【藤沢市の企業紹介①「株式会社 服部商店」前編】

藤沢市のみなさまこんにちは。気になることはとことん突っ込んで調べたくなる筆者ころんころです。今日は、藤沢市民なら一度は見かけたことがあるだろうこちらの「車」の会社に注目します。

この車は、一般廃棄物・産業廃棄物の収集運搬、中間処理、リユース、リサイクル事業に取り組む「株式会社 服部商店」の廃棄物収集運搬車。いつもすれ違うたびに「回収した後は、一体どこへ向かうのかな？」と気になっていた私。インターネットやSNSで「株式会社 服部商店」について調べていくと、意外な写真が続々と出てきました。

例えば、ちょっと雰囲気ある事務所の写真や…

倉庫内のガレージ…お店？

お洒落な衣類や帽子…

背中から生き様がにじみ出た、俳優さながらの貫禄ある社員さんたち。

公式 Instagram（外部リンク）の写真は、まるで映画のワンシーンのようなのです。そんな「株式会社 服部商店」が一体どんな事業に取り組んでいるのか、ますます気になりさっそく取材をお願いしました。

今回私が訪れたのは、「株式会社 服部商店」の『湘南ecoベース』という一般廃棄物の積替や保管をする施設。建物は住宅街のど真ん中にある地味な倉庫ですが、年末や年度末、週末になると多くの人が集まるのだとか。

倉庫の中はこのようになっています。

かなり広々としていますよね。写真右手前に写る事務所に、そろりそろりと入ってみます。

出迎えてくれたのは『湘南ecoベース』事業所所長・西川さん、本店営業次長・二瓶さん、髙田さんのお三方。『湘南ecoベース』についてお話をうかがいました。

最初に「この施設は、藤沢市民限定の『ごみの駆け込み寺』です」と話しを切り出した西川さん。

そもそも通常藤沢市で粗大ごみを捨てる際は、予約の連絡を入れた上で納付券を購入し、指定された日に決まった場所へごみを出すことになっていますよね。しかし『湘南ecoベース』では、年末年始を除く364日10:00～15:00の間であれば、いつでも家庭で出た粗大ごみや不燃ごみ、家電などを持ち込むことが可能（有料）。西川さんは「藤沢市初の民間のごみ回収事業です」「利用方法は身分証明書をご提示いただき（利用できるのは藤沢市にお住まいの方限定のため）、ごみを持ち込んで料金を払うだけ。大型家具などの場合は、車に積んだまま施設に搬入できます」と話します。

ほぼ年中無休で持ち込みOK、さらに大きいものは車に積んだまま搬入って…すごくないですかこの施設？！引っ越しシーズンともなると、週末は40組以上の人がごみを持ち込むのだとか。

実際に、ごみの持ちこみのようすを見せていただくと…

このように車のトランクや軽トラックにごみを積んだまま直接倉庫に入庫。雨の日でも濡れることなくごみが搬入できますよね。持ち込んだごみは種類別に分けられ、可能な限りリユース、リサイクルされます。

気になるごみの持ち込み料金（目安）は以下の通りです。

なお、持ち込みが難しい場合は、自宅まで回収に来てくれるサービス（有料）も行っています。お気軽にお問い合わせくださいね。

今後の事業展開について「藤沢市民の方がより便利に利用できるごみの受け入れ施設を目指していきます」と話す西川さん。時代の変化やニーズに合わせ、絶えず進化し続ける意気込みを感じました。

日々新しいことに挑戦する『湘南ecoベース』のようすは、公式 Instagram（外部リンク）で見ることができます。セール情報や処分代の参考情報も投稿されますので、気になる方はぜひフォローしておきましょう。

予告／2023年7月下旬頃「株式会社 服部商店」の『湘南ecoベース』内にある小さな古着雑貨店『Ｒgarage（アールガレージ）』をご紹介します。セール情報もありますのでお楽しみに！