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【秋田県大仙市】和風モダンな空間でこだわりの蕎麦を!女性にもおススメの『そば打ち幸甚』とは?

KANEYANWEBライター/地域クリエイター(大仙市・横手市)

2007年オープン!絶品の江戸風そばを求め大曲の人気店にGO!

幸せは、ひと足早い年越しそばと共に。

大曲日の出町に一軒の蕎麦屋がある。そう、2007年のオープン以来、蕎麦好きの大仙市民を唸らせ続ける名店『そば打ち幸甚(こうじん)』だ。

ちなみに同じ道路沿いには、以前の記事で絶品の西馬音内そばを紹介した『大曲食堂』も健在。クリスマスを前に若干二股モードの私だが、止められないこの気持ち。いつだってウマい蕎麦は、男を惑わす魔性の存在だ。

そば打ち幸甚(こうじん)
そば打ち幸甚(こうじん)

噂のそば処に足を踏み入れると、親切な女性店員さんと秋田出身の元力士・豪風さんのサイン色紙が迎えてくれた。

店構えは貫禄ある風貌をしているが、店内に広がるのは和風モダンで清潔感のある空間。男性はもちろん、女性にも気兼ねなく蕎麦を楽しんでほしい。店主のそんな想いが見えてくる。

女性の蕎麦ランチや、蕎麦飲みにもおススメ!
女性の蕎麦ランチや、蕎麦飲みにもおススメ!

女子会もできる蕎麦屋『幸甚』と同じ敷地内には、酒屋が併設されている。そのため、お酒のラインナップもなかなかの充実度だ。カウンターの奥に目をやると、オシャレなワイングラスも見える。夜に訪れた場合は、また違う楽しみ方ができそうだ。

カウンターの奥には日本酒やワインがスタンバイ!
カウンターの奥には日本酒やワインがスタンバイ!

品書き

品書き
品書き

もりそば:820円、十割もりそば:870円、かけそば:820円、十割かけそば:870円、冷かけそば:820円、きつねそば:980円、鴨南蛮そば:1,500円など。

蕎麦屋の出汁香るミニ天丼:580円 ※限定10食

平日限定サービスランチ:1,100円 ※限定15食

夜限定のお得な蕎麦セットも!
夜限定のお得な蕎麦セットも!

特大のお揚げが食欲をそそるきつねそばや、東由利産のフランス鴨を使った鴨南蛮そばなど、寒い時期の期間限定メニューも気になる『幸甚』。自慢の蕎麦に3種の副菜やデザートまで付いてくる平日限定のサービスランチも捨てがたい。

だがここにきて、限定10食の出汁香るミニ天丼が腹減る私の胸に急浮上。蕎麦と天丼。クリスマスを前にまたもや二股モードの私だが、止められないこの気持ち。今回はかけそばとミニ天丼でファイナルアンサーだ。

大曲の繁盛店で熟練の味を堪能!『幸甚』の江戸風二八そば&出汁香るミニ天丼とは?

かけそば:820円&蕎麦屋の出汁香るミニ天丼:580円
かけそば:820円&蕎麦屋の出汁香るミニ天丼:580円

注目のかけそばミニ天丼が登場。そのビジュアルからも溢れ出る上品さ。透き通るつゆの中で、美しい細打ちの麺が泳いでいる。隣に陣取った天丼も実に鮮やかだ。早くも店主の丁寧な仕事ぶりが見えたところで、まずは温かい蕎麦に手を伸ばそう。

細打ちの江戸風二八そばを実食!
細打ちの江戸風二八そばを実食!

おお、コレはいい。豪傑で食べごたえのある田舎そばも嫌いじゃないけど、江戸風の上品で軽やかな喉ごしもたまらない。鰹出汁のスッキリした味わいのつゆと、細打ち麺の相性も抜群で、もはや無限に食えそう。今回私は二八そばをチョイスしたが、プラス50円で十割そばを楽しむことも可能だ。

蕎麦のお供にミニ天丼もおススメ!
蕎麦のお供にミニ天丼もおススメ!

そして個人的に気に入ったのが、このミニ天丼だ。プリップリの海老に、香り華やぐ舞茸、そして山菜のほど良い苦みもたまらない。蕎麦のお供に、このサイズが嬉しいんだよな。そんなことを思いながら、甘いタレをまとった天ぷらを頬張り、その勢いで白飯をかき込む。今日の蕎麦ランチ、完璧である。

入口には秋田出身の力士・豪風さんのサイン色紙も!
入口には秋田出身の力士・豪風さんのサイン色紙も!

蕎麦や天丼の味もさることながら、『幸甚』の魅力のひとつが店内に宿る雰囲気の良さだ。16年前に蕎麦屋さんに転身した店主も、そして店主を支える店員さんも親切で、居心地が良い。

大曲の人気店に足繫く通う常連さんにも、私のように初めて暖簾をくぐった者にも優しい和の空間。カウンターで熟練の味を楽しみながら、またひとつ大曲の「良い店」に出会った私だ。

【店舗情報】
そば打ち幸甚
住所:秋田県大仙市大曲日の出町2丁目3-29
営業時間:11時~14時、17時30分~20時
※夜営業は金・土・日のみ(第三日曜日の夜はお休み)
電話番号:0187-62-2248
定休日:月曜日、第一・第三火曜日
店舗Instagram(外部リンク)

WEBライター/地域クリエイター(大仙市・横手市)

大仙市在住のWEBライター。趣味は酒場巡り。現在はYahoo!で地域情報を発信しているほか、秋田市のフリーペーパー「あおぽ」でグルメ記事の執筆や「大仙経済新聞」の運営にも携わっています。

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