毎年、楽しみにしている丸井今井札幌店の「Life is Craft HOKKAIDO」️が、今年も8日から開催しています。

「北海道のあたらしいをはじめる。」というコンセプトのもと、北海道にゆかりがあるクリエ―たちのこだわりのモノが集結しています。

「Life is Craft HOKKAIDO」️とは

北海道にゆかりがあるクリエイターによる、新しい北のカルチャーの提案の6日間。今回は50余りのショップが丸井今井札幌本店に大集合！　

道内各地のクラフトやスイーツ、アートなど作り手のこだわりが光る魅力ある作品が会場に並びます。

北海道らしい素材を使用するクリエーターも

アート作品や雑貨は、北海道にある素材や、SDGsの観点からも加わって、それまでは使われていなかったような素材に注目しているものも年々増えているような気がします。

唐突ですが、札幌軟石はご存知ですか？

4万年前に支笏湖ができた時の火山活動で流れ出た火砕流の堆積物が固まった石材で、石ですが、柔らかく加工しやすいのが特徴です。明治初期に現在の南区で発見され、その後、札幌近郊に軟石造りの建物が数多く建てられました。南区には現在も採石場があり、札幌軟石の石切り場跡地を活用した「石山緑地」という公園もあります。ちなみに、札幌軟石は2018年11月に北海道遺産に登録されています。

「Liaison」を主宰する河野理恵さんは、札幌軟石を使ったアクセサリーやインテリア雑貨を制作しています。

北海道を旅する道外の方たちから、シラカバ並木が綺麗だとよく言われますが、そのシラカバの樹皮を使ったアクセサリーもありました。

「kiritoriya」の上葛直美さんは、その美しいシラカバの樹皮をさらにチャーミングな作品にしていました。

「間伐したシラカバから樹皮を取り、よく洗い、仕上げるものによっては厚さを調整しているんです」と。

Instagramを見ていると、その木があった場所なども表記されている作品もあり、こだわりを感じます。

こんなのもありました！

体を気遣う食品たち

スイーツやドリンク、ハチミツ、お米などもあります。どれも素材にこだわったものばかりで目移りしてしまいます。

「菓子工房Karupin」の中島志乃さんが作るスイーツはなんだかほっこりします。「いろいろな日々の中で、ほっとひと息つきたい時のお菓子に仲間入りさせてもらえたら」 と思いながら作っていんだそうです。

毎回、商品ラインナップが増えている石狩浜益の「久慈農場」。

パッケージにメッセージ性があり、サイズも買いやすいので人気があります。

見ていたら、いろいろ詰め合わせたギフトにしたくなりました。

野菜ソムリエ的にピーンと来たもの！

函館の「RomioRi・ハウレット農園」。ファッションと農業を生業にし衣と農と暮らしのことにまつわるアイテムを創作しているそうです。

「ハウレット農園」は「small and sustainable」(小さく留め長く続ける)をコンセプトとして1990年の開園以来、農薬・除草剤・化学肥料を使わず自然に寄り添いながら古参品種ブルーベリーやカシスを育てています。

同農園のカシスジャム「CASSIS CASSIS CASSIS JAM」が、「日本野菜ソムリエ協会」の「野菜ソムリエサミット2021加工品部門」で銀賞を受賞しています。

こちらは一番目が釘付けになったクリエーターのコーナーです。

板谷有実子さんのプラスチック板造形で創るアクセサリーやアート作品が並んでいます。野菜やフルーツの断面をモチーフにしている作品がいろいろあります。

私が購入したものはこちら！

野菜ソムリエの私の目から見ても、とてもリアルな作品で、どうしても欲しくなってしまいました。

ほかには、こちらを！　次に仕事が控えていたので小さいものを！

今回は次に仕事が控えていたので、あまり大きなものは購入できませんでしたが、13日まで開催しているので、また機会を見て行きたいです！

＜Life is Craft HOKKAIDO＞

＊開催期間：2024年3月8～13日　10：30〜19：30　※最終日は17：00まで

＊開催場所：丸井今井札幌本店大通館9階催事場店（札幌市中央区南1条西2丁目）

＊TEL：011-205-1151(代表)