【長崎市】ノスタルジックな建物にどっぷり!旧魚の町団地と旧長崎警察署でイベント開催。10/15(土)
こんにちは、ことぐらしです!
今回は、先日Twitterで見かけたイベントのご紹介を。
それは、旧魚の町団地と旧長崎警察署を使ったイベント「時空の歩(さる)き方」です。
なんと、このイベントでは、普段は立ち入りが制限されているノスタルジックで歴史ある建物の中に入ることができるんです!
いろいろな展示や、さらには見学会もあるので、今後団地を使ってアトリエやお店を開いてみたいという方にもおすすめのイベントですよ!
旧魚の町団地って?
今回の会場のうちのひとつ、旧魚の町団地は、昭和23年に建築され、平成31年まで県営団地として使われていた建物。
今回のイベント「時空の歩(さる)き方」では、旧魚の町団地内の複数のお部屋で、部屋ごとに趣向を凝らした企画が行われるとのこと!
102号室「オカズイシグロ」に注目っ!
わたしは、102号室にて行われるオカズイシグロの企画に注目しました!
オカズイシグロとは、長崎生まれのノーベル賞作家カズオ・イシグロ氏の作品から着想をえた食事や音楽を楽しみながら、五感で作品を堪能しようというグループ。
小説に出てくるシーンなどを参考に、レシピを考えたりしているそう。
今回は、戦後の長崎を舞台にしたイシグロ作品「遠い山なみの光」の中のシーンをヒントにしてレシピを考えた「寒ざらし」を提供するそうですよ。
また、室内にはカズオイシグロ作品の魅力をつたえる展示も準備されるので、実際の団地の匂いや雰囲気もあいまって、文字通り五感で作品を楽しめそうです。
当日は、オカズイシグロのメンバーももちろんいるので、おすすめのイシグロ作品を教えてもらうこともできるかも!
旧長崎警察署って?
今回のイベントのもうひとつの会場、旧長崎警察署はなんと、大正12年に建てられた建物!
そんな歴史ある建物内を、イベント当日は一日限定で見学できるとのこと(一階のみ)。
これは、写真好きな方・建築好きな方・大正レトロが好きな方など、いろいろな方に刺さりそうです……!(わたしもとっても行きたい)
継続してニーズ調査もあるらしい!
イベント当日も、旧魚の町団地の101号室で団地の再利用に関する見学会が開催されますが、その後も県の住宅課は、旧魚の町団地でお店を出してみたいという方に広く意見を聞いていくそう。
【参照】旧県営魚の町団地の活用の実現可能性を把握するためのサウンディング型市場調査
ノスタルジックな団地が、今後ちいさくておしゃれな個人店が集まる複合施設に生まれ変わればなぁ、なんて長崎市民のわたしも夢が広がる取り組みです。
団地を活用っていうのが、とっても長崎らしくて応援したくなります。
イベント「時空の歩(さる)き方」詳細
- 場所:旧魚の町団地/旧長崎警察署
- 住所:長崎市江戸町2-1/長崎市魚の町2-18
- 日時:10/15(土)11:00〜16:00
- 参加無料・予約不要
画像提供:長崎県住宅課、オカズイシグロ