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持ち手を折り畳んでスマート収納!鋭い金属刃だから挽き時間もかからない手動コーヒーミル!

栗田有眞 / ORIFFEEコーヒーライフクリエイター

自分だけの珈琲時間に使いたい手挽きミル。

ハンドルは折りたたみ式。キッチン周りの隙間にもコンパクトに収納でき、金属刃を備えてるためコーヒー豆も綺麗に挽ける TIMEMORE (タイムモア)コーヒーミル『NANO』。僕が持ってる小型のミルの中では唯一、定期的に使ってる。

価格は14,500円 (税込) と、この手のミルでは勇気のいる価格帯ではある。けれど、ミルはコーヒー器具の中でも最も使用頻度が高いという特性を考えると、ちょっと奮発してみるのはいかがだろうか。

小さいけどスゴい!TIMEMORE (タイムモア) のコーヒーミル『NANO』

こちらが今回紹介したい TIMEMORE のコーヒーミル『NANO』。女性の手でも包み込むように握れるサイズ感にも関わらず、ステンレス刃を採用している。 "切る" ように豆を挽くので、コーヒー粉の大きさが均一になりやすいのが特徴だ。

また専用の巾着型ポーチも付いてくるため、アウトドアにも向いてそう。初めてコーヒーミルを買います!という人には嬉しいミルブラシも付いてくる。

(c) 2021 TIMEMORE
(c) 2021 TIMEMORE

カラーは「ホワイト」と「ブラック」の2色展開。同ブランドのスケールと違い、色により価格が変わらないので好みのカラーを選べるのも嬉しいポイント。

収納よし、見た目よし。折りたたみ式ハンドル

デザイン性と実用性、どちらの視点で見てもとても魅力的なのが折りたたみ式ハンドル。

この手のコーヒーミルは通常、ハンドルを蓋から外して付属のホルダーに収納するか、豆を挽く状態で収納することになる。けれど、見た目や収納力に欠けてしまうデメリットがあった。

その点 NANO はハンドルをキュッと引っ張り、90度に曲げるだけでコンパクトに収納可能。キッチンの空いたスペースに置くのもよし、棚の一角にドリッパーなどと一緒に陳列してみてもオシャレだと思う。

刃はステンレス。挽き心地、粒度も悪くない

冒頭でも話したとおり、セラミック製の刃が砕くようにコーヒー豆を挽くのに対し、金属刃は切るようにして挽くので一粒一粒の大きさが均等に揃いやすい

大きさにムラがあると味わいにもムラができてしまうため、金属刃はやはり魅力だ。

実際に挽いてみるとこんな感じ。オールラウンドのミルにはよくあることだが、粗挽きはやはり大きさにムラがある印象。とはいえドリップに適した中挽き・中粗挽きは綺麗に揃っていた。微粉も多いとは感じなかった。

まとめ

こんな感じで TIMEMORE のコーヒーミル『NANO』についてレビューしてみた。通常、小型ミルはハンドルは取り外して収納し、セラミック製の刃を採用しているイメージがあった。そのためデザイン性に欠け、粉も均一に挽きにくいネガティブな印象。

NANO は値段こそ少しするものの、コンパクトに収納でき、鋭利なステンレス刃を採用し均一に挽けるのが素晴らしい。容量は最大15gと少なめなので、自分用にNANOを使ってみてはいかがだろうか。

▼ブログ『ORIFFEE』でもご紹介

小さいけど、すごい。持ち手も折りたためる TIMEMORE (タイムモア) のコーヒーミル『NANO』レビュー

▼この記事で紹介した商品

TIMEMORE / コーヒーミル『NANO』-Yahoo! ショッピング

コーヒーライフクリエイター

月間5万人のコーヒー好きが読むレビューメディア『ORIFFEE (オリフィー)』を運営。普段はフリーフォトグラファー&ライター (https://yumakurita.jp/) として活動しています。coffee | lifestyle | interior | 毎日が楽しくなるコーヒーライフをお届け。

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