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【秋田県横手市】王道を突き詰めた激ウマ味噌ラーメン!横手の人気店『味美 藤田屋』とは?

KANEYANWEBライター/地域クリエイター(大仙市・横手市)

横手で味噌ラーメンといえばココ!冬を温める極上の一杯を求め、噂の人気店にGO!

その一杯は、私にとって悲願だった。

今年の1月初め、私は横手市婦気大堤の『味美 藤田屋』を訪れた。そう、湯沢市にある人気ラーメン店『藤田屋』の2号店である。お目当てはリピート必至の味噌ラーメン。私は冬空に歓喜の想いを放ちながら、噂の店へと向かった。

……が、とても混んでいた。私が訪れたのは、日曜のお昼時。ごめん、コレは完全に私が悪い。私は冬空に空っぽの腹を鳴らしながら、リベンジの機会を待つことにした。

ラーメン味美 藤田屋 横手店
ラーメン味美 藤田屋 横手店

時は来た。それだけだ。私は往年のプロレスラー・橋本真也さんのような熱い眼差しで、夢にまで見た『藤田屋』にリベンジ訪問した。この日は平日。ついでに時刻は昼の2時過ぎ。だがこの時間でも、お客さんは続々とやってくる。やはりガチの人気店だ。

店内はカウンターのほか、小上がりも!
店内はカウンターのほか、小上がりも!

さっそく店内に入り、カウンター席で静かに着丼を待つ。……と、目の前に現れたのは、気になる漫画本の数々。おっ、我々アラフォー少年ジャンプ世代の迷作『幕張』もあるぞ。適当に漫画本をつまんで、そいつをめくりながらウマいラーメンを啜る。これがアラフォー独身男(私)の、ひとつの流儀である。

ウマいラーメンのお供に、漫画本も!
ウマいラーメンのお供に、漫画本も!

品書き

品書き
品書き

みそラーメン:780円、辛みそラーメン:840円、みそ納豆ラーメン:910円、みそチャーシュー:1,010円、しょうゆチャーシュー:900円など。

10食限定のえびみそラーメンも注目!
10食限定のえびみそラーメンも注目!

看板メニューの味噌ラーメンのほか、醤油や限定メニューもラインナップされている『藤田屋』。1日10食限定えびみそラーメンも気になるところだが、ここは一番人気と名高い辛みそラーメンでファイナルアンサー。それと、もうひとつ。忘れてはならないのが、トッピングのはじチャーシューだ。『藤田屋』といえば、はじチャー。これが横手のラーメンフリークが唱える定説のようだ。

王道を突き詰めた唯一無二の味!『藤田屋』の絶品味噌ラーメンとは?

辛みそラーメン:840円 ※はじチャーシュー(180円)トッピング
辛みそラーメン:840円 ※はじチャーシュー(180円)トッピング

注目の辛みそラーメンが到着。……って、めちゃくちゃウマそうだ。熱々のスープから顔を出す、たっぷりのコーンやデカいチャーシューが食欲をそそる。なるほど、噂の辛味噌は別皿で登場だ。

この黄色い中太ちぢれ麺がたまらない!
この黄色い中太ちぢれ麺がたまらない!

さっそく湯気が舞う熱いスープから麺を救出だ。やはり味噌ラーメンには、この黄色い中太ちぢれ麺がよく似合う。スープはさらりとした味わいで、ヤングはもちろん年配の方も受け入れやすそうだ。ビジュアルが良くて、万人に愛される味。これはまさに、ラーメン界の橋本環奈だ。

熱々のスープから「はじチャー」が登場!
熱々のスープから「はじチャー」が登場!

……と、上手いことを言ったつもりだけど、実はそうでもない例えを頭に浮かべていると、スープの中からゴロっとしたはじチャー軍団が登場。食べごたえがあったり、とろける食感だったり、そのひとつひとつに個性があるのが面白い。コイツをトッピングしたのはやはり正解だ。

辛味噌の量はお好みで調整可能!
辛味噌の量はお好みで調整可能!

スープはノーマルでも十分ウマいが、この辛味噌でパンチ力アップといこう。決して激辛ではないため、一気にドボンと投入するのもアリだし、少しずつ加えながら味の変化を楽しむのもおススメだ。

バランスの良いスープの中で踊る、中太ちぢれ麺。その麺と相性の良い、ネギやもやし。そして、食べごたえのあるチャーシュー。『藤田屋』の味噌ラーメンを一言で表わすと「王道のウマさ」だ。だがこの究極の王道を味わえる店って、よく考えるとなかなか見ないよな。そんなことを思いながら麺を啜り、スープをグビグビ飲んで、今日もごちそうさま。

万人に愛される『藤田屋』の味。それは、王道を突き詰めた唯一無二の一杯である。

【店舗情報】
味美 藤田屋 横手店
住所:秋田県横手市婦気大堤婦気前227-1
営業時間:11時~15時、17時~20時 ※水曜日は昼営業のみ
電話番号:070-5098-3346
定休日:月曜日

WEBライター/地域クリエイター(大仙市・横手市)

大仙市在住のWEBライター。趣味は酒場巡り。現在はYahoo!で地域情報を発信しているほか、秋田市のフリーペーパー「あおぽ」でグルメ記事の執筆や「大仙経済新聞」の運営にも携わっています。

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