字立野1576-2

地域情報発信ライター(大津町・南阿蘇村)

熊本県は阿蘇の麓・大津町にて地域の魅力を日々発見・発信していきます。美味しい食べもの、作ること、調査・探検、生き物探しが好き。「まさかこんなところにこんな場所があったなんて!?」が大好物です。住んでいる人にとっても発見になるような記事を書いていきたいです。 大津町フリーペーパーGO-OZUでも執筆中。

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