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【藤沢市】1袋100円から。コロナ禍で注目が集まる野菜自販機の直売所

ころんころライター(藤沢市)

藤沢の農家さんシリーズ第2弾。
スーパーよりも新鮮な食材が手に入り、農家さんから直接商品を買うことができる直売所。今日は、ぜひ一度足を運んで場所を覚えてもらいたい、そんな人気の野菜直売所をご紹介いたします。

“かかりつけ農家”をコンセプトに、親子3代で育てた野菜を販売する『井出農園直売所』。周りを田畑に囲まれた、藤沢市打戻にあります。とてものどかな場所にある直売所ですが、いつ行っても先客あり。飛ぶように野菜が売れていきます。

『井出農園直売所』は野菜を“自販機”で販売。なかの様子はこんな感じ・・・

大きな自販機がドーンと並びます。自販機のなかにはとれたての野菜が入っており、商品は非対面で購入が可能。無人ではありますが、品薄の時や欲しい野菜がある時は、インターホンを押すと対応してくれます。

季節によって、レタスやキャベツなどの葉物野菜のほか、きゅうりやトマト、茄子やとうもろこしなど多数の品種を販売。そのお値段、1袋100円からとリーズナブル。ちなみに、取材の日に並んでいた野菜は・・・

ピーマン1袋100円
ピーマン1袋100円

とうもろこし1袋150円(前日に収穫したもの)
とうもろこし1袋150円(前日に収穫したもの)

べっぴんトマト1袋350円
べっぴんトマト1袋350円

『井出農園直売所』のトマトは品種も豊富。ほぼ通年購入が可能ですよ。

空心菜1袋120円
空心菜1袋120円

空心菜は「おひたし」がおすすめとのこと。めんつゆ少々をまわしかけ、タッパーに入れてレンチン。少量のわさびを和えていただくのが井出家流。

坊ちゃんかぼちゃ1袋200円
坊ちゃんかぼちゃ1袋200円

このほかにも、お手頃価格の野菜がいっぱい。直売所の営業時間はというと、毎日7:30頃~21:00頃まで。朝から晩まで購入できるのも、注目される理由のひとつです。

直売所内には、レシピや栄養価のポップも貼られている
直売所内には、レシピや栄養価のポップも貼られている

そして今回取材にこたえてくださったのは『井出農園直売所』3代目の井出康平さん

井出康平さん
井出康平さん

大学の農学部を卒業後、国内外で研修を積んだ康平さん。「一番詳しい野菜はトマトです。まだまだ勉強中ですけど」と言います。「農業は、最盛期と端境期(はざかいき)とでは仕事量がずいぶん違いますが、休みの日でも必ず朝は畑を見に行きますね」と話す真面目でひたむきな方。

トマトの苗を誘引する康平さん
トマトの苗を誘引する康平さん

趣味はバイクや車のカスタマイズだそう。「農家になっていなかったら、車の整備士になっていましたね」。「農業機械の調子が悪い時は、自分でメンテナンスします」と話すほどの車好きです。

そんな井出さん一家が育てる地場野菜。どの野菜もとてもピュアで自然体な印象を受けます。これから秋冬を迎えると、レタスや大根、トマトやほうれん草が多く並ぶのだそう。

今の時代にフィットした野菜自販機。さらには早朝から夜まで購入できて、お手頃価格。注目される理由がいくつもありました。一度足を運んで場所を覚えておくと、いつでも新鮮野菜を購入できるのでとても便利ですよ。

基本情報
店名:井出農園直売所
住所:藤沢市打戻2730
アクセス:辻堂駅、または湘南台駅より車で約20分
電話:080-3447-2982(9:00~17:00)
駐車場:2台(直売所脇の駐車スペースをご利用ください)

公式 ホームページ(外部リンク)
公式 Instagram(外部リンク)
※詳細は『井出農園直売所』の公式サイトをご確認ください。
※「藤沢産サンセットマルシェ(藤沢市役所・本庁舎市民広場)」、「団地マルシェ(打戻地区古里団地)」、近隣のスーパーでもお買い求めいただけます。

取材・撮影協力 井出農園直売所様

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ライター(藤沢市)

湘南エリアの複数メディアや紙面、昭文社「まっぷるトラベルガイド」などで、記事執筆&撮影を担当。取材スポットは1000ヶ所近く。そんな取材後記や、徒然なるままのゆるゆる日暮らしを、Instagramに綴っています。ほわっとあたたかくなる「神奈川県藤沢市」の情報をお届けできたら幸いです。※「毎週日曜の20時10分」に約1週間分の記事をまとめてお届けする「LINEでの配信」がスタートしました。ご登録いただくと藤沢市の話題(特に美味しいもの情報)に困りません。

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