この日のサウナ散歩は京王線笹塚駅から徒歩 1 分の「天空のアジト マルシンスパ」さん。ドラマ版『サ道』のロケ地にもなっている超有名店です。

甲州街道沿いの細長いビルの 11 階の高層サウナである。エレベーターで10 階のフロントまで。

4 年近くぶりだったので、あらためて説明を受けてロッカーキーと歯ブラシと剃刀（3 枚刃）を受け取る。

10 階にはレストランと、その奥にはリクライニングコーナーも。定番メニューのカレーのいい匂いがする。

11階外気浴スペースからの眺望はまさに「天空」の非日常的空間

館内着に着替えると階段で 11 階へ。着替え等を入れる浴室前のロッカーはトラブル防止の為、腕の鍵と同じ番号のロッカーを使用する。こちらには鍵が付いていないので注意。

入り口前のウォーターサーバーは冷えたのと常温の２種類あり（紙コップにはマジックで名前を）。

右手の非常扉の外、非常階段のベランダが外気浴コーナーであった。

まさしく「天空」からの眺め・・すぐ真下には京王線の線路。右手には首都高が走っている。

浴室はコンパクトでモダンな感じ。カランは４つのみで一番右の席のシャワーは切替式のミラブルのもの。ボディタオルは浴室内にある。シェービングフォームは備え付け。

頭と体を洗っている時に背後の水風呂に何人か同時に入ると、ザバーンと派手に溢れた水が床を洗う。

天気が良くて窓は半開き、時折、というか頻繁に通る電車のガタンゴトンという通過音もいい感じ。。

温度・湿度・空間にこだわった絶妙なサウナに包まれる

サウナ室もコンパクトである。着座は 10 人。満席の時は中で２人が立って待つ。Metos の大きな iki ストーブ。サ室がコンパクトなので余計にストーブがでかく見える。

アロマ水のセルフロウリュあり。斜めになった壁のひし形の窓も特徴的。３年以上ぶりで以前と全く変わっていないように見えるけど、何かこの全体のエイジング具合がすごくいい。

温度・湿度・輻射熱に徹底してこだわっていて、サウナルームとストーブに包まれているような一体感がある。この部屋の変形タイプな形状も良いんだろうな。。

控えめな音量で流れる女性ジャズボール。時々、ひし形の窓からの眺望に目をやること 15 分。。

温泉成分を含む天然地下水の「冷泉」水風呂も絶妙なセッティング

ステップを３段上がった水風呂の水は薄い黄緑色。浴槽の縁すれすれまで、なみなみと満たされている。このビルの真下深くの天然の地下水で、届け出はしていないそうだが、温泉成分を含む「冷泉」なのであった。

水温は季節により変動するらしいが、この時期でもそこまでキンキンではない。立膝で脇の下くらいの深さもいい。深さ・水温・水質と申し分無しである。

長い水通し後の２セット目は奥の上段の角席で 15 分。出たところでマット交換の時間になり、浴室の窓側のリクライニングで休憩。

こちらも斜めの窓からの溢れんばかりの陽光。。背もたれに体を預けると目線の先には青い空しか見えない。

当然ながらサ室のマット交換中に並び待ちが発生していて、気付いた時には定員の 14 名には間に合わず。ロットが揃っての満席なので、最初の一人がサウナを出るまでの 10 分前後はこのまま横になって休憩することにする。

最後の３セット目は立ち待ちしてから座りたかった入り口側のリクライニングな角度の着いた席へ。休憩の間に毛穴が初期化されて、汗が流れ始めるまで軽く 10 分はかかる。そしてサ室滞在 30 分（！）という個人的新記録を樹立（笑。

水風呂横の小さくくり抜かれた窓からは、そろそろ夕方のオレンジの光が。日が少し長くなってきた。

最後に一つだけの小さめのお風呂で温まり直して本日のサ活は終了。

この日は平日のお昼頃からだったけど、夜景の夜も良さそう。もっと混みそうであるが。考えたらアクセスもいいし、都内 10 指に入るサウナかと思うので、もっと使っていこうと思った次第。

サ飯は阿佐ヶ谷の「麺処 源玄」さんで。

煮干醤油 SOBA。追加の「和え玉」は塩＆貝で。無化調スープはニボニボ、超細麺はパツパツ、チャーシューも旨い。

次回は限定の「帆立と牡蠣」のを食べたい。ごちそうさまでした（^人^）