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【腰痛持ちの人におすすめ】お尻の筋肉をほぐすヨガポーズの解説!

上村ゆい身体が硬めのヨガインストラクター
腰痛予防にお尻の筋肉をほぐすヨガポーズ

腰が痛いと感じている人におすすめのヨガのポーズがあります! それは、お尻まわりの筋肉をほぐす「針の穴のポーズ」です。

「どうしてお尻の筋肉をほぐすことが腰痛予防につながるの?」というお声が聞こえてきそうですね。こちらの記事では、お尻の筋肉と腰痛の関係について説明をしつつ、最後に「針の穴のポーズ」のやり方をご説明します。

お尻の筋肉をほぐすと腰痛予防につながる!?

お尻の筋肉は、「臀筋群(でんきんぐん)」と呼ばれ、いくつかの筋肉で構成されています。最も大きな筋肉が「大臀筋(だいでんきん)」、深部にある筋肉が「中臀筋(ちゅうでんきん)」「小殿筋(しょうでんきん)」です。

イラストAC
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今回注目をしたい筋肉は、「大臀筋」。大臀筋は、日常生活での歩く、止まる、階段の上り下りの際に働く筋肉です。主に、股関節を後ろに引く際に働きます。股関節や太ももの骨の動きを助けているので、筋肉が硬くなることで姿勢や動作に影響してきます。そうすることで、腰に負担がかかり腰痛を引き起こしてしまいます。大臀筋の筋肉をほぐすことで、腰痛予防につながります。

大臀筋を緩める「針の穴のポーズ」

それでは、早速「針の穴のポーズ」を行なっていきましょう! 間違えると、ひざなどを痛めてしまうので、ポイントを意識しながら行なってくださいね。

①両ひざを立てて、仰向けに寝ます。

Photo by YUI
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②右太ももに左足を引っ掛け、ひざを外に開いていきます。左かかとは90度に、左ひざから足首が一直線になるようにします。この時点で、ひざに痛みを感じる人は、痛みを感じない角度に調整をしてください。

photo by YUI
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③左手を両足の間に通し、右手を右太ももの外側からまわします。両手で右太ももの裏で指を組みます。左ひざが痛まない程度に、自分の方に引き寄せていきましょう。両手が組めない人は、フェイスタオルを太もも裏に引っ掛けて行なってもオッケーです。

photo by YUI
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④チャレンジできそうな人は、右ひざを曲げて右すねの上で両手の指先を組みます。左のお尻の筋肉が伸びている感じがあればオッケーです。

photo by YUI
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⑤そのまま呼吸を続けて30秒ほどキープをします。反対側も同様に行なってください。

股関節を動かすので、下半身の冷えやむくみを解消したい人にもおすすめのポーズです! 寝る前にお布団の上で試されてください。

動画で確認をしたい方はこちらをご覧ください

身体が硬めのヨガインストラクター

「ヨガインストラクター×ヨガライター」鹿児島のさまざまな場所へ出向く、出張ヨガレッスンがメイン。自身の身体が硬い経験を活かし、ヨガ記事や初心者でも行いやすい動画もYouTubeで定期的に公開をしている。元美容部員。食生活アドバイザーの資格も保有。

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