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【京都市伏見区】墨染寺の向かいにある昭和レトロな雰囲気漂うお好み焼き屋さん

松田洋平ライター(京都市)

伏見区の墨染にあるお好み焼き・焼きそばの「だるま」をご紹介します。

店主は「長くやってるだけのお好み焼き屋ですよ」と笑いながら話しますが、創業はなんと半世紀前とのこと。

昭和レトロな雰囲気が漂う居心地の良い空間で食事を楽しめるお店です。

お店の外観

京阪・墨染駅から墨染通りを西へ150メートル。“桜寺”として知られる墨染寺(ぼくせんじ)の向かいにお店はあります。

「だるま」の外観
「だるま」の外観

営業時間中にお店の前を通ると、中からお好み焼きの良いにおいが漂っています。このにおいに誘われるようにお店に入るお客さんは、きっとわたしだけではないはず。

看板の文字にも味がある
看板の文字にも味がある

店内のようす

ガラガラと引き戸を開けて中に入ると、右側にテーブル席、左側に小上がりがあります。

テーブルを囲む年季の入ったイスがお店の歴史を感じさせますね。テーブルは3卓。

テーブル席
テーブル席

小上がりも3つに区切られています。

小上がり
小上がり

おすすめのメニュー

お好み焼きと焼きそばがメイン。それぞれ、豚・とり・肉・イカ・エビ・ミックスなどの具材を選べます。

ご飯・お味噌汁付きの定食や一品ものもあります。

「料金は変わるかも知れんから」とのことで掲載はできませんが、どのメニューもお財布にやさしい料金設定です。

お好み焼き 豚玉

この日は、一番注文が多いという「お好み焼き 豚玉」に。王道ですね。

お店の混雑具合によって異なるそうですが、この時は店主がテーブルで具材をかき混ぜ、目の前でお好み焼きを焼いてくれました。

店主が焼いてくれる
店主が焼いてくれる

鉄板の上でお好み焼きが焼き上がるのを待ちながら店主と世間話。「今はスマホがあるから、外国人観光客が来ても大丈夫なんですよ」と店主はにこやかな表情を浮かべます。

店主のこういう雰囲気が、長年にわたり愛されている理由なのかも知れません。

8〜10分ほどでお好み焼きができました。

お好み焼きが完成
お好み焼きが完成

食べやすい大きさに切り分けていただきます。

食べやすい大きさに切り分ける
食べやすい大きさに切り分ける

表面はパリッと焼き上がっており、中はほふほふ。だしの効いた、これぞお好み焼きといった安心感のある味わい。

テーブルの上に甘口ソース、辛口ソース、鰹節、青のりが用意されているので、途中で“味変”も可能です。

途中で“味変”することもできる
途中で“味変”することもできる

長イモ鉄板焼き

わたしのお気に入りの一品メニューが「長イモ鉄板焼き」です。

1センチほどの厚さにカットされた長イモに、店主が醤油で味付け。ジューッという音を立てながら香ばしいにおいが広がり、食欲がそそられます。

 分厚くカットされた長イモ
 分厚くカットされた長イモ

長イモのシャクシャクとした食感、醤油が少しこげたにおい。一度食べはじめると止まらなくなってしまうほどの美味しさです。きっとお酒のおつまみにも合うと思います。

長イモ鉄板焼き
長イモ鉄板焼き

お店の情報

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だるま
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住所   |京都市伏見区墨染町736
電話番号 |075-641-6772
営業時間 |11:30〜21:00
定休日  |木曜日

ライター(京都市)

人気の観光地として国内外から多くの人が訪れる京都。長く暮らしていても、意外と見過ごしている魅力がたくさんあります。身近にある歴史的なスポットや京都ならではのグルメ情報をお届けします。

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