寝屋川市池田のモトランドに新規オープンした「鶏soba座銀」。人気ラーメン店が寝屋川にも出店したと話題になりました。

2024年2月にグランドオープンしてから2ヶ月が経ちますが、いまだに行列が絶えません。今回はそんな「鶏soba座銀」寝屋川店の様子をお届けします。

鉄板！看板メニューの「鶏soba」

まず、鶏soba座銀といえばこの「鶏soba」。人気の看板メニューです。

類を見ない大きなチャーシューと、たっぷりのゴボウがインパクト大なラーメンです。

「鶏soba」の最大の特徴は、なんといってもこのスープ。クリーミーで上品な味わいで、ラーメンの常識が覆されます。

この「鶏soba」ももちろんおいしいのですが、ここ寝屋川店には地域限定メニューもあるのだとか。せっかくなので、その寝屋川店限定メニューも頼むことにしました。

えっ、海苔！？　寝屋川店限定「貝と魚介出汁のsoba」

そして出てきたのがこちら。えっ…？　海苔ですか…？

なんと大きな海苔がラーメン鉢に覆い被さっています。もちろん、ちゃんと中にラーメンが入っています。店員さんがおっしゃるには、「海苔を取ったときの香りをお楽しみいただけるように」とのこと！

では、少しずつ取っていきますよ〜！　ギフトボックスのフタを開けるみたいでワクワクしますね。

なんだかトッピングがたくさん！

おお〜！　海苔を取っていくと、トッピングに使われている柚子の爽やかな香りが漂ってきました。出汁のやさしい香りも鼻先をかすめます。

完全に海苔をオープンした状態がこちら。「鶏soba」とは異なる、澄んだスープです。4種の魚介から取ったという出汁と貝の旨みとが凝縮されていて、口当たりがやさしいですね。

国産小麦粉から作ったという細麺に、しっかりとスープが絡みます。

よく見ると、メンマも細めに切られていました。それ自体の味が強すぎないため、ラーメンの味わいを壊しません。メンマや海苔をスープに浸しながらいただくとおいしいです。

さっぱり系のラーメンなので、食べ終わりまで胃がもたれることもなく、魚介の旨みを感じられる一杯でしたよ。

「鶏soba座銀」寝屋川店で頼めるメニューはこちら！

メイン料理は、今回ご紹介した以外にも「鶏つけsoba」「鶏白湯混ぜsoba」があります。トッピングやサイドメニューも用意されていますが、その種類は意外にもシンプル。限られたもので勝負していくという心意気を感じます。

なお、店員さんによると「貝と魚介出汁のsoba」と「ゴボウ増し」を頼んだ場合、別添えでゴボウがついてくるそう。寝屋川店限定メニューもゴボウも食べたい！　という場合は試してみてもよさそうです。

「鶏soba座銀」のおもてなし精神

ところで、特記しておかなければならないのは「鶏soba座銀」のおもてなし精神についてです。入店と同時に元気な挨拶が聞こえてきますし、退店に至るまですべての接客が丁寧。店内の待合スペースにも子連れ客への配慮が書かれていたように、どんな人にも心置きなく過ごしてほしいというおもてなしの精神を強く感じました。

店内もシックで落ち着いた雰囲気になっています。くつろげるソファ席があるほか、カウンター席でも隣の席との間隔が広めでゆったりと座れますよ。

「大切な人を連れて行きたい店」をコンセプトに掲げているだけあって、風味・接客・空間のすべてを上質なものにしたいというのが伝わってくるお店でした。