「油そば」
名前だけ聞くと少し抵抗があるが、そのカロリーは意外と低く、塩分はラーメンの約半分。
スープがなく茹でたての麺を油に絡めて食べる東京名物の食べ物だ。

近頃いたるところで見受ける油そばのお店だが、
ここ安佐南区祇園にも油そば専門店が。

「油そば みや寺 祇園店」
油そば専門店とあるが、「特濃つけ麺」も人気だ。

入店後、アルコール消毒は忘れずにして、
右手にある券売機で食券を購入。

店内は厨房を囲むようにL字型のカウンターと、テーブル席ひとつのみ。

卓上にはお酢とラー油、一味、辛味噌、まるごと生にんにくなど。
ちなみに、にんにくクラッシャーたるものも置かれているのでまるごと生にんにくを食べるわけではない。

購入した食券を店員さんに渡して待つこと数分。
「油そば 半熟玉子 焼き豚入り」1,000円が到着。

たっぷりとかけられたゴマ、麺が見えないほど覆いつくされたチャーシュー、写真では見えないが温泉卵のような半熟玉子、そびえ立つ刻み海苔。

写真は並盛150グラム。
ちなみに大盛りは無料。

油そば専門店には全店にあるんじゃないかと思う、油そばの美味しい食べ方が書かれた紙。
もちろん、こちらのお店にも発見。

油そばは冷めると急激にまずくなるので、着丼したらまずはお酢とラー油をかける。
1～2周まわしかけて・・・
丼底のタレと絡めるように豪快に混ぜて食べる！

う～ん！

ツルッとした口当たりの中太麺はコシもしっかりあってモチモチ。
チャーシューは肉肉しくて柔らかい。
ツンとしないお酢と辛すぎないラー油が油そば本来の味に近づける。

卓上に置かれた辛味噌を加えるといいアクセントになってさらに旨味が増す。
混ぜては食べ、食べては混ぜの繰り返しだ。

油もさらっとしてしつこくない。
なんとこの油、コレステロール0で健康維持に必要なオレイン酸たっぷりのヘルシーな油を使用しているのだとか。

さらに「特製香味ダレ」の主成分は脂肪燃焼効果が高くて、ビタミンE・ポリフェノール・アミノ酸も豊富に含んでいるらしい。

つまり食べれば食べるほど健康になるってこと・・・？笑

残ったタレに白ごはんを入れて食べる「追い飯」も推奨している。
満腹の筆者は泣く泣く断念したが、余裕がある方は是非。
絶対、美味しい。