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つい感情的に怒ってしまう!幼児教育講師おすすめイライラ・ガミガミしないママになる6つの習慣

子育て勉強会TERU幼児教育講師/家庭教育アドバイザー

こんにちは!幼児教育講師のTERUです!

前回の記事では、子どもに対してのイライラ対処療法として10のアンガーマネージメント方法をご紹介しました。

>>【子育てのイライラが止まらない!】幼児教育講師おすすめ怒りの対処法10選!

今回はさらに根本対策として、イライラしづらくなるためのおすすめ習慣をご紹介しようと思います。

▼動画で観たいという方はYouTubeでも配信していますのでこちらをご覧ください。

登録者10万人超のYouTube『子育て勉強会TERU ch』より
登録者10万人超のYouTube『子育て勉強会TERU ch』より

【イライラしづらい親の6つの習慣】

①家族で子育てのイライラの対処について話し合っている

子育てのイライラでよくあるのは、子どもを寝かしつけている時にパパが帰ってきて子どもが起きてしまうこと。これは結構ありますよね。

そんな小さな怒りの原因についてご家族で共有しておき、旦那さんには帰宅の時に細心の注意を払ってもらう。

そのように家族で配慮できるとイライラの原因を減らしていくことができますよね。

イライラは自己責任だ!と自分で抱えてしまう方もいますが、正直に家族に打ち明けて協力してもらうのも大切な家族の習慣だと思います。

②丁寧な言葉使いや穏やかな表情を意識している

これは日頃から意識して自分を高めていくような方法なので少しハードルが高いかもしれませんが、心理学には表情フィードバックという仮説があります。

悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しくなるという考え方です。

これは怒りに関しても一緒で、常に横柄な態度や怒った表情をしていると、それが本当の怒りを引き出してしまったりするものです。

なので日頃から丁寧な言葉使いや穏やかな表情や笑顔を意識していると、表情フィードバックによって怒りが起きづらいと言われます。

即効性があるものではありませんが、丁寧な言葉使いや穏やかな表情は子どもにとても良い影響があることがわかっていますから、そもそものお子さんの問題行動が減ったりして、親のイライラする回数も減るかもしれません。

③怒った自分を責めない

アンガーマネジメントを意識し始めると、怒ってしまう自分を責めてしまいがちです。

ですが怒った自分を責めてしまうことでアンガーマネジメントをするモチベーションも下げてしまいますし、自分への怒りがさらに他の怒りを引き起こしてしまうことにもなりかねません。

前回の記事でもお伝えしましたが、怒りはしょうがないことですし親として大切なものを持っている証です。

怒ってしまった自分を責めすぎず、少しずつアンガーマネジメントを進めていってほしいと思います。

④自分ではどうしようもないことを仕分ける

怒りと無縁な人は、自分ではどうしようもないことを気にしません。

政治にいちいち噛み付いてイライラしていたり、消費税が上がることに怒っていたり、今日の天気が悪いことにイライラしたり、どれも自分ではどうしようもないことです。

まずは自分でどうにかできることかできないことを仕分けして、どうにもできないことには「まぁいっか」と放っておくのです。意識だけで難しければ、紙に書き出しても良いですね。

アンガーマネジメントとは関係なく、日頃から自分ではどうしようもないことを気にしないように仕分ける習慣を持っていると、イライラしてしまうことが自然と減っていきます。

⑤怒りをモチベーションに変える回路を持つ

怒りと上手に付き合っている人は、怒りを別のエネルギーに変えます。

例えば、スポーツで負けてしまったら、その悔しさをエネルギーにして絶対次は勝つ!と激しい練習に打ち込むのです。

スポーツでなくても自分が打ち込めることが1つあって、怒りのエネルギーを向けられるものがあると良いですね。

自宅でできるフィットネスなんかはおすすめです。YouTubeでインストラクターに沿って動きを真似するだけで運動できるものもありますので、その中から激しいものを選んで、怒りをぶつけることでストレス発散にもなってスッキリします。

怒りをぶつけるためではなくても、親が自分の趣味や仕事でも良いので子育てとは別の世界を1つ持っていると子育てのいろんなことが上手くいきやすくなります。

子育てが全てという生活にならないようになにか打ち込めるものを探すことはとても大切なことです。

⑥理想をチューニングする

この習慣を持っている人は自らイライラを回避していくことができます。

私たち大人は、子どもに色んな理想を抱いています。

子どもにとってほしい理想の行動はこれ、学校の成績の理想はこれ。というように様々なことに親の理想があり、それと違う部分にイライラしてしまっている人は多いです。

ですが残念ながら子どもは親の思い通りに成長することなんて絶対にないので、子どもに対しての理想をチューニングして現実的なものにしていくということは、イライラしないための習慣とも言えます。

そんな時、合言葉にしてほしいのが

「それ自分が子どもの時どうだった?」

子どもに対して当たり前に要求していることも「自分が子ども時代にできたか?」や「自分が子ども時代に要求されたらどんな気持ちになったか?」と考えてみると、それがすごくハードルが高いものであることに気づけたりします。

そしてもう一つの理想が親としての理想です。

子育ては本当に忙しいです。共働きをしている方は尚更です。そんな中、本当はもっと色々としてあげたいのにできない!とイライラしている方は非常に多いと思います。

できないこともあるかもしれませんが、できていることも絶対にあります。子育ては減点法ではありません。加点法です。『子どもと無事に1日を過ごせた』それだけで本当はすごいことなので、どうか自分に厳しくなりすぎないでほしいというのが私の願いです。

いかがでしたでしょうか?

今回ご紹介したものもあくまで選択肢の1つとして、できる限りできる範囲で気楽に実践してみてくださいね!

皆さんに合ったイライラのコントロール方法が見つかるよう応援しています。

幼児教育講師/家庭教育アドバイザー

YouTube登録者11万人超。これまで1,200人を超える子どもの教育に携わらせてもらってきました。幼児教育現場で培った知識を世の親御さんにお届けし、親子共に成長できる子育ての実現を目的として活動しています。現在は、親御さん向けの子育てコミュニティの運営や、子どもの脳と心を育む子ども向け動画作成に力を入れています!

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