【秋田県大仙市】東京で話題の味を温泉食堂で!西仙北ぬく森温泉『ユメリア』の絶品担々麵とは?
担々麺好き必見!極上の一杯を求め、刈和野の温泉へGO!
胡麻の風味香る、絶品湯上りメシ。
パワフルなとり天丼が人気の『お食事処としま』や、珍しいスッポンラーメンが楽しめる『たむら屋』など個性派が集う大仙市刈和野で、またひとつ注目のグルメを発見した。そう、西仙北ぬく森温泉『ユメリア』の本格派担々麺だ。
なんでも東京都足立区の超人気店『ふうりゅう』の味を再現しているようだが、なぜ東京の担々麺が刈和野で……。そんなことを思いながら、私は自然豊かな山あいの温泉へと車を走らせた。
さっそく施設の中に入ると、地元の英雄・柳葉敏郎さんのパネルが迎えてくれた。入口の横にある展示室『ギバちゃんの部屋』では、過去作の名シーンを捕えた写真や、実際に着用した衣装などが展示されている。初めてユメリアを訪れた際は、ぜひチェックしたいスポットだ。
露天風呂にギバちゃんの部屋、そして絶好調・中畑清さんのサイン色紙など見どころ満載のユメリアだが、腹減る私が向かったのは3階にある『お食事処 大綱』。ちなみにこの食堂は湯上りに立ち寄るのはもちろん、ぶらりと食事だけの利用も可能だ。
品書き
味噌ちゃんぽん:900円、醤油ちゃんぽん:900円、担々麺:980円、ネギ担々麺:1,100円
天ざるそば(妻有そば):980円、北の味噌らーめん:750円、大曲納豆汁定食:750円、海宝丼:1,010円など。
麺類、定食、丼物など幅広いメニューが揃う『お食事処 大綱』。新潟十日町名産の妻有そばや、具沢山のちゃんぽんなども気になるところ。そんな中今回私がチョイスしたのは、噂の逸品にネギをトッピングしたネギ担々麺。今日はこの温泉食堂で、刈和野の新たな名物に舌鼓といこう。
リピート必至の本格派担々麺!東京の名店『ふうりゅう』の味に舌鼓!
注目のネギ担々麺が到着。とろみのある濃厚スープの中に、モッチリした中太麺がスタンバイ。そして麺の上には、たっぷりの肉味噌と白髪ネギが鎮座している。ルックスは意外にシンプルだけど、こいつは只者じゃないな。そんなことを思いながら麺と具材をまぜまぜして、さっそくレッツイートだ。
おお、こいつは想像以上の本格派。……なんだけど、めちゃくちゃ食べやすい。どうやらこの担々麺、本場の四川料理を踏襲しつつ、しっかり日本人向けにアレンジされているようだ。ほとばしる胡麻の風味とスパイス。そしてその旨味たっぷりのスープに負けない中太麺。旨味を吸収した肉味噌や、シャキシャキのネギも良いアクセントになっている。
一般的なラーメンに比べてスープが少なめに設定されているのも、東京の名店・ふうりゅう仕込みだ。ちなみに後半戦は残ったこのスープに、白飯を投入するのもアリだろう。
そして気になる辛さレベルは「チョイ辛」ぐらいだろうか。そこまで激辛ではないが、辛さ控え目を希望する場合は注文時に申告を。反対に自家製の辣油をスープに投入することで、辛さマシマシにすることも可能だ。
「この温泉で主役になれるグルメはないか」
そう考えたユメリアの社長が目を付けたもの。それが自らもその味に惚れ込んでいた『ふうりゅう』の担々麺だ。
ここ大仙市刈和野で、あの行列店の味を。社長のそんな想いを実現するため、ユメリアの調理師が実際に足立区の店に住み込み、修行を敢行。名店の味をしっかりと腕に叩き込み、秋田に持ち帰った。
地元・大仙市の温泉で出会った、絶品担々麺。東京で行列を作る名店の味は、遠く離れた秋田の地でもラーメンフリークの舌を唸らせ続けている。
【店舗情報】
お食事処 大綱(西仙北ぬく森温泉ユメリア)
住所:秋田県大仙市刈和野字山北ノ沢5-4
営業時間:11時~14時、16時~20時(ラストオーダー:19時30分)
電話番号:0187-87-3100
休館日:第2、第4水曜日 ※詳細はHPを確認ください
施設HP(外部リンク)