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【広島市中区】朝から食べられる豚骨醤油ラーメン「寿楽亭」早い時は昼過ぎ完売!十日市町電停すぐそば

かなやんライター・編集(広島市)

広島電鉄「十日市町」駅電停すぐそばにある「寿楽亭(じゅらくてい)」。
1987年創業の知る人ぞ知る老舗店だ。
ラーメンツウを唸らせるほどの一杯を30年以上変わらぬ味で作り続けている。

暖簾などは元々真っ赤だったのだろう。
日に当たって少し白く褪せている。

営業しているのかすら少し不安になる外観。

毎週、月水金土のみ営業。
朝10時からオープンでスープや麺がなくなり次第終了。

暖簾がかかっていれば開店しているというサイン。

初訪でこの扉を開けるのはなかなか勇気がいるが、意を決して店内へ。

カウンター7席にテーブル席2つ。

店内は昭和の食堂がそのまま現代までやってきたような雰囲気・・・?
どこか懐かしさを感じる。

古くて、どこかしら何かしらが傾いていそうだが、意外にも店内はとても綺麗で清潔。
手入れが行き届いている。

基本メニューは中華そばのみ。

女将さんが1人で切り盛りしているようでテキパキと効率よく作業をされている。

待つこと数分。
注文した「中華そば並」が到着。

豚骨醤油スープに極細ストレート麺。
チャーシュー・もやし・ネギのシンプルトッピング。
これぞ王道の「広島中華そば」という見た目。

真っ直ぐに伸びる極細麺は少し柔らかめ。
麺固め好きの人は事前にオーダーすることもできる。

レンゲはないので、直接丼からスープをいただく。
熱すぎずぬるすぎず、丁度よく美味しく食べられる温度。

肝心のお味は、まろやかで優しい味わい。
昔ながらの豚骨醤油ラーメン。
朝からでも余裕で食べられるほど優しい。

何よりチャーシューが美味しい。
脂身ばかりのチャーシューではなく、ほぼ赤味部分なのに臭みもなくとにかく柔らかい。

以前は旦那さんとお店を切り盛りしていたそうだが、他界されて以降全ての仕込みから営業を女将さん1人で行なっている。
なので、基本的には全てセルフスタイル。
お水はもちろん、お勘定からカウンターまでの片付けまで。

お勘定はお釣りをカウンターに用意されている。
これも現代ではあまり見ない光景。

スープや麺がなくなり次第営業終了。
常連客も多く人気店のため開店と同時にお客が入り、早い時は12時半には営業終了になることもあるそう。

お昼時は混み合う可能性があるので、早い時間の訪問がおすすめ。

オープンは朝10時からだが、開店準備が早く済めばもっと早くから開くこともあるそう。

寿楽亭(じゅらくてい)
所 広島県広島市中区十日市1-2-6
営 10:00〜売り切れ次第終了

ライター・編集(広島市)

酒とカープをこよなく愛する田舎出身(海と山に囲まれたのどかな場所です)、広島市内在住のかなやんです!美味しい食べ物に美味しいお酒を求めて、カメラ片手にあちこちへ。九州のとあるタウン情報誌の元編集者です。

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