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冷やし中華弁当~くっつかない!昼まで冷たい!いろいろ工夫しました。

kuratabaお弁当パパ

こんにちは。

今日は、先日作った冷やし中華弁当のご紹介です。

作り方自体は簡単ですが、麺がくっつかない工夫や食中毒にならない対策など頑張りました。

麺がくっつかない工夫

冷やし中華の麺がくっつくのは、麺の表面が水分を吸って糊化するためです。

そこを意識して「くっつかない工夫」をすれば、麺はほとんどくっつきません。

《冷やし中華の麺をくっつかせない3つの工夫》

・麺の表面の水分をできるだけふき取る

・ごま油をまぶす

・一口サイズの小分けにして盛り付ける

冷やし中華に限らず麺はくっつきやすいですよね。

何の工夫もなしにお弁当に入れると、十中八九、お昼にはひと塊にくっついています。

そうなると、
「食べにくいんですけど!」
と娘から小言をもらうことになります。

《工夫その1》麺の表面の水分をできるだけふき取る

キッチンペーパー越しに麺を持ち上げては落とし、持ち上げては落としを繰り返していくと、だんだんと麺の表面の水分が少なくなっていきます。

水分は麺が伸びる原因でもありますから、お弁当に入れる際はざっとでもいいのでふき取ります。

《工夫その2》ごま油をまぶす

ピンボケすみません。。。
ピンボケすみません。。。

水分を拭き取ったら、次にごま油を麺全体にまぶします。

上からごま油をザーッとかけ、箸でごま油が麺全体に行きわたるように混ぜます。

《工夫その3》弁当箱には小分けにして詰める

水分を拭き取ってごま油を全体にまぶした段階でかなりくっつきにくくなっていますが、お弁当箱に詰める段階で最後の一押しです。

一口分くらいずつ小分けにして詰めていきます。

ひとまとめでドカッと入れるよりはくっつきにくくなります。

食中毒対策

食中毒対策はただ一つです。

「温度が上がらないように保冷剤をたくさん入れる!」

保冷剤はたくさん入れればそれだけ保冷時間が長くなります。

特に今回は冷やし中華なので遠慮なく入れました。

下と上、両方に入れればお弁当箱の中もしっかり冷えて傷みにくくなります。

見えにくいですが、下にも上にも保冷剤を2個~4個くらいずつ入れています。
見えにくいですが、下にも上にも保冷剤を2個~4個くらいずつ入れています。

保冷剤についてはいろいろ実験したので、こちらの記事も参考にしてください。

「夏のお弁当の保冷剤」何個入れる?何時間もつ?試してわかったホントのところ。

夏のスープジャーと保冷剤とお弁当。保冷バッグに一緒でも大丈夫?

では、次に作り方です。

作り方

冷やし中華

《材料》
市販の冷やし中華セット
ハム
かにかま
スライスチーズ
枝豆
コーン
ゆで卵
きゅうり

上に乗せる具材を用意します。

大体の具材は千切り、ゆで卵はスライス、コーンは軽く炒めて少し焦げ目をつけました。

具材が用意できたら麺を茹でます。

今回もパッケージの指定より30秒くらい早めにあげてすぐに水(水道水)でしめました。

後は上でご紹介した通りです。

キッチンペーパーで水分を拭き取り、ごま油をまぶし、一口分くらいずつ弁当箱に入れていきます。

冷やし中華の盛り付け方

まずはハムを向こう側に一列盛り付けます。

できるだけ縦に揃えて入れた方がキレイに見えますね。

次にゆで卵を三角形のような形で盛り付けます。縦に3つ並べても、横に3つ並べてもいいと思います。

ゆで卵の下側にきゅうりを盛り付けます。少し上側がはみ出るように入れるのがミソです。

きゅうりとゆで卵の横に大葉を敷きます。

大葉の上にキムチを乗せます。ハムのピンクに重なるように緑の大葉を敷き、その上に赤みのあるキムチを乗せる。
大葉は彩りを良くするのと同時にキムチの汁気を受け止める役目もあります。

緑色の枝豆は黄色いゆで卵の手前へ。

枝豆の横にはカニカマ。

カニカマの横には黄色のコーン。ちなみに、カニカマとコーンの場所が逆だったら、黄色いゆで卵の前に黄色いコーン、赤いキムチの前に赤いカニカマとなり、彩りがぼやけてしまいます。

きゅうりを追加してゆで卵の背面にずらっと並べました。

入れ忘れていたスライスチーズを大葉とハムの間に。

最後、ミニトマトをゆで卵の隣にねじ込んで、、、

完成です。

豚もやしスープ

スープは豚もやしスープです。豆板醤でピリ辛仕様です。

豚肉をごま油で炒め、火が通ってきたらにんにくチューブ、しょうがチューブ、豆板醤で下味をつけます。

豆板醤は油で炒めると絡みと風味が増します
豆板醤は油で炒めると絡みと風味が増します

水を入れてひと煮立ちさせ、調味料を入れていきます。

水600ml
鶏がらスープの素大さじ1/2
麺つゆ大さじ1/2
味噌大さじ2

豆もやしとニンニクの芽を入れて火が通れば完成です。

作るとこ動画

それでは作るとこ動画です。

食べた感想

次女
「美味しかった。チーズが地味に効いてたな。」

パパ
「冷やし中華はきちんと冷えてた?」

次女
「大丈夫。ちゃんと冷たかった。」

パパ
「スープジャーまで冷たくなってなかった?」

次女
「スープジャーはいつもくらいの温かさで美味しかったよ。」

パパ
「おー、なら今日はバッチリじゃな。」

次女
「いや、あのな、、、」
「冷やし中華のタレが結構残ってな、弁当箱のフタはちゃんとしめたんじゃけどな、、、」
「帰る途中で弁当バッグの中に派手に漏れたんよ。クサイクサイ」
「明日もお弁当やけん、今晩のうちに弁当バッグ洗って乾かしといてな。」
「よろしく~」

まとめ

というわけで、冷やし中華弁当のご紹介でした。

麺弁当は「伸びるし」「くっつくし」で作る側も食べる側も警戒モードになりがちなんですが、水分を拭き取ればそこまでひどい伸び方もしないですし、ごま油をまぶせばくっつき防止にもなります。

保冷剤も冷やし中華なら思う存分入れればいいですし、スープジャーは保冷剤がたくさん入っていてもしっかり保温してくれます。

冷やし中華とスープの組み合わせは夏場にはおすすめです。

お弁当パパ

2016年、娘の中学入学をきっかけにお弁当を作り始めました。倉敷市在住。50歳界隈のお弁当パパです。

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