京都市役所のすぐ横にあるホテル、「京都ホテルオークラ」。地下鉄に直結していることからも、待ち合わせやお食事で京都市民も親しみがあるホテルの一つかと思います。

その裏手に、なんと、伊藤博文の銅像があると！さっそく、高瀬川方面の出口から出てみました。

説明書きにもキチンと博文公と創設者との関係が説明されています。

明治150年創業の「京都ホテルオークラ」ですが、130周年を記念して、前田又吉（創業者）と伊藤博文公の銅像を建立し、2018年再建しました。前田又吉翁と親交があった初代内閣総理大臣である伊藤博文公の銅像を新たに建立することで、明治維新を思うことができますね。

実は、これは、第二次世界大戦時に失われた創業者の銅像の再建だそうです。銅像の傍らには伊藤博文の銘文を彫りこんだ「前田又吉銅像記碑」と、当時関西の人気書家であった巌谷一六の撰文と書による「又吉泉記碑」が建てられてます。

京都ホテルオークラ周辺には「長州屋敷跡碑」（ホテル南側）、「桂小五郎像」（ホテル西側）などもあります。また、高瀬川の方へ行くと江戸時代初期に開削され、300年余り京都の水運を担った高瀬川の一之船入があったり、多くの史跡が見られます。

京都の史跡巡りは、興味が尽きないですね♪京都ホテルオークラの上階などからの市内を眺めるのは圧巻ですよ！