千葉市を中心に千葉のグルメスポットを毎日食べ歩く、孤高の千葉グルメです。

本日紹介するのは、この10月京成稲毛駅近くにオープンしたイタリアンのお店、estY になります。

以前は京成千葉駅近くにあった同店ですが、この9月に現在の稲毛へ移転。

9月はプレオープン期間となり、この10月よりグランドオープンとなりました。

今回は、同店をランチにて訪問。

ランチメニューは大きく分けて2種類の提供となっており、

• パスタランチ（1,480円）
• ランチコース（2,680円）

これらが頂けるとの事

さらにこの日、提供されていたパスタは2種で

• 鯖のペペロンチーノ
• にんにくとトマトのスパゲッティ

上記2品となっており、これらパスタからいずれかを選択

加えてランチコースでは、パスタに加え牛肩ロースステーキも頂けますが

本日はこちらのパスタランチを、鯖のペペロンチーノにて頂いてみるものとなりました。

パスタランチ（鯖のペペロンチーノ）

広々としたカウンターに、オープンキッチンも設けられている店内

本日はこのカウンター席に案内され、パスタランチをオーダー。

まず1皿目に、前菜として鰹のカルパッチョが提供となります。

今が旬の戻りがつお、その周りをビーツのソースが彩る同プレート。

味付けはビーツのソース他、オリーブオイルに塩となっており、鰹が持つ脂の旨味を存分に味わえる1品に。

また、ブロッコリーのスプラウトも添えられていますが、噛みしめるとじんわり湧き上がるこちらの苦み。

この苦みもまた、鰹の持つ旨味を引き出すアクセントとして楽しめる、そんな前菜に。

同品を頂く間にもカウンター前では調理が進められ、シェフの調理する様をマジマジと眺められるのも同店の魅力。

そんな調理行程を楽しみに拝見しつつ、提供となった本日のメインが鯖のペペロンチーノとなります。

使用されているパスタは乾麺となっており、鯖だけで無く、トマトに長ネギも合わせた同品。

広々とした大理石のカウンターテーブル、その上に真っ黒のお皿が映え、目でも楽しませてくれる1皿に。

早速、パスタの方から頂いていきますが、ムチッとした食感、その中に僅かな芯を残した、アルデンテの茹で加減。

パスタにはしっかりとにんにくの旨みが移っており、香り、風味と共に唐辛子の残す辛味もアクセントとして楽しませてくれます。

パスタの王道とも言うべきペペロンチーノ、そこに深みある味わいを加えるのが主役の鯖。

ソースよりとは別でソテーされていたこちらの鯖、ふっくらした身の柔らかさを残した絶妙な仕上がり。

青魚特有の臭みは一切感じさせず、身から滴る脂の旨味を調味料が如く楽しませてくれます。

また、このパスタにアクセントを与えているのが葱、そしてトマトの存在。

葱からは香ばしさと香りが放たれ、時折頂くトマトは、甘みを引き出し深みをプラス

食べ進めることで、鯖の塩味が広がるだけに、このトマトがもたらす甘みは、パスタ全体の味わいを引き締める立ち位置にも。

柔らかな食感残す鯖に対し、パツッと歯切れの良いパスタの食感も相まって

多彩な食感や風味を感じながら、秋ならではの味わいをも楽しむ、そんな1皿となりました。

本日はランチでの訪問となったことから、パスタメインとなりましたが、こちらestYの魅力は、多彩な海鮮をイタリアンの調理で味わえる点。

特にディナー帯では、様々な旬の魚介を多彩な調理法にて提供。

今回はランチ訪問となりましたが、次回はぜひディナーでも足を運びたいお店となります。