Yahoo!ニュース

【京都市】左京区「京都三大祭」の一つ『時代祭』が10月22日に開催♪御所から平安神宮へ〜

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都三大祭」の「時代祭」が10月22日(土)に行われます(雨天順延)♪

時代祭」は、上賀茂神社・下鴨神社の「葵祭」、八坂神社の「祇園祭」と並ぶ「京都三大祭」のひとつで、「京都平安神宮の大祭」です。

「平安神宮」といえば、岡崎エリアにある朱色の大鳥居と綺麗に整備された境内が人気。修学旅行生や観光客がいつも絶えません。

「平安神宮」の創建と「平安遷都1100年」を奉祝する行事として、1895年(明治28)に始まった「時代祭」。千年以上にわたって培ってきた京都が「都」としての伝統工芸技術の粋と美しさを、「動く歴史風俗絵巻」として体現したものです。

2019年 御所にて
2019年 御所にて

毎年遷都の日である10月22日に行われる「時代祭」では、約2000人の市民が、各時代の衣装や小道具を持って練り歩く姿は圧巻!

2019年 御所にて
2019年 御所にて

明治維新から平安時代へとさかのぼる時代行列となってます。

厳密な時代考証をもとに作製された"本物"であるところにその特徴があります。(HPより)
明治維新によって著しい衰退を見せた京都の町おこし事業の集大成として平安神宮が創建され、そこに寄せられた人々の熱意の象徴として、まったく同じ意志のもとに創始されたのが時代祭です。

7:00 時 代 祭
祭典には平安講社総長・奉行が参列し、平安講社を代表して総長が祭文を奏上します。
8:00 神 幸 祭
2基の御鳳輦に御霊代をお遷しし、午前9時に行列を整えて神幸列が本宮を進発、行在所に向かい、午前10時頃建礼門前行在所に到着します。
10:30 行在所祭
崇敬者並市民代表が参列し、神饌講社(京都料理組合)より神饌が献じられ、白川女の献花奉仕があります。      
12:00 行 列 進 発
16:00 大極殿祭並還幸祭
全行列到着後、御鳳輦を大極殿へ奉安し、延暦文官参朝列の三位が代表で祭文を奏上します。続いて御霊代をご鳳輦より本殿にお遷しして祭典を終了します。

明治28(1895)年、第4回内国勧業博覧会が京都で開催された際に創建された「平安神宮」。

22日の神幸祭では2基の御鳳輦に御霊代をお遷し、午前9時に行列を整えて神幸列が本宮を進発、行在所に向かい、午前10時頃建礼門前行在所に到着します。この神事がまた神秘的♪

昨年行われた、「時代祭」装束の展示について書いた記事があるのでどうぞご参照くださいませ→【平安神宮】京都三大祭りの一つ「時代祭」装束の展示

今年は、招待券を各地お祭りなどで大名行列などお手伝いしている「高津商会」からもらえたので時代装束や小道具などの勉強に行ってきます♪

家族揃って「時代祭」を見に行けることに京都人としてすごく嬉しく思います♪ (ちなみに私の名前は平安神宮よりいただきました…感謝!)

平安神宮
〒606-8341 京都市左京区岡崎西天王町97
TEL:075-761-0221 / FAX:075-761-0225

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

高津商会RICAの最近の記事