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浅草温泉「堤柳泉」は粋な露天風呂とサウナでした

カラーひよこサウナ散歩家

サウナ散歩家のカラーひよこです。都内とその周辺のサウナ巡りが趣味で、これまでに 300 店を数えるサウナ・銭湯・スーパー銭湯を渡り歩いています。

今回は三ノ輪駅から徒歩 10 分の銭湯、「堤柳泉」(ていりゅうせん)さんでのサ活をレポートします。この日も浅草方面へ用事があり、そんな時の常でその周辺での銭湯巡りでした。さらにそんな時の「13 時開店」というのは貴重でありがたいです。

先日もそのような流れからの浅草サウナでしたが、銭湯密度が都内最高の台東区は「銭湯王国」だけあって層が厚く、どの銭湯も外しがありません。

今回も期待大です。

昨年に温泉認定、源泉名は「浅草温泉」

サウナ後の爽やかな表情の私でした
サウナ後の爽やかな表情の私でした

浴室は2階。店主さんがランニングとマラソンのチームを率いているとの事で、階段の壁にはそのあたりのグッズと写真、記事やお知らせが貼られていました。

脱衣所に入ると広い。そして綺麗。この建物に建て替えたのが約 30 年前だそうですが、清潔でいていい感じのエイジング具合。

浴室は入って左側にサウナ室、そして窓側にカランが並び、右手の壁に沿って縦方向に浴槽が配置されています。手前から水風呂、メインのバイブラとの白湯、いちばん奥に日替わり薬湯。この日の薬湯は「ワイン風呂」でした。

その薬湯の向かいに小部屋のように区切られた浴槽があり、それは白い絹の湯でした。そこそこのあつ湯。露天風呂は最後のお楽しみに取っておき、タイル壁に貼ってある温泉とランニングチームについての解説や新聞に載った記事などを読みつつ、ひと通り浸かって下茹でしたところでサウナへ。

T シャツには「NO 銭湯、NO RUN」のメッセージ
T シャツには「NO 銭湯、NO RUN」のメッセージ

サウナはガス遠赤外線ドライタイプで、最も銭湯に多いタイプ。定員は6名。テレビは無し、BGM はラジオでした。100 度とあるけれど、ドライなので過ごしやすくゆったりと発汗作業に勤しめます。。

向かいの水風呂は体感では確実に 20 度超え。サウナ界ではぬるめとされている水温ですが、ぬる目の水風呂の良さというのもあって、このいつまでも入っていられそうなマイルドさ加減は筆者の好みだったりします。蛇口から流れっ放しの井戸水。

そういえば、この水風呂も温泉(冷泉)なのでしょうか。ともあれ水温的には、まるで家庭の蛇口から出る水そのままのようで、自宅で水風呂に入っているような懐かしさというのか安堵感のあるフィーリングです。

3セット後は露天風呂へ。こちらも上のスピーカーから控えめな音量で FM ラジオが。温泉の岩風呂。あまり詳しくはないのですが「温泉」という響きだけで何かありがたいものがあります。ホワホワになってから最後の最後に外気浴。

細長いベランダ状のスペースにカラン用の洗い椅子が一つ。よしづで目隠しされた隙間からは階下の通りが見えます。向かいの家の屋根に止まっている鳩と目が合いました。

なんとなく「あの鳩が飛び立つまで休んでいよう」と思うもなしに思うも、鳩はずっとその場所を動かず、根負けする形でととのいタイム終了です(笑。

日の傾きかけた外へ出ると風が爽やかでした。

隅田川を見下ろせてスカイツリーを見上げるビアガーデン
隅田川を見下ろせてスカイツリーを見上げるビアガーデン

この日のサ飯はちょっと豪勢で「浅草 EKIMISE」の屋上ビアガーデンで BBQ でした。

こちらもおすすめです(^人^)

堤柳泉
入浴料:520 円・サウナ 300 円
営業時間:13 時 〜 22 時(日・祝は 12 時から営業)
定休日:月曜日
アクセス:東京メトロ日比谷線「三ノ輪駅」徒歩 10 分

サウナ散歩家

年間約 150 回サウナに入ってます。主に首都圏のサウナを渡り歩いております。たまに出かける旅行も専らサウナ目的。新規に訪問した良サウナ施設を紹介していきます。

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