【岩国市】ルールを徹底してマナーの良いキャンプ客を集客している「らかん高原オートキャンプ場」
こんにちは!キャンプ系動画を配信している「かの地から」しーまんです。
先日書いた記事「連休でもマナーの良いキャンパーが集まるキャンプ場の理由とは?考察して見えた「キャンプ場選びのコツ」」でお伝えした「行って良かったキャンプ場」が、今回ご紹介する「らかん高原オートキャンプ場」です。
写真も撮って来ましたのでご紹介していきます。
標高800mのらかん高原にあるオートキャンプ場
今回行った「らかん高原オートキャンプ場」には、一度も宿泊したことはありませんでした。
料金が少し高めなので、ソロキャンプだと躊躇してたんですよね…。
しかし、今回ファミリーキャンプに行って「ここはいい場所だ!」と思ったので記事にさせていただきます。
まず最初に、料金設定は少し高めです。
先ほども書いた通り、この付近のキャンプ場と比べると、利用料金は少々高め。
テントサイト…4500円(1サイト5名まで)
AC電源サイト…5000円(1サイト5名まで)
※駐車場はそれぞれ1台のみ
ですが、維持にかなり手をかけているのが分かる、納得の設備の綺麗さでした。
ペットと一緒に泊まれる場所だったので、ペットを飼われている家庭も利用しやすいキャンプ場です。
キャンプ場全体の作りとしては、上の写真で言えば奥に行くにしたがって傾斜を降りていくような作りになっています。
山に作られたキャンプ場らしい作りではないでしょうか。
地図の矢印は車の進行方向を表していて、場内は一方通行となっています。
ちなみに、青少年旅行村の方は料金が安いのですが、ファミリーキャンプは快適に過ごしたい!という場合が多いと思うのでオートキャンプ場の方をオススメします。
今回は利用しませんでしたが、たくさんの施設もあり
今回はオートキャンプ場のみの利用でしたが、ホームページに記載されていた施設をまとめてみます。グランドゴルフは色々な所にありますが、パターゴルフは最近あまり見ないのでやってみたいかも。
いろりのある休憩所/ミニゴルフ(パターゴルフ)/ドッグラン/ハイキングコース/グランピング/サニタリー棟/テニスコート/自転車広場/交流センター(サークルの合宿や子供会でのキャンプなども可能)
らかん高原オートキャンプ場のある山口県錦町は、清流「錦川」の流れる町です。自然いっぱいの場所なので、ドライブコースとしても良いと思います。実際に僕もよくドライブしてますよ。
受付ではしっかり注意事項などを説明してくれます
管理棟の外には自動販売機が設置されていて、売店では薪やアイスクリームを購入することも可能でした。
受付では、名前や住所を書いて料金を払って終わり…というわけではなく、焚き火についての注意事項などについてしっかり説明を受けることになります。
その後、車のナンバーなども書いて注意事項のチェックシートに記入し提出…という流れ。
特に焚き火についてはサイトの芝生が焦げることが続出し、手を焼いているようで、使っている焚き火台はどのような物か?なども聞かれます。
あまりに火床が地面に近い焚き火台は使わないで欲しい。ということのようで、小さめ・低めの焚き火台が多い現在、キャンプ場としても気を付けて欲しい所なのだと思います。
焚き火台の使用にはここ独自のルールがあります
焚き火台を使用する際には、受付で800円でこのコンパネを購入する必要があります(一度買って持っていれば再度買う必要なし)。
ちょっと高いなぁ…と思いながらコンパネを買うと、サービスでビールを2本くれました(笑)
スパッタシートの上にコンパネを敷いて焚き火台を乗せ、焚き火をしている最中にコンパネが焦げるようであれば焚き火を中止しなければいけません。
コンパネが焦げる=スパッタシートの下まで届いてしまうような高熱が発生しているということなので、芝生保護の観点からは仕方ないことでしょう。
芝生ってすぐに育つわけじゃありませんからね…。
ちなみに、この写真は焚き火をした翌日の写真なのですが、全くの無傷です。良かった。次回も使おう。
焚き火用の薪も売店で購入できますが、1組1束まで
これも独自のルールですよね。この日は焚き火料理をしたかったので、少し余分に…と思い「2束ください」とお願いしたのですが、1組1束までの販売でした。
「消灯時間の夜9時までに燃やしきれる焚き火をして下さい」というのが理由。
つまり、1束しか販売しないことで、夜中までワイワイと焚き火をすることを防ぐ役割もある。ということなんですね。
実際に1束で大丈夫だろうか…と思ってたんですが、1束でしっかり料理できて9時前に終わったので全く問題ありませんでした。
数種類の焚き火料理をした、この日のキャンプの模様を動画にしているのでぜひご覧ください。
受付隣にはかわいい遊具もあり
残念ながら、アスレチックのような大型遊具は柵が張られていて使えなかったんですが、受付隣に小さい子供用のかわいい遊具がありました。
小さな子供さんを連れてのキャンプは、気分転換にこういう所で遊んだりできると嬉しいですよね。
手軽にキャンプ場に泊まりたい!という人は、ログケビンやバンガローを利用する手も。
道具を持っていなかったり、初心者でも安心してキャンプ気分を楽しめます。
ファミリーキャンプをしていると、あまりに隣と近いと「何か引っかけたりしないかな…」と心配になることもありますよね。
サイトごとにある程度の余裕がある作りなのも良かったです。
プライバシーもしっかりあって、ゆったりとキャンプが楽しめました。
標高800mにあるキャンプ場なのですが、噛まれてかゆかった…という事が無かったので、蚊がいなかった(少なかった)ような気がします。
サイトはフリーサイトではなく区画サイトです。
写真では4m×4mのテントを張っていますが、全然余裕。
大型テントもゆったり張れそうですし、狭くてガイロープが張れないということもありませんでした。
らかん高原オートキャンプ場の夜
標高が高く、周りに灯りも少ないため、夜は星空が奇麗!
キャンプ場で温かい飲み物を飲みながら見上げる星空っていいですよね。
町に住んでいると、夜空を見てもなかなか星空って見えません。
子供の内にこういった綺麗な星空を見ておくのは、いい経験になるんじゃないかと思います。
マナーの良いお客さんばかりだった
実はこのキャンプ場に行ったのは、お盆の一番人が多い時期でした。
夏のこの時期、家族連れで賑わうキャンプ場…。だいぶ賑やかなんだろうなと思っていたのですが、良い意味で裏切られました。
お客さんが、マナーの良い人ばかりで超静か。
キャンプ場がルールを徹底していることなどもあって、いわゆるBBQ客のような層を排除できているんだなと感じました。
その辺りは先日書いた記事「連休でもマナーの良いキャンパーが集まるキャンプ場の理由とは?考察して見えた「キャンプ場選びのコツ」」にまとめています。
息子が一番喜んだクワガタ
そして夏のファミリーキャンプでは、「夜になったらカブトムシを探してみよう」ということに、よくなります。
今まで一度も見つけられなかったカブトムシとクワガタですが、この日はミヤマクワガタを見つけられたので、息子は大喜びでした。
こんな生き物と出会えるのも、自然いっぱいの山の上のキャンプ場ならではですよね。
らかん高原オートキャンプ場は一度は行ってみて欲しい
今回行った「らかん高原オートキャンプ場」。
少しルールは厳しめかもしれませんが、決められていたのは当然のことばかり。
キャンプブームで色んな人が来てしまった故の追加ルールも多いでしょう。
焚き火のルールにしても、決められるまでの苦労・苦悩があってのことだと思います。
とてもいいキャンプ場だったので、また今度来たいなと思える場所でした。
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《プロフィール》
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【かの地から しーまん】
キャンプ歴5年の山口県在住3児の父。
キャンプなどのアウトドアをはじめ、DIYや料理、クロスバイクや車中泊など様々な趣味をYouTubeや各種SNSで発信中。
山口県を拠点として、全国各地に遠征するのが楽しみの1つです。
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