「響きあうアート宗像」の会期も終盤となり、おおぜいの人が足を運んでいることと思います。
大島・赤間宿・鎮国寺を舞台に、芸術に親しみながら地域の魅力を発信するというこの企画は、たくさんの感動を呼んでいることでしょう。
これまで赤間宿の古民家を会場とする作品の展示を中心に取材させていただき、紹介してきました。
今回はあらためて、赤間宿通り沿いに屋外展示されている作品を取材し、紹介します。

◇会期は今月24日（日）まで

赤間宿会場のほかにも大島・鎮国寺、各会場でアート作品が展示されているので、会期中にたずねてみたいものです。

◇赤間宿会場・赤馬館の作品

宗像の観光情報の提供をする「街道の駅　赤馬館」玄関前では、あざやかな色彩の2点の大漁旗が展示されています。

館内では、大島会場の様子をビデオ映像で紹介するほかアートもサロン展示しています。

彫刻家　豊福　知徳（とよふくとものり）さんの作品です。

（「響きあうアート宗像」公式HPより引用）

彫刻家　前田　哲明（まえだのりあき）さんの作品です。

◇屋外展示とコミュニティセンターの作品

JR教育大前駅方面から、唐津街道　赤間宿通りを赤間地区コミュニティセンターにむかって、主に屋外展示されている作品を順に鑑賞させてもらいました。

＊grin　time　前庭

美術家　重松　希（しげまつのぞみ）さんの作品です。

＊フミ子の生ゆず胡椒工房前

彫刻家　中西　秀明（なかにしひであき）さんの作品です。

＊勝屋酒造前

彫刻家　寺本　幸弥（てらもとさちや）さんの作品です。

＊高橋邸　玄関前

九産大院生　渡久地　佑弥（とくちゆうや）さんの作品です。

＊今井神社　楠の周辺

彫刻家　寺本　幸弥（てらもとさちや）さんの作品です。

＊赤間地区コミュニティセンター

九産大学生　山上　奏人（やまがみかなと）さんの作品です。

すっかり春めいてポカポカ陽気の昼下がり、展示会場となった赤間宿通りを散策気分でゆっくりアート作品の鑑賞ができました。
いつもの風景が、これまでになくドラマチックでワクワクする気分にしてくれます。
これが、町とアートそして人が響きあうということなのでしょうか？

◇新しい出会いのある芸術祭

「響きあうアート宗像」赤間宿会場では、地域の魅力を再認識しながら、芸術とふれあうことで新たな出会いや学びがありました。
「響きあうアート宗像」は、美術館でただ芸術作品を鑑賞するのとはちがって、間近でアート作品と向き合える体感型の芸術祭です。
赤間宿会場だけでなく大島の自然の中で、特別会場・鎮国寺で、アートを体感し響きあってみてはいかがでしょうか。