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【京都市北区】2024年大河ドラマ「光る君へ」主人公 紫式部ゆかりのスポットを発見

まーち京都コーディネーター/ライター(京都市)

京都コーディネーターのまーちです。
2024年1月スタートよりNHK大河ドラマ「光る君へ」がスタートします。大河ドラマ「光る君へ」の主人公は世界最古の長編小説と言われる『源氏物語』作者である紫式部。今回は京都が舞台ということあり、すでに京都でも撮影が始まっているそうです。今日は少し先取りして、紫式部ゆかりのスポットをご紹介します。

場所は、京都市北区の紫野エリア。
北大路堀川交差点から堀川通を少し南へ進んだ西側に「紫式部墓所」があるのをご存知でしょうか?

子どもの頃に「この場所に紫式部のお墓がある」と父に教わっていましたが、現地に来るのは数十年ぶり?で、久しぶりに訪問しました。

昔は草木が生い茂りもっと暗い印象だったのですが、近年はお墓まわりはきれいに整備されています。が、訪れる観光客はほとんどいないようで本当にひっそりしています。堀川通にある入口から、奥に進むと紫式部のお墓が見えてきました。

こちらが紫式部のお墓です。近くの大徳寺真珠庵には「紫式部産湯の井戸」があったり、晩年はすぐ近くの雲林院で過ごしていたという紫式部。いつもは何気なく通っている紫野エリアも、あの有名な紫式部ゆかりの地であることに気がつきます。

そして、紫式部のお墓の横には、これまた京都では有名人「小野篁(おののたかむら)」のお墓がありますよ。小野篁といえば、平安時代に昼間は役人として、そして夜は閻魔大王の補佐役としてこの世と冥土を行き来していたという伝説の人物。「六道の辻」にある六道珍皇寺には、篁が冥土通いに使ったという井戸が残っていますね。
紫式部と小野篁のお墓が並んであるというのも、諸説あるようで、なんとも京都らしく面白いスポットだなと今回感じました。

来年の大河ドラマスタートまではまだ半年ほどあります。ぜひ歴史好きな方はこちらの墓所を含め京都市内の「紫式部ゆかりの地めぐり」をされてみてはいかがでしょうか?

紫式部墓所
住所:京都市北区紫野西御所田町

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京都コーディネーター/ライター(京都市)

京都生まれ京都育ち。2014年より京都観光サイト運営を担当し、京都情報の発信を始めました。10年の東京生活を経て京都へUターン。現在は京都暮らしを満喫しつつ、「京都コーディネーター」として京都観光アドバイス、京都暮らしの始め方、京都新規出店アドバイスなどを行なっています。京都ならではのスポット、グルメ、伝統工芸、アート、自然など、京都の街の魅力を発信していきます。

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