京阪・七条駅から徒歩5分、アクセス抜群の京町家「きっさこ和束（わづか）のレンタルスペース」をご紹介します。

店名の「きっさこ」とは、「どうぞお茶でも召し上がれ」という意味の禅語だそう。京都府南部にあるお茶の産地・和束に住む店主が営む日本茶カフェです。

その一角をレンタルスペースとして提供されており、茶道教室や書道教室、写真撮影などで利用するお客さんが多いとか。人気の秘密は、築100年以上という歴史ある京町家の趣。京都市の「京都を彩る建物や庭園」にも選定されています。

「京都を彩る建物や庭園」にも選定された築100年以上の京町家

「もとは亡くなった主人の実家なんですよ」と店主が話す、この京町家は明治時代に建てられた築100年以上の建物。

京町家の特徴である「通り庭」や「火袋」などを残しながら、日本茶カフェやレンタルスペースとしての使い勝手が良いようにリノベーションされています。

京都市による「京都を彩る建物や庭園」にも選定。受付には北山杉でつくられた選定証が置かれています。

この京町家の部屋をレンタルスペースとして利用できるのは、なんだか贅沢な気持ちになりますね。

レンタルスペースは2部屋

レンタルスペースとして提供されているのは2部屋です。

• 1階・3畳間：800円／時間〜
• 2階・8畳間：（平日）1,000円／時間・〜（土日祝）1,300円／時間〜

※空き状況や予約方法、設備（ホワイトボードやWi-Fi等）の詳細は「予約サイト」でご確認ください。

1階・3畳間

1階の玄関横にある3畳間は、4人掛けのテーブルが設置されており、カウンセリングや個人レッスンでの利用に向いています。

部屋からは坪庭も見られ、良い雰囲気。

ただ、道路が近く、自動車の音などが気になる用途には向いていないかも知れません。

2階・8畳間

2階にある8畳間は、テーブルが2卓あり、最大8人が座れます。

京町家の趣がある部屋で、茶道教室や書道教室での利用が多いそう。ほかには、ヨガ教室や撮影に使われることも。

「利用者さんにも評判が良くて、継続的に予約してくださるお客さんもおられますよ」と店主。

京町家の雰囲気も、店主の接客も心地良いレンタルスペース

「こっちには茶室もつくってみたんですよ」「このスペースはギャラリーとして利用できないかも考えているところなんです」楽しそうに話してくれる店主の接客が心地良く、リピーターが多いというのも納得です。

京町家にぴったりな企画を考えて利用するのもおもしろそうですね。

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