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【京都市】左京区「岡崎」エリアにある名勝『平安神宮神苑』は『平安神宮』の神苑♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

平安神宮

平安神宮(へいあんじんぐう)は、京都市左京区にある神社のことで、岡崎エリアに着くとまず、あの大きな赤い鳥居に圧倒される人も多いのでは?

平安神宮の創建は1895年(明治28年)、平安遷都1100年を記念して創建。

第50代天皇の桓武天皇を祭神に迎え、幕末の戦乱で荒廃した京都の再興を願った京都の人々により建てられました。

1940年(昭和15年)には、明治維新の基を築いたと言われる第121代天皇の孝明天皇も、祭神として鎮座しています。

社殿の大極殿(だいごくでん)は、平安京の大内裏の正庁「朝堂院」を縮小して再現した作りになっており、国の重要文化財に指定されています。

神苑

平安神宮神苑(へいあんじんぐうしんえん)は京都市左京区にある池泉回遊式の近代日本庭園。

平安神宮の大極殿背後の周囲三方に配された南神苑、西神苑、中神苑、東神苑で構成されています。

面積は33,000平方メートル、作庭は小川治兵衛、1975年(昭和50年)に国の名勝庭園に指定されました。

平安神宮神苑無料公開は、毎年南神苑に平安の苑が造営された9月19日と花菖蒲が見頃を迎える6月上旬に行われますが、今年はコロナのこともあり10月22日になりました。

南神苑 - 1895年(明治28年)作庭
平安の苑 - 仙台市長が苗木寄贈した八重紅枝垂桜の名所
西神苑
四阿
白虎池 - 6月には池畔に200種2000株の花菖蒲が咲く、茶席「澄心亭」
中神苑
蒼龍池 - 1895年(明治28年)作庭
臥龍橋 - 石柱は天正年間に豊臣秀吉が造営した三条大橋と五条大橋の橋脚の石材
蒼龍楼
東神苑
泰平閣(橋殿) - 京都御所から移築された建物
栖鳳池
尚美館(貴賓館) - 京都御所から移築された建物
栖鳳池庭園 
(wikiより)

明治28年(1895年)、平安遷都千百年祭が開催されるにあたり創建されることになった平安神宮の社殿一帯の風致保存のために庭園を築造することになり、神苑造営が企画されました。

当初に設けられた本殿東西の蒼龍池(東池)と百虎池(西池)の二つが最も古い池といわれているそうです。

秋晴れのなか、池に歴史的な建物や空の色が鏡のように水面に映り、とにかく綺麗でした。

庭園の入り口付近では、日本最古の電車が出迎えてくれます。日本最古の電車で、南神苑にあります。日本最古の電車「チンチン電車」は明治28年(1895年)、平安遷都1100年記念事業の一つとして、平安神宮創建とともに“京都復興”への市民の願いが込められて敷設されたもので、運行が廃止された年に平安神宮へ運び込まれました。

春には、桜が綺麗なので、どの季節に訪れても飽きさせません。

10月22日は本来、時代祭が行われる日でしたが、行列巡行は本年も中止になりました。

22日には、平安神宮で維新勤王隊の神前奏楽奉納や神苑無料公開が行われました。また10月24日まで、各時代婦人列の衣装や甲冑の一部が特別展示されています。

参照→ https://creators.yahoo.co.jp/kozushokairica/0100146526

生まれ育った地域柄、何かと私もご縁がある「平安神宮」さんは、とても特別な場所です。

平安の雅な世界を「平安神宮」で感じる秋も良いですね♪

平安神宮神苑

住所:〒606-8341 京都市左京区岡崎西天王町97

TEL:075-761-0221 / FAX:075-761-0225

拝観料金:

大人 600円(団体 30名~550円、50名~500円)

小人 300円(団体 30名以上250円)

神苑拝観時間は季節により変わります

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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