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渓流魚釣りデビューしたいなら初心者でも釣れる春の解禁日が狙い目です!!【準備すべき道具と釣り方】

健啖隊ブラックバスを釣って食う の草分け系YouTuber

自然の河川や湖沼での渓流魚釣りって聞くとチョット敷居が高そうな雰囲気ですよね。でも初心者でも釣りやすい季節があるのですよ。それが春の今です!! 本州では3月1日前後が渓流釣りの解禁日に指定されている河川や湖沼が多いと思います。この解禁日を狙えば初心者でも比較的簡単に渓流魚を釣る事が出来ます。何故かと言えば、解禁日は釣りファンが待ちわびたイベント日。たいていの水域では、この日に合わせて水域を管轄する漁業が渓流魚のイワナやヤマメを放流するからです。放流したての渓流魚は直ぐに釣られてくれます。何故なら釣りやすいように放流直前の渓流魚には餌を与えずお腹が減った状態で放流されるからです。この日なら餌釣りは勿論、ルアー釣りでも比較的簡単に釣れます。放流は解禁日の前日に行われる事が多いようです。解禁日が一番釣りやすいのですが、解禁日から一週間くらいの間なら比較的釣りやすく狙い目です。

今回は渓流魚を対象にしたルアー釣りを始めると想定しての初心者が準備すべき道具と釣り方を紹介していきます。

■渓流魚狙いのルアー釣りならリールとリール竿は必須アイテム

リールもリール竿もピンからキリまで色々ありますが、渓流釣りで万能に使いたいならやや短めで細身で張りのある硬調な竿が良いです。高い竿は必要ありません。例えば釣り具メーカーでの分類で管理釣り場用のウルトラライトなリール竿などがそう言った特性になります。このような竿は有名メーカーの製品で1万円位で購入できます。安価な無名の釣竿を買う場合でも細身で張りのある硬調な竿を選びましょう。どんなに安くても腰のない軟調なヘナヘナ竿は絶対にイケません。なぜなら軟調な竿ではルアーを目的の場所にピンポイントでキャスト(投げ込む事が)出来ないからです。特に釣場が狭く変化に富んだ渓流釣りではピンポイントでのキャストがとても大切になります。

リールは小型のスピニングリールを用意します。このリールもピンからキリまで色々ありますが有名メーカー製の5千円前後の製品ならそれなりに長く使えます。道糸はPEの0.6号を100m巻いておけば大丈夫です。ナイロン道糸やPEでも極端に細い物や太い物は初心者には使いづらくて釣場でのトラブルの原因になりますのでPEの0.6号がオススメです。

■ルアーは小型のスプーンを中心に数種類の色を揃える

ルアーは渓流魚狙いなら小型のスプーン系のルアーが必須アイテムです。水域の状況やその日の天候や時間帯などで釣れるルアーの色が変化します。なるべく多くのの色を用意して色々試してみるのが良いです。絶対揃えたい色は金、銀、赤系、ピンク系、ミドリ系の色です。定番は金赤や銀赤ですがミドリや青がヒットカラーになる事も多いです。

周りにルアー釣りの人がいて釣れていたら必ずその人と同じ色を試してみるのも大切なポイントです。ルアーの飛距離は重さで決まりますので3gから10g位までの物を数種類用意します。スプーンの他に小型のメタルジグやミノーなども揃えられれば尚良いです。と、ここまで種類別、色別、重さ別に色々なルアーを数種類づつ用意するとなるとかなりの数になりますよね? でもルアーは消耗品と割り切ってたくさん用意しておきましょう。有名メーカー製の製品だと1個数百円から高いものだと千円以上しますが、高いから釣れると言う訳ではありません。100均ショップでも使えそうな小型のルアーが数多く売られていますのでそれら全ての商品を2個づつ購入しておけばそれだけでも渓流釣りが充分に楽しめます。

■ルアーを道糸に結んで投げたらゆっくりとリールを巻いてみよう

道糸にルアーを結んで魚が居そうな場所にキャストして(投げて)見ましょう。ルアーが水面に着水したら直ぐにリールを少し巻いて道糸の弛みを取りましょう。そのままにしておいてルアーが水底に着底してしまうと特に渓流では水底は石ころだらけですので直ぐにルアーが石ころの間に挟まって出てこなくなってロストする事になってしまいます。一般的にルアー釣りではキャストしたらルアーは必ず一度着底させてから巻くが基本のように言われていますが、渓流釣りでそれをやるとルアーがいくつあっても足りなくなってしまいます。キャストして道糸の弛みを取ったらそのままゆっくりとリールを巻いて来ます。ルアーが自分の足元近くまで来たらまたキャストして、これを繰り返します。最初からルアーを動かすアクションなどは上手く出来ませんしかえってトラブルの原因になりますので、とにかくキャストしたらコンスタントにゆっくり巻き取る、これを繰り返しましょう。

渓流魚のアタリは明瞭で直ぐに分かります。アタリが出たら慌てずにそのまま巻き取って手元に寄せて渓流ダモで掬い取るか、渓流ダモが無い時は足元の岸辺に抜き上げます。

■ルアーのヒットカラーは天候や時間帯によって色々

前にも書きましたように釣れるルアーの色や種類は天気や時間帯によって刻々と変化します。

ミドリのスプーンにヤマメがヒット
ミドリのスプーンにヤマメがヒット

ミドリのスプーンにイワナがヒット
ミドリのスプーンにイワナがヒット

ダイソーの銀のメタルジグにヤマメがヒット
ダイソーの銀のメタルジグにヤマメがヒット

ダイソーの青のミノーにイワナがヒット
ダイソーの青のミノーにイワナがヒット

金ピンクのスプーンにヤマメがヒット
金ピンクのスプーンにヤマメがヒット

金ミドリのスプーンにヤマメがヒット
金ミドリのスプーンにヤマメがヒット

100円ショップダイソーのルアーでもまぁまぁの釣果が上がります。解禁日までにリール竿とリールとルアー数種類を揃えておけば渓流魚釣りデビューは簡単です。今年こそは自然の河川で渓流魚釣りをしてみませんか。

釣れた渓流魚は塩焼きで食べると最高に美味しいですよ!!

■渓流魚釣りをする時の注意点

渓流魚はたいていの河川や湖沼で釣って良い期間が定められています。釣って良いのは解禁日から禁漁日までの期間です。本州では一部を除いて3月1日から9月末日までと言う水域が多いようです。詳しくは釣りをする水域を管轄する漁業もしくは役所のHPで確認するか直接電話などで問い合わせてみるのが確実です。河川や湖沼は海と違い遊漁料が必要な場所が多いです。これも水域を管轄する漁業もしくは役所に聞けばわかります。渓流魚釣りはルールを守って楽しく釣りましょう!!

最後までご覧頂きありがとうございます!!

ブラックバスを釣って食う の草分け系YouTuber

「身近な場所でアウトドア・レジャーを満喫」が健啖隊のメインテーマ。ここでは様々なアウトドアシーンで知っていると役に立つ知識や情報を紹介します。特に魚釣りと釣った魚の調理・山野草・キノコは得意分野です。健啖隊の動画チャンネルでは釣ったブラックバスを料理して食べる動画はギネス級にたくさん公開しています。紹介した料理の数も一般的なソテーやフライから刺身やクサヤ干物まで汎ゆる料理を網羅しています。一度、健啖隊の動画チャンネルをご覧になれば必ずやビックリすると思います。尚、ブラックバスをどう捌けば美味しく食べられるかの要点は健啖隊が実践して見出した方法がウィキペディアでも掲載される程に認知されています。

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