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ハンドドリップのために開発されたコンパクトIHプレートでコーヒーを淹れてみた。感想とか

栗田有眞 / ORIFFEEコーヒーライフクリエイター

デザイン性の高いコーヒープロダクトを展開するブランド「Beasty Coffee by amadana」のIHプレート。

見た目は至極コンパクト。ハンドドリップのために開発されたそうだ。出っ張り部分は火力調節を行うノブのみなので、スムーズに立てて収納ができる。

先月送って頂いたので、「アナログケトルを使ってのハンドドリップは快適になるの?」「使ってみて圧迫感は?」「沸騰は速い?」という点を中心に、使ってみた感想をレビューしていこう。

Beasty Coffee のコンパクト IH プレート、外見レビュー

こちらが今回紹介したい Beasty Coffee by amadana のIHプレート。早速だが、使ってみてほぼ圧迫感はなかった。サイズは幅18.5×奥行19.5×高さ5.5cm。低い高さと20cm以下の短い横幅により、場所を選ばずに収納しやすい。

ノブを回すと100~800Wの8段階で火力設定ができる。ガラスでコーティングされた表面は、汚れが付いても取りやすいのが特徴。価格は12,800円 (税込) と相場より少し高めだが、納得のデザイン性と機能性だった。

実際に Beasty Coffee のIHプレートを使った感想

沸騰スピードは?

800Wの火力設定で、沸騰スピードを測ってみた。環境は室温24度、水温22度 (400ml)。そして結果は3分28秒と、かなり良い結果となった。参考までに、ハイエンドな電気ケトル「FELLOW (フェロー)」は3分22秒だった。

ハンドドリップ環境での測定結果 & レビューとなってしまい申し訳ないが、コーヒーのある暮らしを送る上では全く問題ない使用感だろう。

なお余談だが、保温のような効果を得るのは難しかった。ドリップの目安となる温度に到達したら、電源を切るのがおすすめだ。

アナログケトルでのドリップが快適になった

これまでアナログケトルを使ってて面倒だったのは、沸騰させたお湯をドリップケトルに注がないといけないこと。移す間にドリップに適した湯温に下がるので良いのだけど、それでも面倒だ。

その点 IH プレートを使うと、ケトル内で沸騰させることができてすぐにドリップをスタートできる。使わない時は収納して置けば良いので、やはり使いやすい。

ただし、一旦沸騰するとコーヒーに適した温度(83~93度)ほどまで下がるのを待つか、加水しないといけない。なので温度をしっかり確認するためにも温度計はあった方が良いだろう

ファンの音は気になる

使ってて一番気になったのがファンの音。これは仕方ないのだろうけど、静かにドリップしたい人にとっては気になるかも。

まとめ

こんな感じで Beasty Coffee by amadana のIHプレートをレビューしてみた。スペースも取らず沸騰スピードも速かったので、日頃アナログケトルでドリップする人にはすごくおすすめだ。

またハンドドリップのために開発されたとのことだが、そもそもは IH なので鍋をのせることも可能 (直径が11~14cm以内) 。気になる人はぜひチェックしてみてほしい。

▼ブログ『ORIFFEE』でオリジナル記事を読む

ハンドドリップのために開発された『Beasty Coffee』の IH プレートって、使いやすいの?レビュー - ORIFFEE

▼今回紹介した商品

Beasty Coffee by amadana | IHプレート - Yahoo! ショッピング

コーヒーライフクリエイター

月間5万人のコーヒー好きが読むレビューメディア『ORIFFEE (オリフィー)』を運営。普段はフリーフォトグラファー&ライター (https://yumakurita.jp/) として活動しています。coffee | lifestyle | interior | 毎日が楽しくなるコーヒーライフをお届け。

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