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「藤沢市で一番大きな白い鳥居」があるのはどの神社?晴天の朝に参拝へ行くと...

ころんころライター(藤沢市)

【プライスレス藤沢】
~藤沢の魅力を再発見~

藤沢市内で見つけたプライスレスな情報シリーズ。42カ所目は平安時代から藤沢の地に根付く『皇大神宮(こうだいじんぐう)』です。

場所は藤沢市鵠沼神明。敷地面積は、野球場1面くらいの広さに相当する約3,300坪。主祭神は「天照大神(あまてらすおおかみ)」で、烏の群れが棲む神社と言い伝わることから「烏森神社(からすもりじんじゃ)」の愛称でも親しまれています。

朝8:30撮影『皇大神宮』の「一ノ鳥居」
朝8:30撮影『皇大神宮』の「一ノ鳥居」

まず住宅街の交差点に現れる白い鳥居が「一ノ鳥居」。その先の参道を進むと「二ノ鳥居」が見えてきます。

さらに歩みを進めると「社殿」の手前に大きな「三ノ鳥居」が現れます。この「三ノ鳥居」は、藤沢一の大きさを誇ります。

青空に映える「三ノ鳥居」
青空に映える「三ノ鳥居」

ここで少し「例大祭」のお話。

『皇大神宮』といえば、毎年8月17日に行われる大きなお祭り「例大祭」が有名ですよね。参道には露店が並び、高さ8メートルにもなる9基(那須与一、源頼朝、神武天皇、源義経、徳川家康、楠正成、浦島太郎、日本武尊、仁徳天王)の人形山車(藤沢市重要有形民俗文化財)が、お囃子の音とともに神社に向かって参進します。この何年かは、新型コロナウィルスの影響で規模を縮小していますが、本来であれば「三ノ鳥居」の前がたくさんの人で埋め尽くされるほど賑わうお祭りです。

「例大祭」時の「三ノ鳥居」前のようす
「例大祭」時の「三ノ鳥居」前のようす

そして「三ノ鳥居」の先には、神明造りの「社殿」があります。

こちらの「社殿」では、先ほどの人形山車と同じ「例大祭」の日に「湯華神楽(藤沢市重要無形文化財)」が奏上されます。「湯華神楽」とは鎌倉時代初期より『鶴岡八幡宮』の神楽男によって伝えられた神楽のこと。「産土神・火の神・水の神」の三神を神楽の場に招き、神恩に感謝するとともに無病息災を祈り、神人共楽の中にも諸霊を和め祭る神楽と言われています。

そして「社殿」の右側には、神札や御守りの授与を行う「社務所」があります(受付は9:00~16:00)。

また「社殿」の左側には「石楯尾神社」「伊勢ノ宮」「稲荷神社」「石ノ神社」「豊受稲荷神社」「山王社」「恵比須ノ宮」「豊受ノ宮」があります。「恵比須ノ宮」は、藤沢市観光協会が主催する「藤沢七福神めぐりスタンプラリー」のポイント地にもなっていますよね。「一ノ鳥居」から30分ほどかけて、ゆっくりと境内を散策しました。

左から2つめの社祠が「恵比須ノ宮」
左から2つめの社祠が「恵比須ノ宮」

晴れた日に参拝へ行くと、まるで空に浮かぶように美しい大きな白い鳥居が出迎えてくれる『皇大神宮』。また朝ならではの境内の静けさは、清々しさ2倍のリフレッシュ効果がありました。早く起きた朝は、ぜひ『皇大神宮』へ...。

基本情報
『皇大神宮(烏森神社)』
住所:藤沢市鵠沼神明2丁目11-5
電話:0466-24-5590
公式 ホームページ(外部リンク)
※詳細は『皇大神宮(烏森神社)』の公式サイトをご確認ください。

取材・撮影協力 皇大神宮 権禰宜 関根 様

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ライター(藤沢市)

湘南エリアの複数メディアや紙面、昭文社「まっぷるトラベルガイド」などで、記事執筆&撮影を担当。取材スポットは1000ヶ所近く。そんな取材後記や、徒然なるままのゆるゆる日暮らしを、Instagramに綴っています。ほわっとあたたかくなる「神奈川県藤沢市」の情報をお届けできたら幸いです。※「毎週日曜の20時10分」に約1週間分の記事をまとめてお届けする「LINEでの配信」がスタートしました。ご登録いただくと藤沢市の話題(特に美味しいもの情報)に困りません。

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