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絶景露天風呂と超軟水の銭湯「深大湯」

カラーひよこサウナ散歩家

サウナ散歩家のカラーひよこです。都内とその周辺のサウナ巡りが趣味で、これまでに 320 店を数えるサウナ・銭湯・スーパー銭湯を渡り歩いています。

今回は調布は深大寺の近く「湯の森 深大湯」さんでのサウナ散歩をレポートします。

この日は日曜日。当初は「深大寺温泉 湯守の里」でサ活する予定であったが、着いてみると駐車場が満車で。

ほぼ平日にしか訪湯したことがなかったけど、休日はこんなに混んでいるのかとびっくり。

すぐさま「プランB」を発動、すぐと近くの「深大湯」さんへ向かったのでした。

ゴジラ、観に行きたい
ゴジラ、観に行きたい

入り口の暖簾が、上映されたばかりの『ゴジラ -1.0』とコラボっている。

「銭湯、日本。疲(マイナス)から癒(プラス)へ」。

男女週替わりの浴室、今回は落ち着いた「月のしずく」側

久しぶりに訪れた今回の男湯は、前回とは逆側の「月のしずく」。白と水色基調の明るく落ち着いた浴室。サウナ的にはロッキーサウナの「オアシス」側が好みであるが、露天風呂はこちらの方が好みであったりする。

毎回、どちら側に当たるのかも楽しみなのが男女入れ替え制銭湯の良きところ。

あろう事か、お風呂セット一式を忘れて来てしまったので、エレベーターで上がった3階のフロントでシャンプー、リンス、ボディーソープ、手拭いを購入。

フロントから脱衣所から、何かパアっと清潔で明るい雰囲気。脱衣所窓側のベランダ状のスペースは昔は喫煙室だったと記憶するが、今はマッサージチェアが一台置かれている。

水分補給に、自販機で伊藤園のお茶などを求める。

入浴に最高に適している、つるつる・スベスベの「軟水」

カランのシャワーの蛇口を回すと、その湯あたり肌触りで、そう言えば「軟水」だった!と体が思い出す。軟水。このキーワードも「オフラー」としては重要ポイントである。

この軟水の「つるつるすべすべ」の感覚は初めて体験した時にはたいそう驚いたものであった。その効能は、タイルの壁にある説明書きを毎回読んでしまうのだが、毎回忘れてしまうという(笑。要は保湿・保温力に優れ、石鹸の泡立ちが良い、との事。

確かにシャンプーの泡立ちがいい。そして、髪を洗った後、髪の毛がキュイキュイと突っ張らない。リンスが要らないのではというくらいの滑らかさ、なんである。

飲料には「硬水」の方が適しているそうだが、お風呂には「軟水」が最適で、もちろんメインの浴槽も水風呂も屋上の露天風呂もこの軟水なのであった。

洗髪・洗体が済むと、いつものようにジェットで下茹でしてからサウナへ。

今回の「月のしずく」側のサウナはガス遠赤外線タイプ(オアシス側はサウナストーン対流式のロッキーサウナ)。定員は 10 人程度だろうか。

テレビで流れていた日本シリーズを観ながら 12 分。

サ室前の水風呂は座ると肩が出るくらいの浅めで細長い形をしている。一部バイブラあり。体感で 18 度くらいだったか。

サウナも水風呂も観光地(深大寺)近くの日曜日とあって、外国人の姿も数組。それぞれ長めのサウナと水風呂の往復を繰り返すこと2回。

屋上露天風呂からは夕陽に映える富士山の姿も

最大の目玉は「展望露天風呂」
最大の目玉は「展望露天風呂」

階段を上がって露天風呂へ。結構な高さでちょっと怖い。手すりに捕まって・・。屋上へ出る前に踊り場的な空間があり、そこには半開きの窓とイスがひとつ。窓から外を覗くと階下の道路沿いの欅やら楓やらの少し色付いてきた紅葉が見える。

露天風呂の野趣ある岩風呂には立派な木製の屋根がしつらえてある。5つほど置いてあるととのい椅子は新しくなっているような。

西向きの屋上露天風呂、向こうは崖側で下っているので5階相当くらいの高さでは無いだろうか。すっかり日が暮れていたけれど、晴れた日の夕暮れ時には富士山のシルエットが望めて、山に帰って行くカラスたちの姿もよく似合う風景である。

竹の目隠しの一部が何箇所かくり抜かれていて、景色を眺められるようにしてある。時間帯によっては深大寺の鐘の音も聞こえてきたりして、とても風情だ。

左手に見える夜景は調布駅方面だろうか。景色と岩風呂を堪能してから最後に階下の炭酸泉に浸かって今夜のサ活は終了。

このエリア周辺の銭湯と言えば、同じ通り沿いのもう少し中央線寄りにある「千代乃湯」がイチオシであったが、あらためてこちら深大湯の「展望露天風呂」と「軟水」は捨てがたいな、と。

「千代乃湯」も男女入れ替え制でそれぞれの露天風呂が素晴らしく、水風呂の水質(あれも軟水なのでは)もちょっと替えが効かないのだけれど。

「やきいも じんだいゆ」は日曜と火曜に出店
「やきいも じんだいゆ」は日曜と火曜に出店

サ飯ではないけれど、湯上がりに以前から気になっていた焼き芋を買ってみる。3階のフロントで売っているのかと思えば、1階の駐輪場の軽トラで販売していた。

残り3本くらいしか売れ残っておらず、種類はしっとり感の「シルクスイート」のみが残っていた。100 グラムあたり 160 円。中くらいの大きさ、200 グラムくらいのサイズのを。

シルクスイート
シルクスイート

持ち帰って、冷蔵庫に冷やしておいたのを翌日食べたが、しっとりねっとりしていて旨かった。

日曜と火曜のみ出張販売しているらしい。次回はホカホカな状態で食べたい。

ごちそうさまでした(^人^)

湯の森 深大湯(公式サイト)
料金:520 円(サウナ + 300 円)
営業時間:15 : 00 〜 23 : 00(日曜 14:00 〜 23:00)
定休日:木曜・第三水曜
アクセス:中央線「三鷹駅」「吉祥寺駅」京王線「調布駅」よりバス
駐車場:35 台(無料)
関連リンク
屋上展望露天のある銭湯「湯の森 深大湯」(東京サウナ日記)

サウナ散歩家

年間約 150 回サウナに入ってます。主に首都圏のサウナを渡り歩いております。たまに出かける旅行も専らサウナ目的。新規に訪問した良サウナ施設を紹介していきます。

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