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【これだけ覚えたらOK】一生使える洗剤の選び方

きたのあさクリンネスト

普段、お掃除について発信していると、「SNSでいろんな洗剤を見すぎて、どれを選べばいいか分かりません」というメッセージを頂くことがあります。

たしかに、SNSにはいろんな洗剤の「ビックリする程よく落ちる!」系の投稿が溢れていて、あれも良さそう、これも良さそうと迷ってしまうなと私も感じていました。

なので、自分の家に本当に必要な洗剤を見極める、シンプルな方法をまとめてみました。

これが見返せたらOK!

まず、洗剤を何から揃えたらいいか分からない方、この汚れにはどの洗剤を使ったらいいのか分からない方はこの表を見返せたらもう大丈夫です。

汚れの性質と使う洗剤の例
汚れの性質と使う洗剤の例

汚れには性質があることを知る

油汚れは酸性、水垢はアルカリ性など、それぞれの汚れには性質があります。

代表的な汚れの性質を紹介すると、

酸性汚れ・・・油汚れ、皮脂汚れ、湯垢、黒カビなど
アルカリ性汚れ・・・水垢、カルキ汚れ、尿汚れ、石鹸カスなど

ほかには、砂ぼこりや泥など、物質的な汚れがあります。

まずはそこにある汚れが「どの性質の汚れなのか」見極めるのが、洗剤選び&お掃除の近道です。

洗剤は、落としたい汚れと反対の性質を持つものを選ぶ

汚れの性質が分かったら、洗剤選びは簡単です。

汚れの性質と、逆の性質を持つ洗剤を選べば良いだけ。

逆の性質の洗剤を使うことで、汚れを中和して落とすことができます。

軽い汚れなら成分弱め・濃度が低い洗剤でも落とせまずが、汚れが酷い場合は強めの洗剤を使わないと落ちないことが多いです。

ただ、成分が強い洗剤を使うと、汚れだけでなく住宅設備自体が洗剤によって傷むことがあるので注意が必要です。

「プロ仕様!」などと書いてある洗剤を使うときは、先に目立たない場所で少量使ってみると良いでしょう。

まず最初の一本なら何を選ぶ?

ドラッグストア、無印良品に売っている中性洗剤
ドラッグストア、無印良品に売っている中性洗剤

酸性汚れ、アルカリ性汚れのどちらにも使えるのが中性洗剤です。

酷い汚れは落とせませんが、どちらの性質の汚れにも一定の効果があります。

ただ、家中の汚れに使えるので、まず洗剤を1本買うなら、中性洗剤がオススメです。

ボトルの裏面に界面活性剤の濃度が書かれているので、使い道に応じて選ぶと◎。

界面活性剤の濃度が低い→汚れ落ちの効果は低いですが、軽い使い心地でいろんな場所で気軽に使えます。

濃度が高くなればなるほど、泡立ったりヌルつくことが多く、2度拭き3度拭きが必要です。

クリンネスト

お掃除検定クリンネスト1級。整理収納アドバイザー1級。毎日続けられる、簡単なお掃除方法「プラスワン掃除」をインスタメインで発信中。お掃除や暮らしに関する記事執筆等も行う。2児の母。

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