2022年12月23日（金）〜2023年2月28日（火）の期間に開催されていた「冬のあったかすいぞくかん」が大好評につき3月24日（金）まで延長されています。

なかでも「くらげのあかりたち」は、交流プラザの天井に装飾された約60個の「クラゲランプ」が幻想的な空間を演出し、見る人の心を癒してくれます。

3月に入り、ぽかぽかと暖かい日が増えて来ましたが、ぜひ“京都水族館の冬季限定イベント”に足を運んでみては？

20種類のクラゲをモチーフにした幻想的なランプシェード

「冬のあったかすいぞくかん」の一番の見どころが交流プラザの「くらげのあかりたち」です。

「わー！　でんきがくらげになってるー！」と小さな子どもたちが天井を見上げたり、自撮りをするカップルがいたり、お客さんが思い思いの時間を過ごせる空間です。

装飾されているクラゲランプは、実際に京都水族館で飼育されているクラゲのうち20種類がモチーフになっています。

展示パネルと照らし合わせながら、「このランプはどのクラゲがモチーフかな？」と探してみるのも楽しいですね。

こちらのランプは「アトランティックベイネットル」でしょうか。

これはわかりやすいですね！「イオリクラゲ」をモチーフに製作されたクラゲランプです。どのクラゲがモチーフになっているのかがわかるとうれしくなります。

「くらげのあかりたち」の一角に設置された「くらげ漂うミラー空間」も、ぜひ体験してほしい魅力的なスペースです。少し入口がわかりにくいかも知れませんので、お見逃しなく。

約3メートル四方の部屋の中は、鏡に囲われており、クラゲランプの 灯りが無数に広がっています。「夜の海をクラゲと漂うような幻想的な空間」をイメージされているそうです。

一歩足を踏み入れると、圧巻の光景に思わず写真を撮りまくってしまいます。あとでスマートフォンに保存された写真を見るのも楽しくなりますよ。

クラゲランプの展示が見られる「冬のあったかすいぞくかん」は3月24日（金）まで開催しています。

約30種・5,000匹のクラゲが展示されている「クラゲワンダー」

入口から順路通りに進むと、「くらげのあかりたち」よりも手前にある「クラゲワンダー」。

ここでは約30種類・5,000匹のクラゲが展示されています。

クラゲの生態に合わせてさまざまな水槽で展示されていますが、なかでも360度パノラマ水槽「GURURI（グルリ）」は子どもから大人までだれもが楽しくなる水槽です。

アーチ状の入口をくぐって内側に入ると、360度水槽に囲まれている不思議な空間となっています。この水槽には約1,500匹のミズクラゲが漂っているそうです。

もちろん「くらげのあかりたち」でクラゲランプのモチーフになっているクラゲも展示されています。

わたしはクラゲランプを見たあとに、ついつい「クラゲワンダー」まで引き返してもう一度見てしまいました。

長く伸びる触手が特徴的な「アトランティックベイネットル」。

赤い触手とフリル状の口腕（こうわん）が独特な「パシフィックシーネットル」の水槽は赤く照らされています。

小さくてかわいい「キャノンボールジェリーフィッシュ」もクラゲランプのモチーフになっていましたよ。時間を忘れていつまでも見入ってしまいます。

飼育スタッフの視点でつくられたという「クラゲワンダー大図鑑」や「クラゲ別キャラ診断」も、独特のコメントがおもしろく、立ち止まってじっくりと読みたい展示パネルです。

館内のショップでは「クラゲクッション」をはじめ、クラゲグッズもたくさんの種類が販売されていました。連れて帰りたくなるグッズばかり！

展示企画「Happy3 Penguins（ハッピーハッピーハッピーペンギンズ）」も開催決定

京都水族館で昨年末に誕生した3羽のケープペンギン「さい」「れい」「みぶ」の成長記録の映像や成長過程をわかりやすくまとめたパネルが展示される「Happy3 Penguins（ハッピーハッピーハッピーペンギンズ）」が開催されます。

3月24日（金）までは「冬のあったかすいぞくかん」も開催されているので、見どころがいっぱいですね。

京都水族館の行き方

京都水族館の最寄駅はJR山陰本線・梅小路京都西駅で、徒歩約7分です。

ですが、京都駅（中央口）から歩いて行くのもおすすめです。

京都駅から京都水族館までの道にはさまざまなモニュメントが設置されており、それを探しながら歩くのも楽しいですよ。京都駅からは徒歩約15分で到着します。

ぜひ、京都水族館で、クラゲに満ちあふれた癒しの時間を過ごしてください。