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【京都市】左京区『河合神社』で美人祈願♪「鏡絵馬」で女性の守護神&美麗の神様に祈る

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

世界遺産である「下鴨神社」(賀茂御祖神社)の末社である『河合神社』は、「鴨川合坐小社宅神社(かものかわあいにいますおこそべじんじゃ)」とも呼ばれてます。

「下鴨神社」のパワースポットとして知られる「糺ノ森」の入り口にあります。

賀茂川と高野川が合流する河原に祀られたことから「河合神社」と呼ばれるようになったとか。

ご祭神は、多須玉依姫命(たまよりひめ)を祀ります。賀茂別雷神(かもわけいかずちのみこと)のご母神ですね。

美しくなるだけでなく、縁結びの神様としても知られているので、女性だけでなくカップルでの参拝も多く見られました。

「女性守護 日本第一美麗神『河合神社』」の文字が見れます!ワクワクします…

境内に入ると、木々に囲まれた社殿が見れます。凛とした空気を感じます♪

現在の社殿は、下鴨神社の1699年の式年遷宮の際に古殿舎を修造したものだそうですが、今でもとっても美しいです。ご祭神は玉のように美しいといわれている玉依姫命(たまよりひめのみこと)。身も心も美しくなれますように…と祈ります!

摂社には「貴布禰神社」でご祭神は「高オカの神」水の神さま。そして末社の「壬部社(とうべのやしろ)」古名は「専女社(とうめのやしろ)」があります。ご祭神は八咫烏命で食物を司る神です。八咫烏といえば、日本サッカー協会のシンボルでも知られてますね。

「諏訪社」「みち社」「稲荷社」「竃神」「印社」「由木社」の6つの末社が入った「六社」もあります。

河合神社の末社としてもう一つ「三井社」も門の外にありました!

お守りなども多種多様です!

また、鴨長明がこちらに晩年、「栖(すみか)」として自案・自作の草庵を構えた場所でも知られてます。鴨長明とは、下鴨神社の神官の家に生まれ、その職に就くことを望みながらも就けず、平安後期から鎌倉初期の歌人、随筆家として活躍します。

その庵は、いまは境内整備中で、移籍中だそうで見れませんが、以前は草庵をみることができましたよ。草庵があったそばに、「戦勝記念 日露戦役褒美ノ砲弾」と書かれた砲弾がありました。日露戦争で使われた砲弾だそうです…

それでは、早速「鏡絵馬」を奉納したく思います。

売店で「鏡絵馬」をいただき、隣のお化粧室で絵を書きます。その書き方は、丁寧に説明書がありましたので、その通りに従いましょう。

出来上がったら、社殿の横にご奉納させてもらいます。本当に様々なお顔がそこには飾られてました。皆様の願いを切に感じます…

ふと社殿に再度目を向えると、カラスが上を舞っていました。八咫烏さんでしょうか?w

帰るときに、「かりん美人水」をいただきました。さっぱりスッとします♪暑い日には嬉しい飲み物ですね♪

美人祈願をして、糺ノ森でパワーチャージして、縁結びしていただけるなんて、素晴らしい経験をさせてもらえることに感謝です♪

「高津商会」でもお世話になった「日本映画の発展」に尽力した「目玉のまっちゃんの像」も、近くの葵公園の中にありますよ〜

河合神社
京都市左京区下鴨泉川町59
075-781-0010

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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