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【宗像市】釣川で水鳥たちはランチタイム?駅から徒歩3分の市街地でみる自然の風景に癒やされる秋です♬

kekko地域情報発信ライター(宗像市・福津市)

釣川さくらづつみに秋がおとずれ、300本あるという桜の木々は色づき葉を落とし始めています。
よく晴れた午後、川沿いを歩いていると川にたくさんの野鳥の群れをみつけました。
まるでランチタイムを楽しむように、種類のちがう鳥たちが集っています。

◇釣川さくらづつみの秋

釣川さくらづつみ周辺は、季節の変化をわかりやすく伝えてくれるところです。
稲の収穫をおえた田んぼの土手には、今ススキが秋の風景を演出しています。

春に満開の花で人々をたのしませた桜の木々は、そろそろ「桜紅葉(さくらもみじ)」のじきも過ぎて、足もとを彩ってくれているようです。

◇釣川・赤間大橋あたり

10月も終盤というのに日差しの中を歩いていると、すこし汗ばむほどの暖かさです。
ポカポカ陽気にさそわれたのか、赤間大橋の下には野鳥たちが、あちらこちらに集まっています。
ランチ会でもしているのでしょうか。

シラサギたち

エサをさがしているのか、ゆっくりとした動きの「シラサギ」をみつけました。

私たちが「シラサギ」と呼んでいるのは、羽が白いサギの通称だそうです。
おおきく分けてもダイサギ・チュウサギ・コサギ・アマサギの4種類いて、それぞれに特徴があるのですが、総じて「シラサギ」とよんでいます。
ここにいる鳥も詳しく調べれば種類がことなるかも知れませんが、判別がむずかしいので羽の白いサギは「シラサギ」とよぶことにしました。。

思うようにエサをみつけられなかったのか、場所を変えるようです。

白い翼をひろげて飛ぶ姿は、じつに優雅でうつくしく、見とれてしまいます。

橋脚の先の水辺にエサ場を変えるようで、飛び立っていってしまいました。

カモの姿も

いままで水草のかげに並んでいたカモの集団が、ランチタイムでしょうか、川の中ほどに集合です。

カップルなのか集団からはなれて、ものすごいスピードで泳いでいきます。

2羽のカモは、川面に波紋だけをのこして遠くへ去っていきました。

アオサギも

まるで孤独を楽しむように、灰色がかった羽のサギが一羽ポツンと立っています。
調べてみると色はグレーに見えますが「アオサギ」のようです。
単独行動をこのむ鳥らしく、このスタイルはそのあらわれだったのでしょう。

こちらにも、かなり距離をおいて2羽の「アオサギ」がいますが、単独でいることがポリシーだといわんばかりの様子です。

鳥たちのお目当て

川のそばに「釣川の生きもの」について説明板があり、これらの川魚をめあてに鳥たちが集まってくることがわかります。

大小の魚たちが水のなかを泳ぎまわっていました。

釣川はよく整備され、水質がよいので自然の生きものが生活できているのでしょうね。

浅瀬で魚があちこち跳びはねています。
市街地でありながら、こういった自然の風景にふれあえるのは、とてもありがたいと感じています。

みんな仲良く

シラサギとカモが同じ場所で食事をしているみたいです。

そばで見るこの光景は、とてもほほえましくうつりました。

ここではシラサギとカモとアオサギの姿も同時にみられました。

孤立する2羽のアオサギの間で、シラサギが「仲よくすれば~」と仲裁でもしているように見えて、鳥たちの都合とは関係なくこの光景を楽しんでいます。

とびたつアオサギを見送るシラサギにも、勝手なドラマを感じながら水辺の風景をたのしみました。

◇秋のよき日に

JR赤間駅南口から3分ほど歩けば、この風景がたのしめます。
近隣にすむ人たちにとっては、見なれた光景で珍しくないかもしれませんが、市街地にいてこれだけ自然が身近に感じられるのは素敵なことです。
なにかと情報過多な日々を過ごしがちですが、たまにはそばにある自然に目を向けて、癒やされてみるのはどうでしょうか。

◆釣川・赤間大橋付近について
所在地/〒811―4175 宗像市栄町1―6
JR赤間駅南口より徒歩3分

地域情報発信ライター(宗像市・福津市)

宗像市、福津市のあらゆる情報や魅力を余すところなく紹介、発信するライターとして活動して参ります。

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