今年8月にオープンした宗像市東郷にある「なじみや食堂」は、地域の人やサラリーマンに人気の定食屋さんです。
ゆったりとした清潔感のある店内は、どこか昔の「大衆食堂」を思わせるアットホームな雰囲気が感じられて、肩ひじ張らずに食事が楽しめます。
ランチタイムより少し早めに入店しましたが、あっという間に満席になりました。

◇「なじみや食堂」の店舗外観

「なじみや食堂」は県道97号線沿い、宗像警察署入り口交差点のすぐそばで、県立宗像中学校・高等学校が近くにあります。
外観はシンプルで、気をはらずに食事ができる、そんな安心感を与えてくれます。

はっきりとわかりやすい看板に、目標をさだめて店にむかいました。

おススメの定食が表示されているので、ここで心の準備をして店内へ。

◇「なじみや食堂」の店内

白を基調とした店内は清潔感があり、ゆったりとした空間です。
入り口の正面は厨房で、そのまえにカウンター席が用意されています。

右手にある2人用のテーブル席は、客数におうじて移動できるのがうれしいですね。

左手窓側には4人掛けのテーブル席、そして壁ぎわにも席があります。
ベーシックな色合いと形のテーブルセットが、とても落ち着きのある空間を演出しています。

カウンター席は3席と間隔にゆとりがあり、ゆったりと過ごせそうです。

◇メニュー

「なじみや食堂」のメニューは、9種類ある定食すべてが税込み850円というコスパの良さで、店主の心意気を感じます。
わかりやい内容で選びやすく、お昼休みなどのかぎられた時間に利用するには、とても重宝するのではないでしょうか。

◇「せせり鉄板定食」をオーダー

メニューのなかに鶏肉の希少部位である「せせり」を使用した鉄板料理「せせり鉄板」の文字をみて、これに決めました。

トレーにのせられてきた料理はどれもアツアツで、湯気でおおわれています。
それだけでも食欲をそそられるところですが「せせり鉄板」のせせり肉の量は、この値段でいただけるとは思えないほど、たっぷりで感動ものです。
肉の味はというと、うま味がつまっていてジューシーで弾力があり、味付けのよさも加わってやみつきになるおいしさでした。

シャキシャキしたキャベツの中から、せせり肉がドンドン出てきます。

ボリュームたっぷりな料理をおいしく食べてもらいたい！と店主が言うとおり、ご飯もたっぷり盛られています。
ツヤツヤでもっちりと炊きあげられたご飯はとてもおいしく、料理を引き立てていました。

ボリューム感満載の定食ですが、その上にご飯のおかわりが自由にできます。

おみそ汁の味もよく、全体のバランスを整えてくれるように添えられています。

小鉢二品は、ピーマンの歯ざわりが感じられるあえ物と、高菜漬けです。
ご飯とせせり鉄板のあいだで、おいしい調整役をしてくれています。

どれを食べても味がよく「せせり鉄板」はおいしい上に量もたっぷりで、大満足なランチでした。

家族3人で運営している「なじみや食堂」は、良心的な価格で味がよく、ボリューム満点の定食が食べられるアットホームな大衆食堂です。
気をはらずにはいれて、いつでもおいしい食事でおなかを満たしてくれる、そんなうれしい食堂が宗像市東郷にあります。
一度足を運んでみてはいかがでしょう。