まるでパン屋さん？『デイリーヤマザキ』のパンコーナーが激アツ！

噂には聞いていたが、想像以上の充実度だった。

そう、大仙市内小友にある『デイリーヤマザキ』のパンコーナーである。たしかにデイリーといえば、パンがウマいイメージがある。だが私の家の近所には大正義・セブンイレブンが鎮座している。そのため私は、大仙市内に唯一生息するこのデイリーを訪れたことがなかった。ぶっちゃけ、パンはセブンでも買えるしね。

だがそんな私のぬるい考えは、自動ドアをくぐった瞬間に打ち砕かれた。大量に並ぶパン、パン、パン。諸事情により売り場の写真をお見せできないのが心苦しいが、総菜系からスイーツ系まで、余裕で30種類以上はある。そしてそれらを店内で製造しているという無双っぷり。もはやパン専門店と名乗っても許されるレベルだ。

地名入りのご当地パンも！『デイリーヤマザキ 大曲西店』のおススメパンを実食レビュー！

そんなわけで、今回は超充実の『デイリーヤマザキ』のパンコーナーで、特に気になった商品をいくつか紹介したい。外はまだまだ寒いけど、私の心は春のパン祭り。さっそく実食レビューといこう。

贅沢な小倉あんぱん（ホイップ入り）

内小友のデイリーで不動の一番人気を誇るのが、「大曲」の焼印が印象的な小倉あんぱんだ。このあんぱん、とにかく訪れるお客さんが次々と手に取っていく。私が訪れたときは20個ぐらい並んでいたが、隙を見せるとあっという間にソールドアウトする勢いだった。

そして肝心の味も侮れない。ふわっふわの生地をパクリと齧ると、その中から大量のホイップクリームと小倉あんが登場。これが絶妙な甘さでしつこくないため、何個でもいける。このパンを爆買いしていくマダムがいたのも納得だ。

てりたまバーガー

同じく「大曲」の焼印が入ったてりたまバーガー。バンズから溢れ出るテリヤキソースとローカル感が、食欲と哀愁を誘う。こいつは豪快にかぶりつきたい。

あんぱんの生地とは対照的に、このバンズはやや歯ごたえのある仕上がり。そのためテリヤキソースやマヨネーズ、卵サラダといった濃厚オールスターズに負けていない。そしてこの食べごたえ抜群なローカルバーガーの価格は、税込260円。コスパも優秀だ。

こだわりのメロンパン

最後に紹介するのが、こだわりのメロンパン。こいつは精鋭揃いのデイリーパン軍団の中で、二番目に人気の商品だ。

おお、こいつは外側のサクッとした食感と、内側のふんわりとした食感が二刀流で押し寄せてくる。サイズは大きめだが、軽い口当たりで食べやすい。あんぱんと同様に甘さ控えめのため、女性や高齢の方にもおススメだ。

コンビニ大手3社を横目に、独自のパン路線を行くデイリー。今回紹介した商品のほかにも、店内にはウマそうなパンが並んでいた。ただしその人気ゆえ、売切れにも要注意だ。

花火の街で愛されるパンの聖地。コンビニは街に溢れているが、ウマいパンを買うなら、ココで決まりだ。