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【秋田県大仙市】老舗の食堂で味わう冬のあったか鍋!大仙市刈和野『丸駒食堂』のかも鍋定食とは?

KANEYANWEBライター/地域クリエイター(大仙市・横手市)

創業56年!大仙市刈和野で長年愛されている老舗『丸駒食堂』とは?

すっぽんを使った珍しいラーメンを食べられる『たむら屋』や売切れ御免のNEWスイーツ・ジャーケーキを楽しめる『和栄堂』など、個性派の店が揃う大仙市刈和野。秋田の英雄・柳葉敏郎さんの故郷でもあるこの街に、地元で長年愛されている一軒の老舗食堂がある。そう、豊富なメニューで腹ペコの老若男女を迎えてくれる『丸駒食堂』だ。

丸駒食堂
丸駒食堂

ちなみに私が『丸駒食堂』にお邪魔したこの日は大寒。小雨が降るグレーの空を見上げてみるとMajiで雪降る5秒前。こんなときは何か温かいものでも食べて、来る冬本番に向けて英気を養おう。そんなことを思いながら、私は駅前食堂の年季の入ったその扉をあけた。

店内に入るとギバちゃんタオルがお出迎え!
店内に入るとギバちゃんタオルがお出迎え!

店内に入ると、親切な店員さんと一緒にギバちゃんタオルがお出迎えしてくれた。奥の壁には豊富なメニューがズラリ。昭和の雰囲気を纏った地元の愛され食堂で、今日は何を食べようか。私はキリンビールの哀愁漂う小さなコップで水を飲みながら、さっそく品書きに目をやった。

奥の壁に豊富なメニューが並ぶ
奥の壁に豊富なメニューが並ぶ

品書き

品書き
品書き

寿司

特上セット:2,200円、上セット:1,600円、中セット:1,400円、並セット:1,200円、上ちらし寿司:2,000円、ちらし寿司:1,400円、太巻:1,500円、鉄火巻:1,400円、かっぱ巻:700円、納豆巻:700円など。

ラーメン

サッポロみそラーメン:800円、みそ五目ラーメン:800円、みそチャーシューメン:900円、中華そば(醤油・塩):650円、担々麵:750円、とんこつラーメン:750円、冷やし中華(夏季限定):750円など。

そば・うどん

かけそば・うどん:550円、肉そば・うどん:700円、天婦羅そば・うどん(エビ2尾):900円、ざるそば:600円、天ざるそば:950円、稲庭うどん(温・ざる):750円、鍋焼きうどん(冬季限定):800円など。

丼・定食

鉄火丼:1,600円、うな重:1,400円、天丼:900円、牛カルビ丼:900円、かつ丼:800円、かも鍋定食:1,100円、天かつ鍋定食:1,100円、肉鍋定食:950円、生姜焼き定食定食:900円、熟成とんかつ定食:1,000円など。

寿司や麺類に定食まで、豊富な品数が魅力の丸駒食堂。昔ながらのサッポロみそラーメンや人気の熟成とんかつ定食も気になるが、今回私がチョイスしたのはコレだ。

鍋蓋を開けた瞬間に広がる温かな世界!丸駒食堂のかも鍋で冬の真ん中をゆく!

かも鍋定食:1,100円
かも鍋定食:1,100円

大寒を迎えたこの季節、私の体は温かな鍋を求めていた。鍋蓋を開けた瞬間に広がる温かな世界。今日はこのかも鍋をつつきながら、ひとときの幸せに浸かろうという魂胆だ。

たくさんの具材が土鍋の中に全員集合!
たくさんの具材が土鍋の中に全員集合!

具材はメインの鴨肉のほか、白菜、しめじ、ネギ、蒲鉾、ごぼう、糸こんにゃく、豆腐など。鍋には欠かせない精鋭たちが土鍋の中に全員集合。それを迎え撃つ私のお腹が高らかにファンファーレを鳴らしたところで、レッツ・イートだ。

鴨肉、ウマし!
鴨肉、ウマし!

他店ではなかなかお目にかかれない鴨鍋だが、これを一人用の定食として味わえるのが嬉しい。臭みの無い鴨肉を頬張りながら、鴨の旨味をまとった野菜や豆腐にも箸を伸ばす。そしてすかさず白飯だ。鍋の両脇を固める自家製の漬物や、ワラビの和え物も良い仕事をしている。こりゃ良いわ。思わず私の口からそんな言葉が溢れ出る、幸せなランチタイムだ。

丸駒と書かれた茶碗に盛られたご飯もウマい!
丸駒と書かれた茶碗に盛られたご飯もウマい!

元々は焼き鳥屋さんとして産声を上げた丸駒食堂。その後寿司の提供を開始し、現在は幅広いメニューでお客さんのハートを掴んでいる。料理もさることながら、店内に広がる温かな雰囲気がまた心地いい。

大仙市刈和野で愛され続けて半世紀。豊富な料理と親切な店の方々、そしてちょっぴり派手なギバちゃんタオルに導かれて、今日も腹を空かせた老若男女が店の扉を開ける。

どこか懐かさを感じる昭和の風情とたしかな味。古き良き名店がここにもある。

【店舗情報】
丸駒食堂
住所:秋田県大仙市刈和野字愛宕下174-5
営業時間:11時~14時(※夜は要予約)
電話番号:0187-75-1134
定休日:日曜日

WEBライター/地域クリエイター(大仙市・横手市)

大仙市在住のWEBライター。趣味は酒場巡り。現在はYahoo!で地域情報を発信しているほか、秋田市のフリーペーパー「あおぽ」でグルメ記事の執筆や「大仙経済新聞」の運営にも携わっています。

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