ここは新宿歌舞伎町・・本日のサウナ散歩は「新宿区役所前カプセルホテル」さん。

すぐ裏に有名店の「テルマー湯」もあるのだけれど、何しろここのサウナは 3 時間 1500 円（1 時間あたり 500 円！）という、この立地ではあり得ないようなハイコスパサウナで、新宿へ寄った折にはついとこちらへ吸い込まれてしまう超お得な回復スポットなのでした。

フロントと脱衣所・大浴場は 3 階で、４階がリラックス・ビジネスラウンジ、そこより上階は宿泊フロアとなっている。大浴場とサウナは男性専用で女性はシャワーのみ。

筆者はまだ利用したことはないが、宿泊も１泊 2700 円〜とエリア最安値だそうで、外国人観光客の姿も目立つ。

お食事処は無いが、４階の自販機コーナーにはカップ麺、菓子パン、スナック菓子、酒類など。給湯ポットと電子レンジあり。

大浴場の窓からは花園神社とゴールデン街の路地

ロッカーの中には大小のタオルと館内着。アメニティーはカミソリのみが有料。アカスリ用のボディタオルは目の粗いハードタイプで気持ちがいい。

浴室は白基調でローマ風というのかロココ調というのか、床は大理石調で浴槽の縁に白い石膏像が２つ立っていたりする洋風タイプ。

カランの洗い椅子は背が高くて座るのが楽。そして洗い桶があの黄色い「ケロリン」という、お洒落になりきれないギャップもいい。

３つ並んだ浴槽はサウナ室から近い手前が水風呂、中温でバイブラ強めの真ん中の浴槽がメインのお風呂、右奥が 42 度とやや熱めの湯。

とりあえずメインのバイブラ湯へ。少し開けてある窓の向こうには裏手にある花園神社の朱色が鮮やか。そして真下には新宿ゴールデン街の入口あたりの一角が見える。

小さなバーがひしめく路地裏と神社・・それをローマ風呂から眺めているという、この土地ならではのカオスな風情。

時間あたり 500 円は安い・・程よくバランスのとれた良施設

下茹で後、サウナマットを手にサ室へ入る。奥にあるストーブは電気・対流式。以前はセルフロウリュができたのだが、その後オートロウリュに改造されたそう。小さなテレビも以前は焚き火の映像だったような気がする。

98 度。２段の席はストーブ側と入り口側で結構温度が違う。12 分計はなくて砂時計のみ。毎時 00 分と 30 分のオートロウリュはちょっと地味目だが、何しろこの日は 個人的に 5 日ぶりのサウナだったので、大いに落ち着けた。。

水風呂は体感 18 度くらい。水面は静かで、温度の羽衣（体温の膜）に包まれて相当長く浸かっていられる。。

３時間コースだったので（常にこのコース一択）、ゆっくりゆっくりと余裕の３セット。

サウナを出てすぐ横には、背もたれに絶妙な角度の付いたあの椅子が２つ。向かいの窓が常に開け放たれているこの場所が外気浴エリアであった。

例によっての寒がりで、奥のあつ湯側の最も窓から離れた椅子の方で休憩。ぼんやりチルアウトタイムで仕上がる。

歌舞伎町という狭いエリアには４つもサウナがあるのだが、価格・内容・入りやすさなどのバランスで新宿区役所前に来てしまうことが多いのであった。

宿泊もかなりリーズナブルなので、東京観光や出張の際にもおすすめですよ。

サ飯は久しぶりの煮干し系「ラーメン大戦争」

サ飯は「ラーメン大戦争」西新宿店で。店名から期待した殺伐さとは裏腹にお洒落な雰囲気のお店でした。

メニューのネーミングも面白い。定番の「ピストル」は名古屋コーチンの鶏ガラと貝柱のあっさり系、「錆びた刀」が汁無し、「平和」はあっさり醤油。

初回はいつも定番メニューを選ぶのだが、ニボりたかったので煮干し醤油の「自由」にしてみた。ビジュアルも映える。

無料のチャーシュー 5 枚までと大盛り（1.5 玉）で。普段二郎系ばかりなので量的には余裕で、替え玉に味玉も追加。

旨かった。ごちそうさまでした（^人^）

そう言えば歌舞伎町といったら、ゴールデン街の「凪」の煮干しも強烈だった。。