保冷剤を長持ちさせる方法~比較したら1~2時間長く保冷しました《お弁当対策》
こんにちは。
今日は保冷剤シリーズ第3弾です(笑
ちなみに第一弾はこちら
「夏のお弁当の保冷剤」何個入れる?何時間もつ?試してわかったホントのところ。
第二弾はこちら
夏のスープジャーと保冷剤とお弁当。保冷バッグに一緒でも大丈夫?
保冷剤についていろいろ実験してみて感じたことなんですが、保冷剤は一旦溶け出すと温度上昇するのが早いです。
いかに溶け出すまでの時間を稼ぐかが重要なんですが、いろいろなサイズで試していると、「薄い保冷剤ほど早く溶ける」という傾向があるように思えました。
それで実験しました(笑
実験方法
実験に使ったのは150gサイズの保冷剤。例によって100均で購入したものです。
2つ入ってます。厚みはそれほどなく薄いです。
少し横から撮るとこの通り。
パッケージには「使用可能時間:3時間」とあります。
この保冷剤を、一つはそのまま、一つは折り曲げて冷凍しました。
2つとも同じ150gの保冷剤ですが、果たして保冷時間に差は出るのでしょうか?
なお、実験は別日に行っています。
室温が違うので、《そのまま冷凍》は2回試してみました。
《結果》折り曲げた方が1~2時間長持ち!
実験結果は以下の通りです。
20度を基準にした場合、折りたたんだ方がそのまま使うよりも1~2時間も長持ちという結果でした。
《そのまま冷凍1回目》
「折りたたんで冷凍」よりも2時間も早く溶けています(といってもパッケージの記載通り)。室温が32度~33度と高かったのも影響しているかもしれません。
《そのまま冷凍2回目》
こちらは1回目よりは1時間長持ちしましたが、それでも「折りたたんで冷凍」よりは1時間も早く溶けてしまいました。ちなみに室温は「折りたたんで冷凍」の時よりも低く推移してこの結果です。
というわけで、今回の3回にわたる実験では、
「折りたたんだ方が溶けにくく長持ちする」
という結果になりました。
折りたたんだ方が長持ちする理由
今回の実験の結果を受けて、「これは面白い結果が出た」と理系に進んだ2人の娘に話してみました。
「保冷剤を折り曲げて凍らせた方が長持ちするんよ!」
「すげー発見じゃろ!?」
「この現象を科学的に説明できる?」
二人とも一瞬キョトンとした顔をしましたが、すぐに理由を教えてくれました。
「そりゃそーじゃろ。」
「折りたたんだ方が表面積が少なくなるじゃん」
「空気に触れる面積が少ない方が長持ちするに決まってるじゃん。」
な、な、なるほど・・・。
さすがリケジョ。
そんな当たり前の話なら公開するのをやめようかと思ったんですが、せっかく実験したのでここに公開します。
「保冷剤は重さ同じなら折りたたんだ方が長持ちします!」
ただ折りたたむのではなく、保冷剤の厚みが出るように折りたたむと効果的です。
私と同じように「へぇ知らなかった!」という人がいることを祈ります。。。
参考:実験写真
そのまま冷凍1回目
そのまま冷凍2回目
折りたたんで冷凍
以上です。
ありがとうございました。
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