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晩夏の秩父へ日帰りサウナ旅「秩父湯元 武甲温泉」

カラーひよこサウナ散歩家

サウナ散歩家のカラーひよこです。都内とその周辺のサウナ巡りが趣味で、これまでに 300 店を数えるサウナ・銭湯・スーパー銭湯を渡り歩いています。

この夏再びの秩父方面へ日帰りサウナ旅をしてきましたのでレポートします。「秩父湯元 武甲温泉」さんです。夏の終わりに相応しい素敵なサ活でした。

名峰 武甲山の麓にこんこんと湧く「美肌の湯」

寺坂棚田と武甲山
寺坂棚田と武甲山

西武鉄道の終点秩父駅の一つ手前の「横瀬」(よこぜ)という無人駅で各停列車を降りると、駅舎の向こうには特徴的な姿の武甲山が構えているのが見えます。

そこから武甲温泉までは徒歩で 15 分との事。地図を確認すると温泉の近くに「寺坂棚田」という観光スポットがあったので少し大回りして立ち寄ってみました。

この棚田、今月半ばに「彼岸花まつり」が開催されるそう。当然満開には時期尚早で、彼岸花は所々に点々と咲いているのが認められるのみ。

お食事処。大衆演劇も上演される
お食事処。大衆演劇も上演される

棚田から再び 20 分ほど歩いてゆくと、大きな橋の下に目指す温泉が見えました。傍らには横瀬川とキャンプ場。日帰り入浴の他、隣のビジネス観光旅館「武甲の湯 別館」での宿泊も可能なようです。

脱衣所のコインロッカーはリターン式ではなく1回の利用に 100 円。貴重品だけをそれ用のロッカーに入れて昔風の脱衣カゴの方を使っている人が多かったです。

脱衣所の隣にはかなり広いウッドデッキスペースがあって外気浴休憩の場所となっているようです。露天風呂側とは低い壁で仕切られており、一枚板の大きな木のベンチとテーブル、自販機が置いてあります。

浴室へ入ると L の字型の大きな浴槽がメインの温泉。手前にぬる目の炭酸泉の四角い浴槽もあり、これはありがたい。

蛇口から掛け流しの水風呂の水温を(習性で)確認してみると、どうやら 20 度は超えているぬる目仕様。

温泉に一部付いているマッサージの奔流で長旅(と言っても電車と徒歩で片道2時間程度でしたが)の疲労をやわらげます。。

少しリラックスしたところでサウナ室の扉を開けると、やや古めの上下2段6、7人サイズ。ストーブも結構年季が入っている外観ですが、サウナストーン対流式でありがたい。テレビは無し、ごく控えめなクラシックか何かの BGM の中、しっかりと 10 分蒸されて汗を流します。。

樹上に晩夏の蝉、地面からは初秋の鈴虫

サウナ&水風呂を2セット済ませると、早くも夜の気配のする露天風呂へ。外にも屋根付きのカラン(洗い場)がある。その脇の踏み石の小道に導かれて進むと屋根付きの大きな岩風呂が出現。

岩風呂の屋根から下げてあるオレンジ色のランタンの灯りといい、玉砂利と踏み石の導線といい、演出が効いています。。

温泉は無色透明ないわゆる「美肌の湯」系の泉質のもの。秩父周辺のスーパー銭湯施設を巡るのはこれが5店舗目ですが、確かそのどれもがこの透明な「美人の湯」でした。

それにしても夜蝉の鳴き声、そして茂みの影からは秋の虫の声と、晩夏と初秋の境目に迷い込んだような雰囲気がなんともたまりません・・おつかれさまでした。

サ飯は畳のお食事処でせいろ蕎麦と豚ホルモンの唐揚げでした。この日は電車行だったので自販機でビールも。

豚ホルからあげが美味すぎた
豚ホルからあげが美味すぎた

この「豚ホル」が無茶苦茶に旨くて無限に食べれそうな勢いでした。これも秩父名物なのでしょうか。ごちそうさまでした(^人^)

秩父湯元 武甲温泉(公式サイト)
入浴料:平日 700 円・土日祝 900 円
営業時間:10 時 〜 21 時
定休日:なし
アクセス:西武鉄道「横瀬駅」徒歩 15 分(土日祝のみ無料シャトルバスあり)
関連リンク
【 日帰りサ旅 】秩父川端温泉 梵の湯(東京サウナ日記)
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サウナ散歩家

年間約 150 回サウナに入ってます。主に首都圏のサウナを渡り歩いております。たまに出かける旅行も専らサウナ目的。新規に訪問した良サウナ施設を紹介していきます。

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