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【新大阪】名物の四川陳麻婆豆腐を目当てに行列必至!秘伝の味は激ウマ!「中国料理ファンファン」

北代靖典フリーライター(大阪市)

皆さま、こんにちは。

今回はランチで麻婆豆腐をいただきましたが、これが激ウマ!

平日でも数十人の行列ができる名店「中国料理ファンファン(璠房)」です。

ここは「黒き旨辛」と言われる黒い麻婆豆腐が名物です。

黒き旨辛。絶品です!
黒き旨辛。絶品です!

おじゃましたのは、昼の1時30分。

見ると、この時間でも10数人の行列が!

こんな看板が…
こんな看板が…

並んで待ちましょう。

もっとも、席数は60なので、回転が早く、10分ほど待って店内へ。

一番人気は黒き旨辛「四川陳麻婆豆腐セット」

えんじ色を基調とした落ち着いた雰囲気の店内は、広々の60席です。

店内の雰囲気、全60席
店内の雰囲気、全60席

まずはメニューをチェックです。

イチ押しは四川陳麻婆豆腐セット
イチ押しは四川陳麻婆豆腐セット

四川陳麻婆豆腐セット1200円

激辛四川陳麻婆豆腐セット1520円

甘口味噌麻婆豆腐セット1200円

〈平日限定のお手軽メニュー〉

四川陳麻婆豆腐丼1000円

激辛四川陳麻婆豆腐丼1200円

甘口味噌麻婆豆腐1000円

他にも欲張りセットなどもありますね。

注文したのは、一番人気の「四川陳麻婆豆腐セット」1200円です。

ご飯とザーサイ付き。ご飯のお替わりOKです。

しばらくすると、届きましたよ。

ランチのセット、1200円
ランチのセット、1200円

「エプロンをしてください。かなり熱いので、(油が)飛びますから」とスタッフさん。

なるほど、熱々で、湯気が出ています。

黒い紙エプロンをかけ、スタンバイOKです。

さあ、いただきましょう。

一口入れます。

おおつ。

うんまっ!

特製豆腐は型崩れなし
特製豆腐は型崩れなし

この旨さはなんだ?

あつあつで、ぴりっと辛いけど、旨さが満ち、複雑なおいしさです。

これはめちゃくちゃ旨い!

並んだ甲斐がありました。

この味を目当てに行列ができるのも納得です。

ご飯が進みますね。

量も多いので、存分に味わえます。ザーサイもいけます。

口直しのザーサイもいけます
口直しのザーサイもいけます

旨すぎて、ご飯、お替わりしちゃいましたよ。

「四川陳麻婆豆腐」舌の味蕾を刺激する秘伝の味は激ウマ!

手作りネギ油、辣油、胡麻油、合いびきミンチなど、複雑な旨味が合わさっていますね。

さらに、「特別に作ってもらっています」という特製絹ごし豆腐は、型崩れしない豆腐だけに、つるりと喉に入ってきます。

これはほんとにクセになる。

舌の味蕾が刺激されます!

ファンファンの中華料理は、様々な味の研究を積み重ねて生まれた伝統の味だそうです。

看板メニューの四川陳麻婆豆腐をはじめ、伝統の味をベースに、さまざまなメニューがあります。

土鍋を使っているのも、特徴でしょう。

土鍋で出てきます
土鍋で出てきます

熱が逃げず、時間が経ってもあったかいです。

「土鍋を使いだしたのは当店が初めてだと思います。36年前のオープン当初からで、珍しいので評判になりました」と、代表の田中敏文さん。

さらに続けて「看板メニューである四川陳麻婆豆腐は“豆鼓(トウチ)”という豆を

ニンニクなどで味付けし、ペースト状にしたものを味噌にしたもの。この自社オリジナル“豆鼓味噌”を使用しています。だから黒いのです」(田中代表)

秘伝の味噌を使用し、コクのあるしっかりとした味付けに仕上がっているということ。

味噌が黒いので黒麻婆というわけです。

ちなみにこの味噌(豉汁・トーチー味噌)はお店でも販売中ですよ。

お店でも販売しています
お店でも販売しています

また、旨味の多い青森産のニンニクを使用し、ニンニクの葉も入っています。

なるほど。

それにしても、実においしかったです。

なお、「ランチは予約ができません。お客様の苦情が出ますので」とのこと。

並ばないといけないけど、また行きたいです。

ご馳走様でした!

店舗情報
店名:中国料理 璠房(ファンファン)
住所:大阪市淀川区宮原4-3-39 新大阪NKビル1階
電話:06-6392-3104
営業時間:11:30~15:00(ランチ)
17:00~22:30(ディナー)
定休日:日曜日、第3月曜日
アクセス:大阪メトロ新大阪駅から徒歩5分、JR新大阪駅から徒歩7分

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フリーライター(大阪市)

新聞記者を経て、フリーライターに。小説執筆、新人賞も受賞。グルメ、イベント、人物記事など多数。現在、ブログサイト「居酒ジャーナル」など運営中。

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