【札幌市中央区】すごいジャガイモが入ったチーズケーキが新登場!「喫茶 一粒の麦」へGo!
気になっていたお店なんですが、まだ足を運んだことがなかった「喫茶 一粒の麦」。Instagramの[日本一長い名前のケーキ(自称)]という投稿にピピッときて、さっそく行ってきました!食べてきました!
2022年8月オープン!
電車通りからもほど近い「喫茶 一粒の麦」。
落ち着いたグリーンの扉を開けると、手作り感のあるこじんまりとした空間にカウンター席とテーブルが5つほど。
2022年8月にオープンしたそうですが、アンティーク風なものが点在してどこか懐かしい感じがし、各テーブルには小さなお花も生けられていて気持ちが安らぎます。
今日はこれを食べて来ました!
気になるケーキなどもいろいろありましたが、一択!
新メニュー名は「厚真町産『氷室熟成あつまいも』を使った完熟じゃがいものベイクドチーズケーキ」。本当にすごーく長い!
この新しいチーズケーキを作る経緯を店主の安藤さんに聞くことができました。
きっかけはこちら!
このケーキを作るきっかけとなったのは、こちらのお菓子です。
このお菓子を食べたきっかけは、2018年に起こった胆振東部地震。震災の際にはいろいろな応援の仕方がありますが、店主の安藤さんはゴスペルをやっていて、厚真町に行って歌で応援したそうです。そのお礼にいただいたのがこのお菓子だったというわけです。
このお菓子の原料に使われているのが、厚真町で生産されているメークインの「あつまいも」なのです。
この「あつまいも」は、秋に収穫した新鮮なメークインを特別に保存しているもの。
特別というのは、沼から切り出した天然氷を活用した倉庫に長期保存しているから。
それらを倉庫内に積み、この冷気を生かしてメークインを保存しています。
氷の室で半年以上熟成させることで、糖度が12度以上となり、まるでさつまいものような甘さと粘りが出るのです。また、食べた人からはナッツのような風味があって美味しいと評判です。
「氷室熟成あつまいも」を食べた感動を形に!
安藤さんは「夢のスクープ」がメークインから作られていることに驚き、それならそのメークインも美味しいのだろうと思っていたら、ご縁があって、普段市場には出回っていない「氷室熟成あつまいも」を手に入れることができました。
実際にお店で提供するスイーツの形にするにはとても苦労したそうです。
「素材そのものがとても美味しいだけに、その素材の旨みを超えることが難しくて。とても苦労しましたが、何度も試作を重ねてやっと完成したのが、これなのです」と。
上層は北海道産クリームチーズと混ぜ合わせたしっとりなめらかで濃厚なベイクドチーズケーキ、下層は氷室熟成あつまいもを粗めにマッシュしたもので仕上げたスイートポテト。
「本当にメークインで作ったの?」と言いたくなるような風味です。
ボリュームもあり、軽食に近いかもしれません。
お店のオリジナルブレンドの「ヨノヒカリ」と一緒にいただきました。
私には懐かしいメニューがいろいろ!
メニューはほかにもプリンケーキやガトーショコラなどのケーキのほか、ほうじ茶や八女茶、自家製のドリンクなど、季節に合わせたものがいろいろあります。
次回はプリンケーキにしようと、お隣の女性に運ばれたプリンケーキを見ていて思いました!
アットホームな空間で、ゆっくりとした時間を過ごせました。
<喫茶 一粒の麦>
*住所:札幌市中央区南2条西13丁目319-13 パシフィック南2条 1F
*TEL:080-4931-7940
*営業時間:火~金曜日12:00~21:00 土曜日11:00~21:00
*定休日:日・月曜日
*公式Instagramはこちら。